4月24日 (水)
自転車のまち稲城杯 第48回サンケイスポーツ杯

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GI江戸川大賞 開設61周年記念

2016年9月27日〜2016年10月2日
優勝者:3907村越  篤(香川)

名うての江戸川巧者に加え、SGクラスのトップレーサーが集結した「G1江戸川大賞・開設61周年記念」は、10/2(日)にラストバトルの優勝戦が行われ、1番人気に支持された1号艇の村越篤がインから力強く逃げ切って優勝。特別戦4度目の優出にして、初のG1タイトルを手にした! なお、優勝戦の水面コンディションは、南からの「追い風」4m/sに対し、流れの方も順目の「上げ潮」が40cm/sで絶好と言える状態。インの村越と、中枠の2者(3枠・原田幸哉&4枠・石渡鉄兵)が「コンマ07」のトップSを決めたが、村越が全速で攻めた原田を制して1M先マイ。一瞬、瓜生正義(2枠)の差しが入りかけたものの、村越はエース機のパワーであっという間に突き放し、2Mも先取りに成功。その時点でVが確定した。 一方の次位争いは、1周2Mを全速で回った瓜生が2番差しの石渡を振り切り、次の2周1Mでも、内々を突いてきた原田を冷静に捌いて2着を確保。 そして、地元エースの濱野谷憲吾(5枠)も道中で意地を見せた。1周1Mは原田と握り競りの形になってしまったが、コーナー毎に一歩一歩追い上げると、2周2Mで3番手を走る原田が大きくターンマークを漏らした隙を見逃さず、内に艇を捻じ込み、逆転で3着に浮上した。 さて、今節の前検日は「モーター抽選で誰が18号機を引くか?」という話題で持ち切りだったが、そのエース機を見事引き当てた村越は、「引いた時からプレッシャーでしたよ。前検日は僕自身よりエンジンに対する(カメラの)フラッシュが多かったし(笑)」と優勝者表彰の時に語っていた。「試運転は普通か少しいい程度なのに、本番で物凄く力を発揮する。僕と違って本番に強いエンジンです!」と改めて絶賛した“スーパーエース機”のパワーが栄冠をもたらした。 「ずっと江戸川だけは、どうしても優勝したかった」と言う“江戸川大好き人間”の村越は、当地「16回目」の優出(ただし、1号艇での優出は今回が初)にして、ようやく念願の江戸川初Vを達成。しかも、それが栄えあるG1の周年記念というのだから、喜びも倍増だろう。 また、村越はこの勝利で来春3月に児島で開催される「SGボートレースクラシック」の出場権利を獲得。更には、獲得賞金ランク(男子)も「39位」まで急浮上して、今年11月の「SGチャレンジカップ(大村)」への出場も視界に入ってきた。 「今期からはマイペースで、冷静に走ろうと決めた。できることは限られてますしね」と自然体で臨んだ結果、今期は一般戦でも優出ラッシュと絶好調な村越。今の勢いなら、トップステージでの活躍にも期待が持てそうだ。




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