4月27日 (土)

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第38回京葉賞

2015年12月24日〜2015年12月29日
優勝者:3412鈴木  博(埼玉)

2015年のラストシリーズ「第38回京葉賞」を優勝で締め括ったのは、埼玉の鈴木博だった。インから「コンマ01」という“激アツ”スタートで逃げ切り、自己通算「47回目」、江戸川では今年の5月(第40回スポーツニッポン杯)に続いて「7回目」のVとなった。 レースは、鈴木がインから1M先マイ。差してバック最内を猛追した2号艇の津久井拓也を、2Mで振り切ってそのままゴール。一方、「ついにデビュー初Vか!?」と思われた津久井だったが、2Mでの無理がたたって失速気味に…。その隙に差を縮めた6号艇の久田敏之が、2周1Mで津久井を捕らえて逆転の2着に。 また、カドから捲り勝負に出た4号艇の小山勉は飛んでしまい、その小山に被せられた3号艇の亀山雅幸は何もできず…。5号艇の眞田英二も、1M手前で混戦のあおりを食らい出番はなかった。 さて、優勝した鈴木だが、今節は抽選運にも恵まれて実績高い「68号機」をゲットし、前検から軽快な動きを見せていた。初日の選抜戦はスタートで失敗して3着に敗れたが、3日目にインで勝ってからは優勝戦までオール1着の“無双モード”に突入。全ての足がパーフェクトに揃っており、そのパワーを遺憾なく発揮して連日人気に応えてくれた。 惜しかったのは津久井で、こちらもエンジンは出足を中心に仕上がっていた。津久井は未だ優勝経験がなく、最初の直線で鈴木を一旦捕らえかけたものの、結局は力技で捻じ伏せられて悲願達成はお預けに…。 逆に、健闘したのは久田で、戦前のインタビューでは「道中勝負で舟券に絡みたい!」と熱く語っていたとおりのレースぶりを披露。不利な6コースからの2着奪取は価値がある。 なお、当地のモーターは、使用開始(4月15日)から8ヶ月が経過したが、鈴木が使用した「68号機」は、今でも2連対率が約50%あるメーカー機の1つ。今後もぜひ注目しておきたいところだ。




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