4月16日 (火)

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2018年10月2日〜2018年10月5日
優勝者:3781秋元  誠(福井)

6日間シリーズ(2準優制)の「第6回ボートレース研究ファン感謝祭」は、節間を通して水面コンディションに恵まれ、2月23日(金)に優勝戦が行われた。 なお、予選を“準完全V”ペースで突っ走り、トップ通過していた芹澤克彦が準優戦(12R)で4着に敗れ、まさかの優出漏れとなった一方、2位通過だった秋元誠は先に行われた準優(11R)を一気に逃げ切って快勝。 その結果、悲願の“デビュー初V”を目指す秋元(1号艇)と、前記した芹澤を準優戦で5コースから「捲り」で沈めたエース機(26号)の堤健一(2号艇)が内枠を固めるラストバトルとなった。 そして迎えたレースは、ほぼ「無風」+緩い「下げ潮」という最高の水面となったが、ダッシュ勢(4~6号艇)がいずれも「コンマ20台」と仕掛け切れなかったのに対し、堤がトップS(0.15)を決めた他、インの秋元も堤に負けないS(0.16)を踏み込んできた。 さらには、3号艇の谷野錬志も外を受け止めるS(0.18)を決めたことで、完全に秋元のインペースになった。よって、1Mを力強く先取りした秋元は一気に後続を引き離すと、残り5回のターンを丁寧に回して、自身初のVゴールを駆け抜けた! なお、2着には2コースから差して順走した堤が入り、3着にも外をツケ回った谷野が入線。スリットで後手に回ったダッシュ枠の3者は、揃って見せ場を作ることができなかった。 さて、自己通算「23回目」のファイナル進出で悲願の“初優勝”を飾った秋元は、今年でデビュー「23年目」を迎える76期生。その同期には“SG9冠”の瓜生正義を筆頭に、原田幸哉や魚谷智之といったトップレーサーの名が並ぶ。 対する秋元は、過去に「A2級」の経験が3期間あるものの、近年は「4点台のB級」が定位置だった。今節もシリーズ前は“伏兵級の一人”という位置付けでしかなかったが、モーター抽選において、前節の「関東地区戦」で福島勇樹(優出5着)が完璧に仕上げた「69号機」を手にすると、前検の時点で早くも“抜群”と言える動きを披露していた。 初日に「伸び型ですね」と控え目に話していた秋元だったが、モーターは終始上々の噴き上がりを見せていた。それに加えて、2日目にはオンラインのタッチS(0.00)で残す“強運”を発揮。また、苦手としている荒水面を回避できた上に、予選快走の芹澤が準優で敗れたことで、V戦の1号艇が転がり込む“ツキ”もあった。デビューから「22年8ヶ月」での“初の美酒”には、秋元自身も本当に報われた想いだろう。




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