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総展望

BOAT Boyカップ

更新日:2017/08/18 09:58:38

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:妹 尾  忠 幸4089妹尾忠幸
  • 選手名:芝 田  浩 治3484芝田浩治
  • 選手名:平 石  和 男3251平石和男
  • 選手名:今 井  貴 士4287今井貴士
  • 選手名:渡 邉  英 児3502渡邉英児
  • 選手名:丸 野  一 樹4686丸野一樹

好調な妹尾芝田が主軸となる短期戦

“匠のテクニック”健在の平石もV候補だ!

次回は、8月27日()に始まる「BOAT Boyカップ」の4日間シリーズ(得点率制)。予選3日間の得点率上位6人がファイナルの優勝戦に進出する“短期決戦”とあって、いち早くモーターを仕上げる「調整力」が問われる一節だ。

なお、当開催は節間を通して「下げ潮」基調で、前半の2日間は「潮位差」もそれなりに大きい。よって、潮流と対峙する夏場主流の「追い風」が強めに吹くと、荒水面になり“波巧者”の出番が増す可能性もある。

さて、短期決戦では好モーターを手にした思わぬ伏兵が台頭することも多いが、それでも“主軸”として推したいのは、今期好調な妹尾忠幸芝田浩治の両者だ。まず妹尾は、直近の2節(若松・下関)こそ準優戦で敗退してしまったが、今期の走り始めから「9連続優出&1V」の快進撃。現行の勝率も7点台半ばに乗せており、抜群の安定感を誇る。

また、当地も昨年10月の「日本写真判定杯」でVを飾った他、現在のところ一般戦に限れば「4連続優出中」と滅法得意にしている。信頼度が高い「イン戦」と、「差し」の巧さがセールスポイントで、取りこぼしなく着をまとめて、ベスト6入りは外さないだろう。

一方の芝田も、今期は6月のSG(グランドチャンピオン)こそ強豪相手に苦戦を強いられたが、それ以外に走った8節では「7優出&1V」の快走。また、好メンバーが揃った5月のびわこG2戦(秩父宮妃記念杯)では“準V”と結果を残している。

前記した江戸川常連の妹尾とは対照的に、芝田は当地3年ぶりの参戦と出場機会は多くないが、過去に「2V」の実績がある他、直近の3節は全てベスト6入りを果たしている。極端に水面コンディションが悪化しない限り、硬軟自在な攻め立てで、優出圏内に食い込んでくるのは必至だ。

そして、埼玉きっての“技巧派”として支部を牽引してきたベテランの平石和男も、旋回テクニックはまだまだ健在で、「A1級」の地位をガッチリ守っており、一般戦レベルなら、しっかり捌いて堅実にポイントをまとめてくる。2003年に江戸川で開催された「第48回関東地区選手権」のタイトルホルダーで、多少の波が出ても乗りこなせるだけに、久々のブランク(1年10ヶ月ぶり)も心配無用だろう。

今井貴士とともに、現在はA2級に落ちているが、地力は高い出畑孝典の“福岡コンビ”もV候補として名前が挙がる。今井は好調時のターンが“一級品”で、艇団を割り抜く「捲り差し」が実に鋭い。最近は「九州地区選手権」を制し、平和島SG総理杯(現クラシック)で“準V”と飛ぶ鳥を落とす勢いだった「2013年」当時の勢いを取り戻しつつある。スピードを十二分に発揮できる「静水面」で戦えれば、確実に好勝負が望める。

出畑の方は、今井にも増して調子の上下動が激しい。モーターが出ていない時の走りはやや淡白で、前期は半年間で実に「30本」も6着を獲っているのがその現れ…。逆に、好モーターの後押しがあって足負けしていない時は、コース不問でこれぞ“A1級”という鮮やかなターンを繰り出してくる。当地の近況は戦績がパッとしないが、かつてはG1戦(55周年記念)で準Vの実績がある他、V歴もある得意水面で、波乗りも実に達者だ。

渡邉英児藤田靖弘の“静岡A1コンビ”は、ともに典型的な「差し屋」で、道中の競り合いにおいても強さを発揮する技巧派。1着を量産するタイプではないが、堅実な立ち回りで舟券にはしっかり貢献してくれる。

特に渡邉は、最近こそ参戦機会が少ない当地だが、通算で「9優出&1V」と実績豊富で、若手の時分から荒水面の強さにも定評がある。潮回りが決していいとは言えない当開催だけに、波が出るようであれば、枠番不問で舟券からは外せない存在になる。

近畿地区のトップルーキーに選出されている丸野一樹は、ダイナミックな攻めが身上。3期連続で「A1級」を維持しており、素材は間違いなく一級品だ。ただ、今期は期初めの地元戦(びわこ)で「F」を切って出鼻を挫かれたばかりか、前期未消化分のF休みが今期に掛かってしまった影響で、出走回数が不足している。現状は本調子に程遠いが、そろそろペースアップを図りたい一節だ。

広島支部の新田泰章も、ツボに嵌った時の攻撃力は鮮やか。無理スジとも言える攻めが不発に終わって、大敗を喫するシーンも少なくないが、“速攻一撃”の威力は抜群だ。加えて、ここ江戸川は自身“初優出”を決めた水面で、その時は大外発進ながら、2着に食い込む健闘を見せた。「伸び型」の好モーターを引けるようだと、V戦線に絡んでくるのは必至だ。

10期ぶりにA1級復帰を果たした「赤岩善生門下生」の北川潤二も、派手さはないが、ハンドル捌きは安定。今期は10節を消化して半数の「5節」でベスト6入りを果たしている他、賞典入りを外したのも1節のみと、前期からの好調をキープしている。師匠譲りで「整備・調整」に妥協は一切なく、いち早くモーターを仕上げてV戦線に名乗りを挙げるか!?

苦節15年目にして遂にA1級の座に上り詰めた浜野孝志と、今期は調子を崩していても、レースは巧い山口裕太の両者も、好モーターの後押しがあると、実績一息の当地でも、好勝負は十分可能。ただ、直後にフライング休みが控えている浜野は、ローリスクのSで凌げる「出足・回り足」が仕上がるかが、キーポイントになってくる。

最後に、A1級が不在で、非常に手薄な布陣の地元・東京勢では、内堀学の頑張りに期待したいところ。ムラ駆け傾向なのは玉に瑕だが、好調の波に乗ると、主力陣を撃破できる地力を秘めている。ここは“地の利”を最大限に生かして、何としてもファイナルに名を連ねたい一節だ!

(※出場予定選手・データは、すべて8月18日現在。)