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総展望

第40回京葉賞・トータリゼータエンジニアリング杯

更新日:2017/12/11 10:29:56

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:齊 藤    仁3978齊藤仁
  • 選手名:作 間    章3966作間章
  • 選手名:村 田  修 次3826村田修次
  • 選手名:杉 山  正 樹4084杉山正樹
  • 選手名:秦    英 悟4427秦英悟
  • 選手名:山 崎    郡4760山崎郡

齊藤作間村田“地元の三本柱”だ!

遠征勢では愛知の杉山が当地好実績!

次節は、クリスマスイブの24日()に開幕する「第40回京葉賞・トータリゼータエンジニアリング杯」の6日間開催(2準優制)。2017年を締め括る伝統の年末開催は「関東勢」の比率が高いものの、「東海地区」と「大阪支部」からも“刺客”が参戦。出場メンバーのレベルもなかなか高く、激戦が予想されるロングシリーズだ。

さて、“質量充実”の布陣で臨むのは、やはり計「21名」が参戦する東京支部勢だが、その中でも目玉となるのは、齊藤仁作間章村田修次の3人。“地元の三本柱”として大きな期待を背負うシリーズになる。

まず、実力最上位はコンスタントに「7点勝率」を残している齊藤。一般戦に限れば現在「5連続優出中」とさすがの安定感を誇り、洗練されたハンドルワークから繰り出される多彩な技でポイントを重ねてくる。当地は前回戦(G2江戸川634杯)こそ苦戦を強いられたが、その前のG1戦(62周年)ではベスト6入り。今節も優出が最低ノルマになってくる。

齊藤以上の江戸川実績(通算で27優出&6V)を誇るのは作間。基本は「捌き勝負型」だが、「伸び」を意識した調整で臨むことが多く、強烈な「捲り」で捻じ伏せるレースも少なくない。なお、当地は実に今年「6回目」の参戦となるが、優出は「1度」のみ。作間の力量を考えれば不本意な結果で、有終の美を飾るべく「V」奪取へ気合MAXで臨むはずだ!

そして、村田は「波乗り手腕」の面では、前記した2者に及ばぬ一方、「機出し」のレベルは高い。やや低調なモーターでも、ある程度の状態には必ず仕上げてくるし、極端な荒水面さえ回避できれば、持ち味の“機敏マイ”を存分に発揮する。前期にFを「2本」切って、今回が休み明け(60日間)の2節目となるが、課題の「S」に集中して、まずはベスト12入りを目指す。

2期連続のA1級が確定している小林泰と、現在はA2級でも、1月からは晴れてA1に復帰する伯母芳恒の2人では、捌き達者な伯母が、安定して当地は好走。通算で「18回」の優出歴があるにも関わらず“優勝”の二文字には未だに届いていないが、「回り足系」が程々に仕上がりさえすれば、高確率で舟券に貢献してくれる。

一方の小林は、速攻肌で「S勘」がいい選手。ただ、以前に比べると水面を克服しているものの、通算勝率が「4.49」しかない当地との相性は一息。それに加えて、つい先日の桐生でFを付けてしまったのも減点材料だ。それでも、好モーターの恩恵にあやかることができれば、ベスト12圏内には顔を出してくるはずだ。

そして、海老澤泰行内堀学庄司樹良々の3人も、上位戦線に食い込んでくる可能性がある。この中では、近況好調の海老澤は、当地を今年3節走って優出こそ「1度」だけだが、成績自体は安定している。小技よりも大胆不敵に攻めて行くタイプだが、近年はイン戦の信頼度も大分上がっている。

内堀と庄司は出来・不出来の差が激しく、安定感に乏しいが、好調の波に乗ると「ピンラッシュ」もあり得る爆発力を秘めている。思わぬ大敗後に「激走」があるタイプだけに、モーターが噴き上がるようなら、一躍“惑星候補”に躍り出る。

埼玉支部では、伊藤啓三佐竹友樹の2人に注目。伊藤は低調機に手を焼いた前回戦(今年9月の日本写真判定杯)こそ、出入りの激しい着取りだったが、本来は無類の安定感を誇る江戸川巧者の一人で、生命線である「回り足」が仕上がれば好走は確実。また、当地における過去3年間の2コースでの2連対率は「91.7%」と驚異的で、伊藤が“黒カポック”なら積極的に狙って損はない。

一方の佐竹は、伊藤よりも「スピードターン」で押すタイプだが、波が出やすい江戸川の水面も苦にしない。なお、エース機とタッグを組んだ前回(今年の新春金盃)は、予選→準優を「5戦全勝」で完全Vに王手を懸けるも、2コースの石渡鉄兵に差し切られて、悔しい「準V」に終わっている。新春の憂さを、仕事納めの年末に晴らしたいところだ。

北関東勢(群馬支部)にA1級は不在だが、本橋克洋大澤普司は、ともに当地好走タイプで、水面が荒れても“ドンとこい”のクチ。この両者は「機出し」にムラがあって思わぬ凡走もある反面、「中堅上位級」に仕上がれば着実にポイントを積み重ねる技量を装備している。

続いて、東海地区(静岡+愛知)からは計「8名」が参戦を予定しているが、中でも杉山正樹北川潤二の“愛知A1コンビ”が覇権争いに絡んできそうだ。

特に杉山は、今回が今年「5度目」の当地参戦で、地元選手並みに江戸川を走っているが、結果の方は今ひとつ…。モーター抽選に恵まれていないことが最大の要因だが、今年は調整にも苦戦する場面が多く、G2以上の特別戦においては、明らかに「足負け」を喫しているシーンが目に付いた。

それでも、昔から「江戸川は好きですよ」と言う好漢は、愛知支部でも指折りの“荒波巧者”で、当地は過去に「2V」の実績。一般戦が舞台なら、足が多少弱めでも好勝負は十分だし、仮に好モーターを引き当てるようなら「V」奪取も可能だろう。

北川は、一時「B1級」に陥落して低迷が続いていたが、ようやく2期連続の「A1級」キープと復調ムード。粘り強いレーススタイルかつ、「整備」と「調整」に妥協がない点は師匠である赤岩善生譲りだ。当地も無難に乗りこなしてくるし、堅実に運んでまずはベスト12入りを狙う。

最後に、近畿地区からは大阪支部勢が総勢「7人」で乗り込んでくるが、田中和也秦英悟山崎郡という活気溢れるA1レーサーが3名参戦する。

この中では、前期に自己最高勝率(7.10)を記録した秦が、6月の「常滑64周年」で初の“G1戦優出”を達成するなど、一気に飛躍。十八番の「捲り差し」の切れ味に磨きが掛かり、前記した常滑以外のグレードレースにおいても、健闘が光った一年だった。

その秦は、当地で過去に「2優出」を記録しているが、前回(昨年7月のさわやか杯)は、予選2位通過で準優戦の1号艇を獲得しながら、前半の「準優同枠戦」で痛恨のFを切って失権。それでも、江戸川の水面はそれほど苦にしないし、今回もベスト12入りまでは安泰だろう。

田中は、来期(1月1日以降)のA2級陥落が確定しているが、順調に復調を遂げている。ただ、スピード満点の「捲り」&「捲り差し」は破壊力十分だが、江戸川の難水面が舞台だと、その威力が多少落ちてしまう…。なお、当地は1年7ヶ月ぶりと久々で、その前回戦(スポーツニッポン杯)では、強力機を味方に「準V」と奮闘したが、やはり旋回力が生かせる「静水面」が好走条件になってくる。

山崎も、前期は事故点が嵩む苦しい状況下だったが、10月の「桐生61周年記念」で“G1初優出”を決めた。“剛と柔”を兼備しており、まだまだ伸びシロが感じられる。なお、ここ江戸川は通算で「3節」しか走っていないが、今のところは水面に乗らされている印象。よって、好モーターの援護が欲しいが、“鬼門”とも言える当地をどう克服するか、初日から注目したい存在だ。

(※出場予定選手・データは、すべて12月11日現在。)