予選最終日は、強風による水面状況の悪化で１１Ｒ・１２Ｒが中止打ち切りとなった。激しい予選首位争いを制したのは大澤。ベテランのテクを惜しげもなく披露して、４日目の大外１走を２等と力走した。シリーズの序盤から出足・回り足に好気配が漂っていた２４号機。回った後の押し感も良い。優勝戦絶好枠を睨み、気合のＳから一気に逃げる。

大澤に続いて予選２位通過は白井。ターン回りの良さを武器に荒れ水面を乗りこなして見せた。こちらも優出への気合は十分。準優１１Ｒ・１２Ｒはともにインに本命印。

首位通過を逃した大野・藤井だが、足は上記２者には劣っていない。準優１１Ｒでカドに構える藤井の一発には期待が集まる。１２Ｒにも伸びが脅威の佐藤大が控える。チルトとペラ調整で付けた直線は、スリット後に伸びて行く仕上がり。全速Ｓ決まれば外からの捲りが炸裂だ。

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