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総展望

男女W優勝戦・第41回サンケイスポーツ杯

更新日:2017/06/19 12:08:24

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:柏 野  幸 二3436柏野幸二
  • 選手名:吉 田  俊 彦4055吉田俊彦
  • 選手名:大 瀧  明日香3999大瀧明日香
  • 選手名:日 高  逸 子3188日高逸子
  • 選手名:芦 澤    望4053芦澤望
  • 選手名:永 井  聖 美3993永井聖美

当地ドル箱柏野SG常連吉田俊が男子2強!

女子では、江戸川大得意大瀧に主役を期待だ!

次節は、6月23日(金)に開幕する「男女W優勝戦・第41回サンケイスポーツ杯」の6日間シリーズで、男女別に予選を4日間戦い、5日目に各2つの準優勝戦(男子9R&11R、女子10R&12R)を実施。そして最終日の優勝戦は、男子が11R、女子がオーラスの12Rに行われる。

なお、通常なら梅雨本番を迎える6月下旬は、水面状況が安定する時期だが、シリーズ前半の3日間が「大潮」、4日目以降も「中潮」ということで、「潮位差」が大きい6日間となっている。よって、潮流と逆向きの風が強まると波が出て、当地不慣れな選手にとっては難易度の高い水面条件となる可能性もある。

さて、計「5名」が参戦する予定の男子A1級では、当地通算「17優出&4V」の実績を残している柏野幸二が優勝候補の筆頭格だ。江戸川は前回戦(昨年12月の京葉賞)でも、エース機をゲットする“引きの強さ”を見せつけると、センター発進(3枠)となったファイナルの優勝戦では、一気に捲ってVをもぎ取っている。

近況も、2節前の津でVを飾るなど、リズムは悪くない柏野。余程の低調機さえ引かぬ限り、彼らしい積極果敢な攻めっぷりで、V戦線を盛り上げてくれるはずだ!

そして、「G1戦V3」の実績を誇る兵庫支部の強豪・吉田俊彦が3年ぶりに当地参戦。一般戦を走れば“圧倒”できる旋回力の持ち主で、特に「捲り差し」の切れ味は天下一品だ。それ故に、極端に水面が荒れると減点材料になるが、当地は過去に「2度」のV歴があり、相性は決して悪くない。水面慣れが早いようだと“ピンラッシュ”も十分だろう。

杉山裕也坂元浩仁の「愛知コンビ」も好勝負は確実。5期連続で勝率が「7点」を超えている杉山は、充実期を迎えて脂が乗り切っている。“剛と柔”を兼ね備えたハンドリングは安定感十分。当地は約1年半ぶりとなるが、今の充実ぶりなら期待が持てる。

逆に、坂元の方は、昨年4節、今年もすでに3月の「G1ダイヤモンドカップ」に出場するなど、江戸川は出場機会が多い。最近は結果を出せていないが、荒水面に臆することはないタイプで、首尾良く好モーターを引けるようだと、楽しみ倍増の存在だ。

また、現在はA2級だが、来期(7月1日〜)のA1級復帰が確定している橋本久和も、言わずと知れた“江戸川巧者”のひとり。愛弟子の土屋智則が先日行われた「62周年記念」を制したが、橋本自身も当地のG1タイトルホルダーで、江戸川水面との縁は深い。近年は差すレースが増加しているが、根は“捲り屋”だけに豪快な攻めを期待したい。

そして、芦澤望荻野裕介奥平拓也の「地元トリオ」が、手強い遠征勢に立ち向かう。A1級の芦澤は、過去に「1度」しか優出経験がない当地をやや苦手にしているが、昨年の夏頃から江戸川の配分が増えてきた。出場機会が少なかった以前よりは水面に対処できるようになっているし、まずは準優(ベスト12)入りがノルマだろう。

そして、当地「2V」の荻野と、通算「21優出&1V」の奥平の両者は、虎視眈々と優勝を狙っている。荻野はムラ駆け傾向だが、勢いに乗ると突っ走るタイプでもあり、序盤に流れを掴めるかがキーポイントになりそうだ。

一方の奥平は、江戸川を人一倍多く走っている大きな強味があり、調整面は手の内に入れている。中堅級以上のモーターが引ければ、コース不問の自在な走りを期待して良く、高い確率で舟券に貢献してくれるはずだ。

女子選手に目を移すと、当地でV経験があるのは大瀧明日香谷川里江の両者。特に大瀧は、当地近5節において「4優出&1V」と、輝かしい実績を残していて、滅法得意にしている。やや勝ち味に遅いところもあるが、「コーナー勝負型」で道中の接戦はお手の物。粘り強い走りでポイントを重ね、少なくとも優出(ベスト6)入りまでは堅いだろう。

大瀧に対し、谷川は積極的な攻めを身上としており、自力で仕掛けて行くレースが多い。また、荒水面をしっかり乗りこなしてくるガッツもあり、通算で「8優出&2V」と、現役の女子では屈指の当地実績を誇る。近況も“3連続優出中”と絶好調モードで期待は高まるばかりだ。

そして、50代半ばを迎えた現在でも、トップレーサーとして君臨する日高逸子も当然V争いに食い込んでくる。整備にしてもレースにしても、とにかく粘り強く、特に「差し」の巧さは絶品。参戦機会は限られている当地だが、昨年2月の「G3江戸川女王決定戦」では当地初優出を果たしたばかりか、不利な大外枠から巧い走りを見せて「準V」と好走。生命線の「回り足」がある程度きていれば、確実に好走が見込める。

滋賀支部の水口由紀香川素子も、実力的に準優(ベスト12)入りはまず堅い。水口は「他力タイプ」だが、道中の競り合いでしぶといのに対して、香川は自力で局面を打開できる「スピード旋回」が武器。ともに水面が多少荒れても乗りこなしてくるが、ここが「F2」による長欠(90日間の休み)明けの2節目となる香川は、まず「レース勘」を取り戻しているかがカギとなる。

そして、今期絶好調の永井聖美も覇権を争うひとり。硬軟自在に立ち回れるタイプで、展開を的確に読んだハンドルワークは精度も高い。当地は通算で7節しか走っていないが、現在は“2連続優出中”と、水面にも対応できている。3節前の戸田ファイナル(1枠)で「F」を切ってしまったが、捌き勝負に徹してポイントを積み重ねるはずだ。

(※記載の出場予定選手・データは、2017年6月19日現在のものです。)