予選３日間を終了（初日は２Ｒ以降強風高波浪のため途中中止順延）して同着位順で地元の若林と清水が並んだが、得点率で上回る若林が首位に立った。４日目５Ｒで若林・清水の直接対決となりどちらが先着するかとくと拝見。この結果が優勝戦１枠を決める戦いと言っても過言ではない。清水も当地は約７年半振りの参戦だが、全くもって問題はない。エンジンも仕上がっており、こちらもＶ戦ポールポジションを狙っての力走が続く。　

見込みボーダーを８・２０に設定すると９位の栗山に１１位の藤田が連勝で届く計算にはなるが、条件はかなり厳しいと言わざるを得ない。狙いたいのが片橋と秋山の両者。片橋は４着条件・秋山は２着条件となっている。片橋は優出争いもそうだが、Ａ１級勝負駆けの状態で、少しでも勝利をアップさせたいと言うのが本音だろう。秋山は６枠で苦しい戦いと思われるが、江戸川巧者に加えて波風も全く苦にはしないだけに、チャンスは十分ありそう。

西島に井上も内中枠での出番だが、大敗は禁物。西島は前半の４枠をどう克服するかだが、３日目は３枠から捲り差しを決めて１着獲りに成功しており、不安はないか。ここを凌げば後半は２枠で持ち前の豪腕で捌いて連対は外さないと見た。井上は３枠と２枠での登場。エンジンの仕上がりには問題がないだけに、きっちりとクリアしてファイナルに駒を進めて来そうだ。

優出争いから後退した武田・抹香の伸びが良く、勝負駆け組にとっては厄介な相手になりそう。　

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