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2024/02/18
第24回日本財団会長杯
【優勝】片橋幸貴(4677・滋賀)
2月18日(日)「第24回日本財団会長杯」(7日間開催・準優2個制)の優勝戦が行われた。
本来は6日間シリーズの「第24回日本財団会長杯」は2月16日(金)に優勝戦が行われる予定であったが、2月13日(火)及び2月15日(木)が強風高波浪による水面状況悪化のため13日は3R以降、15日は全レースが中止順延となり。当初の予定より2日遅れる形で2月17日(土)に準優勝戦が行われた。開催6日目の準優勝戦は1号艇の小林泰(11R)と2号艇の庄司孝輔(12R)が勝利して、予選2位通過の小林が優勝戦の1枠へと駒を進めた。前記2者の他は、節イチの伸びを武器に予選突破の佐藤悠。準優ともに3着で外枠に並んだ片橋幸貴と和田操拓の滋賀支部勢。準優(12R)で惜しくも逃げ叶わず、インから2着とした荒井翔伍らがラストバトルへ進出。
最終日はシリーズの中でも比較的穏やかな水面コンディションであったが、後半戦に向かって強い「下げ潮」・「追い風」へと推移し、9Rからは安定板装着での競走となった。優勝戦は4号艇佐藤が周回展示中にまさかのアクシデント。4号艇が欠場での状況で開始された。進入は123/56。5号艇片橋がカドからトップS(.07)で飛び出した。イン小林もゼロ台S(.09)で決めるも、壁が薄く片橋の捲りに抵抗しきれず。片橋に叩かれる形でカド受け荒井は後退し、捲り差し狙う和田もターンに入る手前で艇が跳ねて失速。冷静に内を差した庄司が好位置につけた。
バックストレッチは捲り切った片橋が先頭をキープし、そのまま余裕を持って2Mも旋回。ほぼ優勝が確定的な状況となった!後ろは小林が追走し、内差した庄司が3着の位置でレースは進んだ。2周目バックストレッチで3着走る庄司に和田が迫る場面もあったが、庄司が振り切り着を守った。結果5-1-2(48.7倍・22番人気)で7日間のロングシリーズは幕を閉じた。
今シリーズを制覇した片橋は、2021年5月の鳴門以来の優勝となる。レース後はレスキュー艇に乗り水面上に出た片橋がファンへの感謝を伝える姿が見えた。今節の相棒47号機は節序盤から伸び足が目立っていた。S後に伸びて一気捲りや道中全速での抜きといった機力を活かしたレース運びで一時は予選トップ。予選最終日で転覆に遭い、若干の気配落ちはあったが、それでも戦える好脚は維持していた。
直近の着獲りも良く、そのリズムのまま約3年振りの優勝掴んだ片橋。現時点での勝率も6点台後半と、A1級復帰への積み上げは順調。このVを弾みにして更なる活躍が期待される。
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