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総展望

第18回日本写真判定杯

更新日:2018/05/23 11:54:48

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:岡 村    仁4311岡村仁
  • 選手名:君 島  秀 三4137君島秀三
  • 選手名:上 野  真之介4503上野真之介
  • 選手名:吉 永  則 雄4099吉永則雄
  • 選手名:古 賀  繁 輝4294古賀繁輝
  • 選手名:伊 藤  誠 二3713伊藤誠二

“当地58周年覇者”岡村仁がV候補の筆頭格だ!

攻撃力ある君島秀三上野真之介も主役の座争う!

新期の2節目となる次回の開催は、5月25日(金)に初日を迎える「第18回日本写真判定杯」の6日間シリーズ。前節と同様に、準優同枠戦を採用した“2準優制”で争われるが、A1級は計「10名」が参戦を予定している。

その中でも、江戸川においては、2013年7月のG1戦「開設58周年記念」を制している岡村仁にシリーズリーダーの期待が懸かる。その後は、当地でさしたる成績を残している訳ではないが、特別戦でコンスタントに予選突破を果たしているし、何よりも「波水面」には絶大な自信を持っている。風と潮流が対峙して生じる当地特有の「うねり」も、チルトを跳ね上げて豪快に乗りこなしてくる!

その岡村は、調子の波がやや激しいタイプだが、前期は自身2度目となる7点勝率(7.00)を記録するなど、各地でコンスタントに活躍。近況も福岡と尼崎で連続優出と好調を持続している。ダイナミックなハンドルワークと波乗りテクニックを存分に駆使して、久々の「当地V」を見据えて臨む6日間になってくる。

岡村と同じ大阪支部からは、吉永則雄泥谷一毅の両A1レーサーに加えて、A2級ながら当地好走タイプの濱崎誠も参戦。特に、来期(7月1日以降)は17期ぶりにA2級に降格してしまうものの、力量的に抜けた存在なのは吉永。柔軟性に富んだハンドルワークに加えて、モーターの調整力も卓越している。

なお、吉永は約7年半ぶりの当地参戦だった前回戦(昨年5月の報知新聞社杯)で、優出こそ逃したが、堅実にポイントをまとめて準優進出を果たした。久々の水面でも無難に乗りこなしていたし、ここも極端に水面が荒れない限り、好勝負を演じてくれるはずだ。

一方、泥谷と濱崎の両者は、前記した岡村にも匹敵する“波巧者”で、荒水面を全く苦にしない。「積極走法」が持ち味なのも共通項で、ツボに嵌ると「捲り連発」もあるタイプ。よって、モーターの噴き具合によっては、シリーズを沸かせる存在になるだろう。

そして、近畿地区では滋賀支部の君島秀三も総合戦力は高い。根は“速攻肌”とあって「行き足・伸び」がバシッと仕上がると、自慢のスタート力をフルに発揮して“ピンラッシュ”が見込める。過去に「7優出&2V」の実績がある江戸川水面との相性も悪くないが、当地の直近2節は低調機に手を焼いただけに、今回こそ好モーターの恩恵にあやかり、開幕ダッシュを掛けたいところだ!

上野真之介古賀繁輝の“佐賀コンビ”も、楽しみな存在。まず上野の最大のセールスポイントは「旋回速度」で、捲るにしても差すにしても、スピード感満点。初めて7点台の勝率を記録した前々期からは少し勝率を落とした前期だったが、「記念の壁」に跳ね返されながらも、粘り強く奮闘した。波水面も乗りこなせるが、やはり静水面の方が攻撃力を発揮できる。

一方の古賀だが、前期は事故点が膨れ上がった影響で、身動きが取れぬ状態に…。その結果、来期は18期守り抜いたA1級の座から陥落してしまう。新期を迎えて、事故点がリセットされた今月に入っても調子は一向に上がってこないが、通算で「6優出&1V」の実績を残す江戸川水面との相性は良好。なお、当地では「伸び型」に仕上がると好走率が高く、展示航走における「直線気配」をしっかりと注視したいところだ。

そして、出場選手中、最も江戸川勝率が高いのは、愛知支部の伊藤誠二(通算で6.83)。今回は3年ぶりの参戦とブランクがあるものの、当地通算「6V」という輝かしい実績を残している。昔から決して荒水面を得意としている訳ではないが、持ち前の「先行力」を十二分に発揮して、高い確率で好勝負を演じてきた。今回も水面慣れが早いようなら、積極的なレース運びで確実に準優(ベスト12)圏内には食い込んでくるはずだ。

その伊藤と同じ東海地区からは、静岡支部の後藤正宗も参戦。この後藤も、伊藤と同様に“速攻派”で、好調時は質の高い「好S」を連発して「1着」を量産する。なお、今年は年間「4V」を飾った昨年に比べると平調で、まだ優出が1度もないが、「直線系」が仕上がるようだと“台風の目”になり得る攻撃力の持ち主だ。

岡山支部の立間充宏と、現在はA2級ながら、今年すでに「3V」を挙げて来期のA1復帰が決定している長岡良也も、力量的にはV戦線に食い込める存在。ただ、両者ともに荒水面を苦手にしているため、波が出ると割引きの評価が必要だ。

よって、この2者は「静水面」で戦えることが好走条件になってくるが、“一般戦の強豪”である立間は、過去に当地で「3V」を飾っている。攻め手も多彩なだけに、荒波を乗り越える好モーターの後押しがあるようだと、注目度は俄然アップする。

そして、地元の東京支部勢だが、今回はA1級が不在とあって、A2級の芦澤望渡辺豊に期待したいところ。まず芦澤は、先月の「日刊ゲンダイ杯」に参戦したばかり。その節は予選突破を果たせなかったが、それ以前は“2連続優出”と江戸川水面に対する「苦手意識」はほぼ払拭できている様子。

一方、地元勢の中でも、当地の参戦機会が多い渡辺の真骨頂は“粘り強さ”で、しぶとく捌いてくる。その粘りは「整備・調整」にも当てはまり、根気強く施した整備が終盤に当たってくることも多い。シリーズ序盤から堅実にまとめて、まずは準優ベスト12入りを目指したい。

埼玉支部の佐竹友樹も、当地は年間に「2〜3節」のペースで参戦しており、江戸川の水面をしっかり乗りこなしてくる印象。「スピードターン」に定評がある選手だが、荒水面にも的確に対応してくる。なお、内コースにおいては時折り取りこぼしがある一方、中外枠時に派手な“一発”があるタイプ。よって、ダッシュ枠で人気を落とした時こそ、穴でマークしたい存在だ。

ベテランの瀬尾達也もしっかりとA級に踏み止まっている。「永遠のスタート王」として名高い瀬尾は、今でも「快S」を繰り出し、若手顔負けの「捲り」や「捲り差し」を得意としている。地力十分の古豪の走りにも注目したい一節だ!

(※出場予定選手・データは、すべて5月16日現在。)