9月24日 (月)

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男女W優勝戦 第41回サンケイスポーツ杯

2017年6月23日〜2017年6月28日
優勝者:4362土屋 智則(群馬)

「G1江戸川大賞・開設62周年記念」は、予選最終日の4日目に地元主砲の濱野谷憲吾をはじめ、池田浩二・平本真之の主力3者がフライングに散る波乱が発生したが、予定通り6/8(木)に優勝戦が行われた。 その最終日の開催は、ホーム「追い風」がやや強まり、終日安定板を装着してレースが行われた。また、風と逆目の「下げ潮」がぶつかって水面が荒れた前半の3Rまでは2周戦に短縮されたが、4R以降は通常の3周戦に戻り、順目の「上げ潮」が入り出した5R以降は、風速こそ強かったものの、まずまずの水面コンディションだった。 そして、迎えたファイナルの優勝戦は、南西からの追い風が「8m/s」に対して、上げ潮が「30cm/s」という条件で、満潮時間が近く水位こそ高かったが、癖のある「うねり」は少ない水面状況で決戦の火蓋が切られた。 なお、直前のS展示では、土屋智則(2枠)とともに、「コンマ06」の好発を決めていた平尾崇典(1枠)だったが、本番レースでは「コンマ30」という致命的な立ち遅れ…。機は“超抜”に噴いていた平尾とは言え、ここまで遅れてしまうと取り返しが付かず、2コースからトップS(コンマ12)を決めた土屋が、平尾を置き去りにして先捲りを敢行! “イン同然”の隊形になった土屋は、追い風が強く「差されやすい」条件ではあったが、冷静にターンマークを回し、捲り差しに入った山田康二(3枠)と、カドから差してきた飯山泰(4枠)をキッチリ封じてバック先行。道中は2番手の山田に迫られる場面もあったが、そのまま先頭でゴールを駆け抜け、歓喜のガッツポーズ。自身6度目の特別戦(G2以上の)優出で、初のG1タイトルを手にした。 また、土屋をマークする位置から捲り差しで続いた山田が、1周2Mで飯山を捌いて2着に入線したが、飯山は続く2周1Mで先行艇の引き波に嵌って失速。最内差しから、4番手を追走していた若林将(6枠)が逆転で3着に入った。 その結果、断然人気に推されていた1号艇の平尾が着外(5着)に敗れたことと、大外で人気を落としていた若林が3着に食い込んだことで、3連単の「2-3-6」は23,880円(48番人気)という“2万舟決着”となった。 さて、2節前の「スポニチ杯」で“当地初V”を飾っていた土屋だったが、強豪が集結したG1戦で見事“江戸川連覇”を達成。「話を聞いていましたし、前節の時からこのエンジン(26号機)を引きたかったんです」と前検日に話していた土屋だが、強力な「伸び」を誇る当機の潜在パワーを完璧に引き出した。「自分が優勝できるんですから、スーパーエンジンです!」と、激闘の後には相棒(26号機)に対して最敬礼していた。 表彰式では「とりあえずホッとしました」と安堵感を漂わせていた土屋。なお、当地では昨年3月のG2戦(江戸川634杯)で、今回と同じようにインで立ち遅れた茅原悠紀を2コースから捲ったものの、旋回が膨れて、小回りした茅原にVをさらわれた苦い過去がある。土屋本人も「その時のデジャブーが蘇った」と苦笑いだったが、同じ轍を踏まなかったばかりか、優勝賞金がG2(400万円)の倍以上(900万円)であるG1戦でリベンジを果たした。 この勝利により、来年3月にボートレース浜名湖で行われる「SGクラシック」の出場権利を掴むとともに、その他のSG戦にも出場できる可能性が一気に膨らんだ。「最近は目標がなかったんです。G1が獲れたのでそれに恥じないように走りたい」と殊勝に語った土屋。「大好きになった」この江戸川を契機として、更に上を目指して欲しいし、当地においても“周年覇者”の名に恥じぬ、“強い”走りを今後も期待したい。 そして、今回出場した選手の多くが、来月のG2戦「江戸川634杯」に参戦してくるが、断然人気の1号艇で5着に敗れた平尾も、その一人。悲願だった“江戸川周年”のタイトル奪取はならなかったが、「昔から記念に呼んで頂いてますし、思い入れは強い!」という相思相愛の当地で、雪辱を誓っているはずだ。




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