１０月７日の開催初日は強風・高波浪による水面状況悪化で途中中止・順延となった。

気を取り直しての２日目メインカードのインを託された西島。磨き抜かれた豪腕を見せ付ける様な旋回で、鋭いスタートから１Ｍを先制して先頭へと躍り出る。

この古豪に立ち向かうのは、地元の若林。今節参加メンバーの中では当地の通算Ｖは５回と実力は十分だ。今回抽いた６１号機は前々節には伸びを中心に存在感を示していた。中枠からの果敢な仕掛けで、逃げ切りを図る西島を打ち倒す事が出来るか。両者の攻防に注目だ。

外枠からの勝負となる片橋・井上らの若手コンビも当地の乗りっぷりは良く、ベテランに食らいついて、若き当地巧者の意地を魅せる場面も。


前検では３６号機を抽いた武田がターン回りに良い気配を纏っていた。レースはなかったものの、一日空け水面状況の変化もあるなかで、どのような動きを見せてくれるのか注視したい。

前検一番時計をマークした國崎の６０号機。近況は直線系の動きが上向いており、その良さがタイムにも表れてきた形か。

エース機の２３号機は不在ではあるが、前節優出で行き足・ターン回り軽快な２６号機の加木や厳しい水面状況を走り抜いた５５号機の越智と注目したいエンジンは揃っている。

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