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GⅡ江戸川634杯 モーターボート大賞

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地元記者による本日の勝負レース

10月20日5R
12:36
  • 1杉山  正樹
  • 2原田  篤志
  • 3福来   剛
  • 4東本  勝利
  • 5桑原  将光
  • 6照屋  厚仁

コメント

機力レベルは低くなかった昨8Rをインから逃げ切っている杉山。「出足が良かったし、伸びも良くなってます」とパワーアップに成功。連日の1枠戦で、ここも押し切りが濃厚だ。相手は好枠の原田篤・福来に絞る。

買い目

前日予想PDF・出走表PDF

レース展望

5日目 レース展望

リズム絶好の鶴本崇文が堂々のトップ通過!
予選の最終日だった昨日の4日目は「4m/s」前後のホーム「向かい風」に対して、8Rまでは風向きと逆目の「上げ潮」が入り、安定板こそ装着されなかったが、当地特有の微妙な「うねり」が生じた。ただ、9R以降は順目の「下げ潮」となり、水面コンディションは良化した。

その4日目は1号艇が「10勝」で、序盤の3日目までとは打って変わって“イン天国”となり、配当面も落ち着いた「本命決着」が多かった。

さて、予選の全レースが終了して、準優ベスト18のメンバーが決定したが、前日の時点で得点率のトップに立っていた鶴本崇文は、予選ラスト2走も「3着・3着」と堅走。他の得点率上位組のポイントが意外に伸びなかったこともあって、そのまま予選1位通過を決めた。

また、3日目から“3連勝”と乗り乗りの中山雄太が2位、そして、2日目の「ゴールデンレーサー賞」を制している中辻崇人が3位で、鶴本とともに準優戦の1号艇をゲットした。

なお、前日の得点率上位組の多くが順当に予選突破を果たした一方で、ボーダー下(19位以下)から勝負駆けを成功させたのは、21位タイに並んでいた齊藤仁&原田幸哉の両実力者と、28位だった野村誠。ちなみに、最終的なボーダーは野村(18位)の「5.83」。

まず、先陣を切って行われる「準優10R」の1号艇で登場するのは中山。予選ラストの昨9Rを豪快な「カド捲り」で圧勝した通り、まさに今シリーズの“惑星”とも言うべき存在で、勢いに乗りまくっている!

その中山は、当初は完全な「出足型」だったが、3日目辺りから「伸び」も上向いて、相棒の「34号機」は万全と言える状態に仕上がっている。よって、インから「同体S」さえ踏み込めれば、逃げ切れる可能性は高い。

この10R組では、超抜の「27号機」とタッグを組む下河誉史(5枠)の「中間速」が桁違いに強力。ただ、ジカ内がボート界きっての“レース巧者”である辻栄蔵(4枠)ということで、その辻を出し抜いて行くには、相当に速いSが要求されそうだ…。

従って、中山の強敵になってくるのは、順当に永井彪也(2枠)・山口剛(3枠)・辻の3者か。「江戸川の2コースは好き」と言う永井とともに、辻も「差し勝負」が濃厚で、強気な山口は「全速ターン」で攻める1Mになるはずだ。

続く「準優11R」は、予選3位のイン中辻に対して、石渡鉄兵(2枠)・大池佑来(4枠)・荒井翔伍(5枠)・齊藤仁(6枠)という当地の実績十分な地元・東京支部の4者が分厚い包囲網を張る一番となった。

なお、昨12Rも1枠中辻・2枠石渡という並びだったが、そこでは中辻が一気に逃げ切っている。しかし、中辻は「3・4日目は調整が合ってませんね。回り足がいいと言いたいけど、バチっと合わないと普通より少しいい程度です…」と話しており、タッグを組む「18号機」の潜在パワーを完全には発揮できていない様子。

逆に、石渡は「十分出てますよ!」と自信満々の伸び型で、直線に限れば“節イチ”と言っても過言ではない。ただ、正直なところ「2コース戦」に適した足ではなく、落として差すレースよりは、捲って行きたいところ。石渡自身も「S次第では捲りも考えてます」とのことで、ここは“自力勝負”の可能性も十分ありそうだ。

対する中外枠の面々は、いずれも「出足型」で自力で打開するほどのパワーを有していない印象。仮に石渡が“一か八か”で捲ると、マーク戦の渡邉和将(3枠)、もしくはレースが巧いカドの大池佑来(4枠)が「展開差し」で抜け出すシーンも想定しておきたい。

そして、オーラスの「準優12R」に白いカポックで登場するのは鶴本。前節の「戸田62周年」で“特別戦初優出”を達成した余勢を駆って、今節も安定感十分のレース運びでポイントを重ねてきた。

その鶴本の「出足系」は完調に仕上がっている反面、「直線系統」はそこまで目立っていない。よって、鶴本はダッシュをしっかり乗せた「好S」を決めた上で、1Mを先取りしたいところだ。

内主導のレースになれば、相手も「出足」が上位クラスに仕上がった中野次郎(2枠)か、レベルの高い「バランス型」の足を誇る平尾崇典(3枠)が有力になってくる。

一方、スロー勢にとって脅威になりそうなのは、「伸び」が相当にきている大峯豊(4枠)で、大外から2着に食い込んだ昨12Rは明らかに伸びていた。

その大峯がカドから内枠勢を絞り込むと、一転して波乱の様相を呈してくる…。その場合、最も怖いのは「61号機」とタッグを組む大外の野村誠(6枠)だ。昨日は僅かに気配が落ちていた様子だが、合えば“鬼足”が復活するはず。よって、穴を狙うなら、この野村を絡めて広く買ってみるのも一考の余地アリだ。

4日目 レース展望

オール2連対キープの鶴本崇文が得点率トップ!
昨日の3日目も、終日ホーム「向かい風」が卓越。なお、5Rまでは逆目の「上げ潮」だったものの「風速」と「潮流」がともに緩かったため、波が出ることはなかったし、一日を通して水面コンディションは良好だった。

その3日目は、1号艇が6勝&2着3本の計「9連対」と、前半3日間の中では最も舟券に貢献。また、初日&2日目で計「12本」の“3連単万舟”が飛び出したが、3日目は「2本」と波乱ムードもやや沈静化した。ただ、捲りの利きやすい「向かい風」基調で、選手間の“機力差”も大きいため、センター筋からの攻めも随所で決まっている印象だ。

なお、本日の予選最終日(4日目)は、スタンド側斜め前方からの北東風(向かい風)が吹く見込みだが、風速が強まることはなさそう。対する潮回りは、昨日に比べて「上げ潮」の時間帯(1R~8R)が増加するが、水面が荒れる心配はほとんどなさそうだ。

さて、いよいよ準優ベスト18が決定する予選最終日を迎えるが、3日目終了の時点で得点率のトップに立っているのは、初日の「ドリームレーサー賞」を制した鶴本崇文。本人が「出足・ターン回りがいいし、十分納得してます」と話している通り“実戦仕様”の舟足に仕上がっている。

その鶴本は、ダッシュ枠(4~6号艇)を消化した上で「オール2連対」をキープしており、本日の予選ラストはスロー枠からの2回乗り(4R3枠&11R2枠)。この2走で「1着・2着」以上なら自力での1位通過が確定するため、今一度気を引き締めて臨むことだろう。

そして、得点率を「8点台」に乗せて鶴本を追撃するのは、山口剛(2位)・永井彪也(3位)・石渡鉄兵(4位)で、この3者も予選突破は安泰だけに、本日は“準優の好枠”を目指す予選最終日となる。

この中では、山口(3R6枠&12R4枠)と永井(11R6枠※1回乗り)の「出足」+「回り足」が抜群で、混戦になればなるほど真価を発揮する「レース向き」の足に仕上がっている。

その一方で“エース級”の「64号機」が相棒の石渡は、3コースから一気の「捲り」で快勝した昨7R後に「今はメチャクチャ伸びました。それにターン後の足も徐々にきて、もう上位の足です!」と、同機のMAXパワーを引き出してきた。

さらに、石渡は「気になっていたスローからの行き足も良くなってます」とも話しており、サード・トップへの繋がりも上向いている。従って、本日前半の6枠戦(6R)は“大外一撃”も十分可能だし、2枠戦の後半(12R)も好勝負は確実だ!

そして、5位に付けている中辻崇人(8R4枠&12R1枠)と6位タイの大池佑来(6R3枠&11R1枠)も「実戦足」に関してはほぼ万全。この両者もポイントアップは必至で、こちらも準優の1枠奪取へ気合を入れてくるのは間違いない。

その他、大池と同率6位で並ぶ渡邉和将に、中山雄太(8位)・荒井翔伍(9位)・平尾崇典(10位)の4者も、予選突破の安全圏に入っている。

この中では、中山が「出足型で回り足もいいですね」と笑顔が絶えず、勢い十分の「34号機」とのタッグで機は相当噴いている。本人が「普通です」と評価する伸びに関しても、見た目には上位に映り、本日のカド戦(9R4枠※1回乗り)も勝機は十分にありそうだ。

対して、選手間でも評判の舟足を誇っていた平尾だが、昨日は「4着・5着」と小休止。大外発進だった昨11Rは、伸びを追求したチルト0.5度で臨んだが「良くなかった…」とポツリ。それでも、予選ラストのカド戦(11R4枠※1回乗り)は、しっかり調整を合わせてくることだろう。

また、中野次郎(12位)の他、辻栄蔵・後藤翔之(15位タイ)、土屋智則(17位タイ)などの腕が立つ面々も、予選クリアに向けて気の抜けない勝負駆けが控えている…。

この4者では、序盤の2日間は“泣き”のコメントばかりだった土屋が「レース足はまあまあですし、下がる感じもなくなりましたね」と足の底上げに成功した様子。昨年の“当地周年覇者”である土屋の勝負駆け(4R5枠&9R1枠)は特に注目したいところだ。

一方、ボーダー下(19位以下)から逆転突破を目指す選手の中では、齊藤仁(21位タイ)・野村誠(28位タイ)・原田篤志(31位タイ)の3者をクローズアップしておきたい。

まず、齊藤は「展示タイム通りで、単純に伸びが弱いです…」と予断を許さぬ勝負駆けではあるが、「出足・ターン回りは良くなってます」とも話している。予選突破には「S」を頑張る必要のある2走(2R4枠&10R1枠)だが、齊藤の底力に期待したい。

逆に、野村(7R1枠&11R3枠)と原田篤(2R1枠&8R3枠)の2者は気配上々で、特に「61号機」が相棒の野村は「ペラが完全に合った。この足で準優に乗れなかったら本当に恥ずかしい」と言うほど、モーターは猛烈に出ている。よって、“江戸川大好き人間”の一人である野村は「F持ち」でも腹を括って攻

3日目 レース展望

9R・原田幸哉がインから“必勝”を期す!
昨日の2日目は、終日ホーム「向かい風」が吹いたが、潮回りも風向きと同じ「下げ」基調とあって、絶好の水面コンディションの下でレースが行われた。

その2日目は、1号艇の「5勝」に対して、中外勢(3~6号艇)も「6勝」と好走。“機力差”が生じやすい「向かい風」の静水面とあって、「伸び」が目立つセンター枠の面々が積極的に仕掛けて行くレース形態が多かった。

また、2日目も初日と同じ「6本」の3連単万舟が飛び出す波乱模様の一日に…。“接戦基調”の番組が多く組まれている影響からか、3連単の「1,000円台以下」の配当は、2日間の全24レースで、たったの1回(初日1R)しか出ておらず、ここまでは「穴党ファン御用達」のレースが圧倒的に多い。

さて、昨日の12Rに行われたドリーム戦の第2弾「ゴールデンレーサー賞」だが、トップS(0.09)で飛び出した大外の原田幸哉(6枠)がスリット後に内を絞って出たものの、攻め切るには至らず、代わって、3枠の中辻崇人が鮮やかな「捲り差し」で突き抜けて快勝した!

また、インから先マイした辻栄蔵(1枠)が、差し凌いだ大池佑来(2枠)の追撃を振り切って2着。大池も後続を抑えて3着に入線した。

なお、強烈な「鋭角ターン」を繰り出した中辻は「ペラを自分の好きな形に叩きました。舟の返りが一番良くて、伸びも自分の中では十分ですね!」と、初日に不満を訴えていた「乗り心地」が一気に改善された様子だ。

その中辻だが、2連対率トップの「18号機」とは(前回戦に続く)2回目のタッグで、直線部分の“パンチ力”を落とすことなく、最高の足に仕上げてきた。中辻自身も機動力満点なだけに、本日の6枠戦(12R※1回乗り)でも好勝負を演じてくれそうだ!

そして、辻(7R6枠&12R2枠)も「特長は分からないけど足はいい。十分レースできますね」と話しているし、大池(6R5枠※1回乗り)も「リング交換でトルク感が少し出てきた。中辻さんの伸びも気にならなかったです」と上昇を実感。この2者もモーターの仕上がりは上々だ。

さらに、昨日は「5着・5着」と振るわなかった原田幸も展示では好タイムをマークしており、舟足自体は決して悪くない。よって、本日のイン戦(9R1枠※1回乗り)は“必勝”を期す一番だ!

なお、2日目終了時点で「オール2連対」を継続しているのは、永井彪也(2着・1着・1着)と初日の「ドリームレーサー賞」を制した鶴本崇文(1着・2着・2着)、さらに平尾崇典(1着・2着・2着)の3者。

この中では、インS不発で昨11Rを取りこぼしたものの、平尾(3R3枠&11R6枠)の「中間速」が“超強力”だが、永井(2R5枠&12R3枠)と鶴本(12R1枠※1回乗り)の両者も「出足系」に関しては高いレベルに仕上がっている。

特に鶴本は、すでにダッシュ枠(4~6号艇)を全て消化しており、大きなアドバンテージを得ている。本人も「上出来です。あとはスロー枠がくると思うし、Sをしっかり練習します」と気合を入れ直していたが、本日のイン戦も緩みなく逃げ切る可能性は高そうだ。

その他では、渡邉和将が昨日“連勝”と躍進したのに加え、山口剛(2着・1着)&川尻泰輔(1着・2着)の2人もポイントアップに成功した。

この3者では、山口の「回り足系」が良好だが、昨10Rはインから逃げ切ったものの“激熱”のタッチS(0.01)だった。これには本人も「肝を冷やしました」と苦笑いを浮かべていたが、前回の当地戦で「F」を切っていることもあり、本日の10R(2枠※1回乗り)は「S」が課題になってくる。

一方、連勝した渡邉和は「ターンをしやすくペラを叩いたら、出足も良くなりましたね!」とのことで、重苦しさがあった初日とは気配が“一変”していた。よって、カド戦(11R4枠※1回乗り)の本日も、余勢を駆って“一発”を狙っているはずだ!

また、「61号機」の野村誠(8R5枠※1回乗り)と、「27号機」の下河誉史(4R1枠&9R2枠)に加えて、南佑典(5R1枠&12R4枠)の「スリット気配」も“トップクラス”で、本日以降も引き続き注目しておきたい存在だ。

最後に、初日のドリーム戦では1枠から痛恨のS遅れを喫した地元主砲の石渡鉄兵も、昨9Rで快心の「カド捲り」を決めて、待望の初勝利を挙げだ。

その石渡は「ダッシュから行くと伸びは目立ちますね」と言う一方で、「起こし・行き足に鈍さがある。200起こしならいいんですけど、スローだと不安がありますね」とも…。従って、スロー発進となる本日の3枠戦(7R※1回乗り)は「S」が大きなポイントになるが、そこは当地の大看板。キッチリ対策を施してレースに臨むことだろう。

2日目 レース展望

当地の鬼・平尾崇典が早くも“豪脚モード”突入!
昨日の初日は、終日「4m/s」未満の弱いホーム「向かい風」に対して、潮回りも風向きと同じ方向の「下げ」基調だったため、航行船通過直後のレース以外は、絶好の水面コンディションの下でレースが行われた。

その初日は、1号艇が「4勝」止まりだった一方で、中外勢(3~6号艇)が「5勝」と活躍。配当面も3連単万舟が半数の「6本」飛び出した他、中穴も多く、波乱模様の幕開けとなった。

なお、本日の2日目も、初日と同様に穏やかな「向かい風」が吹く見込み。序盤の4Rまでは逆目の「上げ潮」だが、流速の緩い「小潮」ということで、引き続き好コンディションを期待して良さそうだ。

さて、昨日注目された初日メインの12R「ドリームレーサー賞」だが、1枠で圧倒的な人気に支持されていた石渡鉄兵がスリットで完全に立ち遅れるという、まさかの展開に…。

その結果、2コースの平尾崇典が「自動捲り」の形となったが、その平尾の上を山口剛(3枠)と土屋智則(4枠)が強引に握って回ったため、“絶好の展開”が到来した鶴本崇文(5枠)が「捲り差し」で抜け出して1着をゲット。2周1Mで山口を捌いた平尾が2着で、3着には山口が入線した。

勝った鶴本は「まさかの展開ですね!」と驚嘆の表情を浮かべていたが、「回ってからがいいし、ターン回りに関しては出てると思いました」と、相棒である「14号機」の“実戦パワー”を引き出せている。よって、ダッシュ枠2走の本日(3R4枠&7R6枠)も上位入線は十分に可能だ。

そして、3着の山口も「出足・乗り心地は良かったです」とある程度の手応えを掴んでいたが、鶴本・山口が異口同音に「伸びは平尾さんが出てる」と言えば、石渡までもが「平尾は出てる。凄いね」と、平尾の“伸びパワー”に対して絶賛の嵐だった。

その平尾は初戦(昨8R)を制しており、初日は“2連対発進”を決めたが、本人は「(1周1Mは)技量不足でしたね…」とのことで、鶴本の「捲り差し」に屈したレースを悔やんでいた。

ただ、「64号機」の石渡の展示タイム(6.69)を遥かに凌駕する破格のタイム(6.59)を叩き出していたように、平尾の「伸び系」の仕上がりは完璧で、本日の1枠戦(11R※1回乗り)も一気に逃げ切る公算が高そうだ!

一方、S遅れが響いて5着に敗れた石渡は「潮の流れを読み違えてしまった…」と猛省。レース後は平尾の“鬼足”に脱帽していたが、それでも石渡の「伸び気配」もいい部類。更なる良化も見込めるし、ダッシュ2走の本日(2R5枠&9R4枠)は、間違いなく“死に物狂い”で1着を獲りにくるはずだ!

その他、平尾以外で初日「2連対発進」を決めたのは、永井彪也(2着・1着)と芦澤望(2着・2着)の地元・東京支部の両者。

特に、「新ペラ」で臨んだ永井は「ペラを叩いたら、舟の向きが良くなった。手前は好きな感じですね!」と、軽快に立ち上がる相棒の「37号機」を称えていた。本日の1枠戦(4R※1回乗り)は、ズバリ“確勝”を期す一番だ。

さらには、野村誠・中山雄太・南佑典といった“伏兵陣”の足色も目に付いたが、その中でも、初戦(昨3R)を大外一気の「捲り」で圧勝した野村(61号機)の気配がピカイチだ!

野村自身は「ペラを至って普通の形に叩きました。そんなに伸びる訳ではないけど、握った反応や、スリットまでの足は良かったですね」と前検から気配が一変。無類の“波乗り巧者”として鳴らす野村だが、今節は「ベタ水面」の方がパワーを存分に生かせそうで、本日の2走(3R2枠&10R4枠)もポイントアップは必至だ。

そして、本日の12Rには、ドリーム戦の第2弾として「ゴールデンレーサー賞」が実施されるが、1枠に組まれたのは石渡と同期の辻栄蔵(※1回乗り)。なお、5着に敗れた初戦(昨10R)の動きを見る限り、「伸び」はソコソコありそうだが、「出足」は少し弱く映った。“至高テク”を装備する辻ではあるが「F持ち」という点も考慮すると、磐石とは言い切れない…。

その辻に対して、大池佑来(2枠※前半は4R6枠)と中辻崇人(3枠※1回乗り)の2者は、好モーターとのタッグ。ともに「乗り心地」に不満を訴えているが、大池は「出足」が良く、中辻の方は「伸び」が良い。よって、この両者が主導権を握る可能性もある一戦だ。

一方のダッシュ勢では、中田竜太(4枠※前半は8R2枠)と中野次郎(5枠※前半は7R2枠)の2人も上積みはできているが、まだ中堅の域は脱せていない印象。

対照的に、初戦(昨7R)で力強い動きを見せていたのは原田幸哉(6枠※前半は6R3枠)で、足はバランスが取れている。「今節は一発狙って来た!」と闘志を見せている原田幸は旋回能力も高く、厳しい大外枠でも軽視できぬ存在になってきそうだ。

初 日 レース展望

主役の石渡鉄兵が超抜の64号機を獲得!
今節は「G2江戸川634杯・モーターボート大賞」の6日間開催(3準優制)。A1級とA2級が入り交ざるシリーズだが、全般に“江戸川巧者”の比率が高く、まずは準優(ベスト18)入りを目指して、熱い予選4日間の攻防が繰り広げられる。

なお、昨日の前検日は好水面の下で「航走検査」+「S練習」が実施されたが、本日の初日も北寄りの微風(向かい風)に対して、順目の「下げ潮」基調とあって、絶好の水面コンディションでシリーズの幕が開けそうだ!

さて、初日はドリーム戦の第1弾である「ドリームレーサー賞」が12Rに組まれているが、膝の負傷が癒えた地元エースの石渡鉄兵が1枠(※1回乗り)にエントリーするとともに、今節は“エース級”の「64号機」を引き当てる強運も発揮している。

その石渡は「足併せから伸びていましたし、パワーを感じますね」と早くも力感十分の動きを見せ付けた。それとともに、「いいエンジンを引けたし、テンションを上げていきますよ!」と言う表情も気迫に満ち溢れていた。よって、快速攻一気に逃げ切って、初陣を飾る可能性はかなり高そうだ!

石渡以外のD・R賞組の5者では、平尾崇典(2枠※前半は8R5枠)と鶴本崇文(5枠※1回乗り)の2人も、上位に分類されるモーターをゲット。「出足がスムーズですし、前回のエンジンに比べると、とてつもなくいい!」と言う鶴本は、好感触を掴んだ様子だった。

その一方で、「このエンジン、今のままでは(レースに)行けないね…」と言う平尾の評価は“激辛”だ。それでも、相棒の「40号機」は調整が合えば「実戦向き」に仕上がる可能性が高く、平尾の調整手腕を持ってすれば心配は無用だろう。

さらには、「回り足に特長を感じましたね」と自信を示していた山口剛(3枠※1回乗り)もターン勝負が利きそうな舟足。逆に、先行きが不安なのは土屋智則(4枠※1回乗り)と齊藤仁(6枠※1回乗り)の両者だ。

特に「江戸川では初と思えるくらい悪いですね。乗ってる感触が悪過ぎですよ…」と泣きが入ったのは土屋。なお、タッグを組む「68号機」は2節前の重木輝彦がV戦で転覆。どうやら、そのダメージがある模様で、早々と本体整備に着手する構えだ。

そして、石渡の「64号機」に負けず劣らずの快パワーを誇る「27号機」を下河誉史が、「61号機」は野村誠がそれぞれ獲得している。

中でも「(足は)いいですよ。伸び型っぽいけど、Sが届き過ぎますね!」と嬉しい悲鳴を上げた下河は、前節で“伸び超抜”だった新地雅洋の豪脚を継承している様子。本来はスロー水域から捌くレースが多い下河とは言え、初日はダッシュ枠からの2走(1R6枠&8R4枠)だけに、パワーで“なぎ倒す”レースを見せてくれるかも…!?

さらには、2日目のドリーム戦(ゴールデンレーサー賞)に出場する中辻崇人が2連対率トップの「18号機」を、同2位の「57号機」を大池佑来が手にしている。

まず中辻は、連日の強風高波浪によって、3日目以降の開催が途中打ち切りになった6月の「スポーツニッポン杯」以来の当地参戦。奇しくも、その前回戦も今回と同じ「18号機」とのタッグで、その時は初日から“無傷の3連勝”と爆走していた。

「Sの足はいいけど、エンジンのポテンシャルほどではないかな」と納得はしていない中辻だが、「前回は訳が分からない内に終わってしまったので頑張ります!」と奮闘を誓っていた。旋回能力も高い中辻とあって、初日の2走(5R5枠&11R2枠)は好勝負必至と見る。

一方の大池(9R3枠※1回乗り)も「このままレースに行ってもいいくらい。(優勝した)お盆をイメージして行きます」と手応えは十分。近況はやや“パンチ力”が失せてきた「57号機」だが、当地の調整を知り尽くしている大池の手に掛かれば「快速モード」は確約だろう。

その他、原豊土(32号機)&横澤剛治(39号機)の静岡勢に、柴田大輔(65号機)・中山雄太(34号機)・松尾拓(46号機)の3者も、ポテンシャルが高いモーターを掴んでいる。

この中では、「伸びは勝つことないけど、出足が良かったです」と笑顔だった中山の「34号機」は、前節に使用した大ベテランの幸本誠が「7戦6連対」と稼ぎまくった機で勢いを感じる。よって、中外枠からの初日2回乗り(4R6枠&11R3枠)は“一発”に警戒しておきたい。

最後に、今年「9回目」の当地参戦となる桑原将光も「レスポンスが凄く良かったですし、このままレースに行きたいくらいですよ!」と破顔一笑だった。「出足系」が仕上がると持ち味を発揮できるタイプとあって、初日の2走(2R1枠&6R4枠)は“連勝”まで期待できそうだ!

総展望

G2江戸川634杯 モーターボート大賞

更新日:2018/10/10 10:46:12

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:石 渡  鉄 兵3716石渡鉄兵
  • 選手名:辻    栄 蔵3719辻栄蔵
  • 選手名:平 尾  崇 典3822平尾崇典
  • 選手名:原 田  幸 哉3779原田幸哉
  • 選手名:土 屋  智 則4362土屋智則
  • 選手名:中 田  竜 太4547中田竜太

“波乗り最強”の男は果たして誰だ!?

秋の江戸川に全国から“巧腕”が集結!

ボートレース江戸川では10月16日から「G2江戸川634杯 モーターボート大賞」が開催される。A1級26人、A2級25人の計51人が参戦予定。秋の江戸川水面で波乗りの腕を競い合う。

シリーズの主軸を担うのは辻栄蔵(広島)と原田幸哉(長崎)か。辻は9月11日にG1桐生周年で優勝して史上23人目の24場制覇を達成。原田は9月15日に徳山一般戦で優勝して史上24人目の24場制覇を達成した。ともに近況絶好調で、辻は最近10節でG1優出3回を含む8優出2Vという活躍ぶりだし、原田も8月から大村戦、蒲郡戦、徳山戦で3節連続Vをマークするなどリズムに乗っている。もちろん両者ともに江戸川V歴があり水面攻略にまったく不安なし。V争いを引っ張る存在になりそうだ。

この2人の他にも今節はさらに2人の全場V経験者がいる。14年に史上10人目の24場制覇を達成した山下和彦(広島)と、今年4月に史上20人目の24場制覇を達成した重野哲之(静岡)だ。この2人はともに江戸川で特別戦優勝の経験があり、山下は16年のG2江戸川MB大賞覇者、重野は11年のG1江戸川周年覇者だ。当地実績抜群の2人がV戦線のカギを握ってくる可能性も大いにあるだろう。

土屋智則(群馬)も目が離せない。昨年のG1江戸川周年でオール3連対Vを飾ってG1初優勝を果たしたのが記憶に新しいところ。16年のG2江戸川MB大賞でも優出2着の活躍を見せており、当地最近10節で6優出2Vと江戸川好相性だ。7月のオーシャンカップでSG初優出をマークするなど勢いに乗っている土屋がV争いを独走しても不思議ではない。

江戸川巧者といえば平尾崇典(岡山)も忘れてはいけない。近況当地4節連続優出中だ。昨年6月のG1江戸川周年では優勝戦1号艇(5着)に乗り、昨年7月の江戸川MB大賞では優出3着に入る活躍。さらに今年1月の当地一般戦では10戦9勝の準パーフェクトVを飾り、今年9月の江戸川一般戦では開幕5連勝でパーフェクトVにあと一歩まで迫った(優出4着)。今回もその巧腕を見せつけるのか注目したい。


その他の遠征勢では12年にG2江戸川MB大賞で優勝した横澤剛治(静岡)や、G1江戸川周年2優出の中田竜太(埼玉)、9月のG1多摩川周年で優出するなどリズムを上げてきた山口剛(広島)、今年13優出と安定感光る杉山正樹(愛知)らがV争いをにぎわせそうな存在。また9月の江戸川一般戦で平尾のパーフェクトVを阻止してオール2連対Vを飾った濱崎誠(大阪)も大阪支部きっての荒波巧者で楽しみだ。

迎え撃つ地元の東京支部からは石渡鉄兵齊藤仁芦澤望中野次郎福来剛桑原将光若林将後藤翔之大池佑来北山康介荒井翔伍佐藤大佑永井彪也渡邉雄朗が参戦予定。14人の大所帯で遠征勢と対峙(たいじ)する。

大黒柱の石渡は江戸川優勝19回で、今節出場メンバーの中ではもちろん断トツの数字。10年と12年のG1江戸川周年に続く当地のビッグタイトルを手にしたい。

また今年2月に江戸川のG1関東地区選で優出2着だった齊藤や、今年3Vとリズム上々の中野、9月のG1多摩川周年で予選トップ通過の活躍を演じた後藤、今年江戸川で2回優勝している大池、6月の江戸川ルーキーシリーズで優勝したばかりの荒井らも十分にV取りを狙える存在。さらには江戸川フレッシュルーキー・渡邉の“激走”にも期待したいところだ!

(データはすべて9月15日現在。カッコ内の表記は支部)