準パーフェクトで湯川が圧巻の得点率首位。展開捌く捲り差し、自力駆けの４カド戦と予選最終日も完璧な連勝だった。終日強い向かい風が吹き込み、安定板装着＆８Ｒ以降２周戦の中でも魅せた江戸川巧者ぶり。盤石の技機でファイナルポールポジションも譲らない。

内枠戦で取りこぼしもあったが、２位通過から準優絶好枠の座を守った中辻。序盤ほどのパンチは薄くなり、バランス色が強くなった感じもあるが７戦３勝・全２連対。予選終わってみれば、今節の荒波巧者ツートップがそのままランキングに反映された。

５年以上の水面ブランクありながら上記２者の下に付けた妻鳥。自身以外が福岡・愛知勢となった１１Ｒでも伏兵ぶりを見せ付ける。湯川に襲い掛かる存在で楽しみなのは田中。チルト変幻自在に特色変わりながらも良い足備える。一撃狙うカド戦は存分に跳ねて来るか。

湯川・中辻に続く主軸処では杉山・大池・柳沢が突破。山口・西丸ら５０００番台の若手もアウトから活気良く。当地乗りは的確な平野・杢野の愛知勢。江戸川では約１４年３ヵ月振りの優出目指す村上も魂込める。

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