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第43回デイリースポーツ杯

更新日:2019/07/16 12:24:03

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:柳 沢    一4074柳沢一
  • 選手名:今 泉  友 吾4759今泉友吾
  • 選手名:山 本  寛 久3874山本寛久
  • 選手名:柏 野  幸 二3436柏野幸二
  • 選手名:向 井  美 鈴4017向井美鈴
  • 選手名:香 川  素 子3900香川素子

シリーズの目玉は“グラチャンウィナー”柳沢

好調の地元・今泉、8名参戦の女子にも注目だ!

次節は、7月27日(土)にスタートする「第43回デイリースポーツ杯」の6日間開催(2準優制)。まずは準優ベスト12を懸けて、4日間の予選を戦うことになるが、前々節・前節に引き続いて、5日目には「準優同枠戦」も実施される。

さて、“男女混合戦”で争われる今シリーズは、男女合わせて計「11名」のA1レーサーが参戦を予定しているが、出場メンバーを見渡すと、まさに“今が旬”とも言える「ビッグネーム」の名が…。先月にボートレース多摩川で行われた「グランドチャンピオン」で“SG初制覇”の大仕事を成し遂げた柳沢一だ!

その柳沢は、地元の常滑を舞台に争われた前節の「オーシャンカップ」でも奮闘して、SG戦“2連続優出”を達成。走り慣れた水面で縦横無尽に駆け回り、予選を9位で通過すると、準優を2着でクリア。“SG連覇”はならなかったが、V戦でも5コースから鋭く艇団を割って“準V”。最高の結果ではなかったものの、地元水面で申し分ない走りを見せた。

なお、安定して速いスタートが最大の武器と言える柳沢だが、ターンのクオリティも高く、それでいてレーススタイルは実にクリーン。そして、柳沢にとって、江戸川は初のG1タイトル(2007年11月のMB大賞)を獲得した思い出の水面でもある。一歩一歩階段を昇り“本格化”迎えた柳沢が、シリーズの「1強」として、Vロードを歩む可能性は限りなく高そうだ!

そして、柳沢の“対抗馬”には、4期ぶりにA1級に返り咲いた地元の今泉友吾を推したい。その今泉、今期は初戦の平和島GWシリーズで自身2度目の“V”を飾り、絶好の滑り出しを切ると、その後も「優出ラッシュ」で“確変モード”に突入。相変わらずスタートは遅めで、典型的な“差し屋”だが、年齢不相応な老獪な捌きを駆使して、道中の接戦では“無敵”とも言える強さを見せている。

その今泉、当地においては現在“2連続優出中”で、江戸川の水面もソツなく乗りこなしてくる。また、仮に梅雨明けしていれば南風(追い風)が強まることが予測されるだけに、「差し巧者」の今泉にとっては“おあつらえ向き”の条件となる。生命線である「回り足」の仕上がり次第では“当地初V”も現実味を帯びてくる。

山本寛久柏野幸二の岡山勢と佐々木和伸の3者も、遠征勢の中では当地を走る機会が多く、江戸川ファンの認知度も高い。特に、記念でも通用する「旋回力」を有しているのは山本で、機出しに若干ムラな面はあるものの、一般戦を走れば例え「中堅級」の舟足でも、格好は付けてくる。なお、荒水面も無難に乗りこなしてくるが、静水面の方が確実に攻撃力を発揮できる。

一方、今期はA2級に陥落している柏野だが、昨年12月の宮島で一節に「F」と「L」を切るトラブルに見舞われて以降、現在に至るまで今ひとつパッとしない状況が続いている…。よって、通算で「18優出&5V」の実績がある“ドル箱”の当地で流れを一気に変えたいところ。自力で攻めて行ける「行き足」が仕上がれば、シリーズリーダーに躍り出ても何ら驚けない。

徳島支部の佐々木は、今期(5月1日以降)に入って勝率が「7点」に迫る好ペース。コースは不問で、戦法の幅も広く、江戸川特有の「うねり」もしっかり乗りこなしてくるのは強味だ。よって、余程の低調機さえ引かぬ限り、予選突破(準優進出)は果たすはず。さらに、機の仕上がり如何ではベスト6入りも狙える。

福岡支部の松尾昂明石倉洋行も楽しみな存在。典型的な“速攻派”の松尾は「カマシ巧者」で、ダッシュ戦を滅法得意にしている。ただし、荒水面は決して得意とは言えず、当地においては直線系よりも「乗り心地重視」で臨むことが多い。それでも、伸びる下地のあるモーターを引けるとV圏内突入も十分にありそうだ。

一方の石倉も攻めっぷりは豪快そのもの。「捲り」の威力は絶大で、気っ風のいいレースが身上。例えば、差しがセオリーの2コース戦でも、積極的に攻めて行くシーンが多い。なお、先に触れた松尾に対して、石倉は荒波にもかなり強く、当地ではすでに「3優出」をマークするなど水面相性も絶好だ。「F持ち」は減点材料だが、ターン勝負一本でも好勝負を期待したい!

さらには、磯部誠中田元泰の両者も、実力は折り紙付き。中でも、すでにSG戦を4節経験している磯部の“攻撃性能”は一級品。今期もすでに“V2”、勝率も「8点台」に迫る勢いで快進撃を演じている。ただ、当地は過去に6節走って「優出ゼロ」と実績は皆無。本人も「江戸川は苦手…」と以前に話していたが、一段と地力が付いた今なら、難水面を克服しても不思議ではない。

一方、今期A2級の中田だが、“超”が付く強豪が集結した先月の「住之江63周年記念」で自身2回目となる“G1戦優出”を達成。黙々と調整&レースに励むタイプで、低調機とのタッグだった前回12月の当地戦(ジャパンネット銀行賞)でも諦めずに最終日まで粘りの走りを見せ、舟券に貢献した。その際に水面攻略のヒントも掴んだ様子だったし、当節は更なる前進が期待できるかも…!?

SGウィナーの馬袋義則と、上昇株の尾嶋一広を擁する「兵庫勢」にも注目したい。馬袋はかつて、1号艇で優出した当地のG1戦(55周年記念)において、痛恨のフライングに散った苦い過去がある。しかも、今回は5年ぶりの参戦とプラス材料には乏しいが、主戦場を一般戦に移した現在でも、各地で安定感溢れるレースを披露。水面が極端に荒れなければ、硬軟自在な運びでキッチリ舟券に貢献する。

尾嶋はデビュー当初、江戸川の水面に翻弄されまくったクチ。それでも、前向きな姿勢を崩さず鍛錬を積んだ結果、直近の2節においては、見違えるほど水面を乗りこなせるようになった。約2年ぶりの参戦と間隔は開いてしまったが、今期はここまでまずまず好調。良機の援護を得るようだと“当地初優出”まで狙えるはずだ。

さらには、今期が初A1の森永隆に、地元の桑島和宏、そして、今期はB1級ながら当地を大得意にしている岡部哲も、準優(ベスト12)圏内には食い込んできそう。森永は昨年6月の「ルーキーシリーズ」以来の参戦。その時は低調機に苦しみ節間未勝利に終わったが、江戸川の水面を苦にするタイプではなく、リベンジは十分可能だ。

一方、当地経験が豊富な桑島・岡部は“荒波巧者”で、水面が荒れるようだと“3割増し”の評価が必要。勿論、静水面でも好勝負が見込めるが、波が出たら機力が少々劣勢であっても、積極的に狙い打ちたい存在だ。

そして、計「8名」が参戦する女流陣では、向井美鈴が唯一のA1レーサー。ただ、当地は約7年ぶりと超久々の参戦。精度の高い「捲り差し」が武器で今期も好調をキープしているが、荒水面をやや苦手にしており、額面通りに実力を発揮できるかは微妙なところか…。

一方、谷川里江細川裕子の愛知勢に、香川素子の3者は、コンスタントに江戸川を走っている。特に、当地は通算で「9優出&2V」と実績も豊富な谷川と、「3優出」をマークしている香川は、男子顔負けの“波乗りテク”を装備。しかも、香川は2節前の芦屋で“V”を飾るなど今期絶好調で、ここも覇権争いに食い込んでくる可能性は十分ありそうだ!

最後に、地元の渡辺千草も江戸川は約6年ぶりと久々の参戦だが、過去を振り返ると、キッチリと水面を乗りこなしていたし、通算でも「6優出」を記録している。また、今期は6月の宮島&芦屋でベスト6入り。勝率も「A1ペース」に乗せており、リズムは絶好だ。よって、卓越した「調整手腕」で機を出してくる渡辺も、水面にいち早くフィットできると、楽しみな存在になってくる。

(※出場予定選手・データは、すべて7月16日現在。)