12月18日 (月)

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第18回日本財団会長杯

2017年10月26日〜2017年10月31日
優勝者:3621天野 晶夫(愛知)

5日間の得点率制で争われた「第16回関東日刊紙ボートレース記者クラブ杯」は、V候補の筆頭格だった須藤博倫の負傷帰郷や、エース機(18号)を引き当てて注目された安田政彦がFに散る波乱もあったが、他の初日選抜組4人は順当にベスト6入りを果たし、予定通り3月7日(火)に優勝戦が行われた。 その最終日は、オープニングの1Rから南寄りのホーム「追い風」が吹いていたが、10Rの直前に真逆の「向かい風」に変化。しかし、11R終了後には再び「追い風」へと変わり、優勝戦メンバーにとっては、非常に仕掛けが難しい条件下での戦いとなった。 そして、レースの方は、ダッシュ勢(荒井翔伍・中越博紀・佐藤大介)が一様にスリットで仕掛け切れなかったのに対し、S展示では立ち遅れていた1号艇の天野晶夫が会心のトップS(コンマ09)を決めた。こうなれば、あとは1Mを漏らさずに回るだけで、センターから全速で攻めた今井貴士(3枠)を気にするそぶりも見せず、イン一気の先マイで決着を付けた! 後続争いは、果敢に攻めた今井の旋回が膨れてしまい、決め差しの江夏満(2枠)も今井の引き波に乗る形となったことで、カドからスムーズに差し込んだ荒井がバック線の最内をスルスル伸ばして、2番手に浮上してきた。 しかし、2Mで内を突いた江夏に対し、荒井は差しに構えたが、大外遅れ差しの佐藤(6枠)まで回してしまったのは誤算だった。引き波を3本も越える形になった荒井に対し、2Mを先手で回していた江夏がホームストレッチでは優勢となり、続く2周1Mで余裕のない旋回になった荒井を、江夏が捌いて逆転の2着。荒井がそのまま3着で続き、本命サイドの決着で幕を閉じた。 さて、1月の浜名湖(一般戦)に続いて今年2回目のV(通算35回目)を飾った天野だが、江戸川は初制覇。当地はほぼ年1ペースの参戦で出場機会はあまり多くないが、過去にも「8回」の優出歴があり、水面が荒れた場合でも、しっかりと波を乗りこなしてきた印象だ。 また、今節は上位機の1つである「14号」とのタッグで、本体パワーの後押しも大きかったが、2日目の前半戦後に施したペラ調整が奏功して、舟足が一気に本格化。欠点のないバランス型に仕上げ切れたことが好結果に繋がった。 一方、事故点がパンパンに膨れ上がる厳しい状況ながら、地元の意地を見せて優勝戦に乗ってきた荒井も、その頑張りには「敢闘賞」を贈りたいところだ。普段は気合がやや空回りしてしまうタイプだが、「無欲で冷静に走れました」とのこと。今回の好結果は、今後を見据えても大きな“糧”となるはずだ。 なお、今後の荒井は、桐生の一般戦と当地の「G1ダイヤモンドカップ」を走ってF休みに入るため、今期(4月末まで)は残り2節。引き続き厳しい状況(=選責事故1回で来期のB2級陥落が確定してしまう)は続くが、今節と同じく「自然体」で臨みたいところ。特に、強力メンバーが集結する月末の当地G1戦では、愛する“純地元水面”の晴れ舞台で粘り強いレースを期待したい!




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