５日目は終日安定板装着＆２周戦。下げ潮と強弱変わる追い風のなか難しい水面となったが、それぞれふたつの男子・女子準優勝戦まで行われた。男子は松田＆泉、女子は藤原＆前田ら絶好枠の選手達が白星奪取で期待に応えた。

まず男子では威張れずの足色ながらも予選トップの松田。準優勝戦でもスリットからの足は差を感じるもので、先頭奪われかけるも地力の差を見せ付ける道中戦。コーナー勝負で実力誇示した勢いままにラストも格上のハンドルで当地４Ｖ目へ駆ける。

相手はトップ級の回り足で今節最大の伏兵となった泉がジカ隣から。準優では伸びていた小林が再度３コースで松田を脅かす。スロー進入の４枠を三度選びそうな岡部も気配向上気味。カド戦となったら伸び良機の近藤、上位機の一角５６号・大庭もワンチャンス。

強烈な行き足武器にコンマ０台の速攻から女子優勝戦のポールポジションを確保した藤原。手前寄りに力秘めていた１６号の力を引っ張り出して、スリット・ターン回りは良質。当地初Ｖへ快速攻から外艇をシャットアウトする。

同じく０台Ｓで準優逃げた前田が藤原の懐を虎視眈々。ターン回りを中心に軽快な動きは目を見張るものがある大橋はセンター自在。ともに良質なスリット加速感ある薮内・中澤らのダッシュ警戒。そして途中まで目立たずだったが準優では格段に足色向上し、女子で唯一連圏外してない喜井が大外ながら軽視不可の存在だ。

レース一覧

結果一覧