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第23回関東日刊紙ボートレース記者クラブ杯 / 3月14日〜3月19日 |
節全体の展望・注目の選手
★早春の戦いは実力者が多数参戦!
マスターズチャンピオン控える名人達と活気溢れるヤングレーサーが大激闘!
マスターズチャンピオン控える名人達と活気溢れるヤングレーサーが大激闘!
3737 上 平 真 二 | 3024 西 島 義 則 | 3978 齊 藤 仁 | 4290 稲 田 浩 二 | 4851 関 浩 哉 | 4537 渡 邉 和 将 |
(※3771・折下寛法選手は欠場となりました)
(※4598・加藤政彦選手は初日帰郷となりました)
(※5136・濱野斗馬選手は初日帰郷となりました)
※3月15日(開催2日目)は強風高波浪による水面状況悪化の為、第4R以降が途中中止・順延となりました。
(※4401・小林泰選手は2日目帰郷となりました)
※3月17日(開催4日目)は強風高波浪による水面状況悪化の為、全レース中止・順延となりました
※3月18日(開催4日目)は強風高波浪による水面状況悪化の為、第1R以降が途中中止・打ち切りとなりました
3月14日(木)から「第23回関東日刊紙ボートレース記者クラブ杯」が4日間開催・得点率制で開幕する。
前節に続いて、短期決戦となる今シリーズ。「第59回ボートレースクラシック」の裏で行われるも13名のA1級が参戦予定。こちらも激しい覇権争いになって行きそうだ。
4月に鳴門「マスターズチャンピオン」を控える当地通算勝率トップの上平真二と西島義則の広島コンビ。そして地元を引っ張る齊藤仁に加えて、B1級ながらも36優出8Vの潤沢な当地実績残す高橋勲らが最高峰の名人戦を前に熟練達者な荒波捌きを披露する。
昨年グランプリシリーズのファイナル1号艇から誰よりも悔しい思いをした関浩哉を筆頭に、宮田龍馬・濱野斗馬・大澤風葵ら次世代担うヤングレーサー達が積極果敢にベテラン勢に立ち向かう。この若手A1陣に加えて注目度高いのは、養成所で頭二つ抜ける成績を収めた132期チャンプ・水谷理人。初参戦となるハードな水面で何処までポテンシャルの高さ見せるか。
間で待ったをかけるミドル世代はSG常連・稲田浩二が代表。2月に一般戦で2V、直近は地元尼崎の記念戦で予選8位通過と変わらず安定した技量光る。11優出4V実績ある当地水面でも「イナダッシュ」が火を噴くか。当地通算勝率3位ながらもまだ江戸川制覇はない渡邉和将。当地初V狙う渡邉も稲田に負けないS力で優勝候補の一角に。当地優勝経験あり道中魅せられる尾嶋一広・金子萌も底力を見せる。
地元のA1級は齊藤に並び杉山貴博、そしてA2級陣も十分な層の厚さがある。当地水面での近況は絶好調である加藤政彦を中心に山田哲也・小林泰・内山文典・折下寛法らが熟知した波乗りテクニックで遠征陣を自由にさせない。
(※出場予定選手・データは全て3月9日時点)
開催日別 展望 | |
3月19日(火) 最終日 | ★あと一つ!関が江戸川初V&パーフェクトVへ荒波を制す!
3月17日に予定されていた開催4日目が全レース中止・順延、予選最終日は3月18日になったが1Rの本番ピットアウトから作戦待機行動に入るところで全艇を引き戻し、発走見合わせ。そのまま再出走することなく第1R以降が途中中止・打ち切りとなり、得点日は幻に。その結果3月16日(開催3日目)までの得点率上位6名がファイナルへ進出を決めた。 予選3走を無傷の3連勝で戦い抜いた関が江戸川初優勝へ向けて、ファイナルの絶好枠番を獲得。初戦のイン逃げ、「江戸川選抜」の3コース捲り、大外からの最内差しと若手随一の実力者らしくバリエーション豊かなハンドル捌きを見せ続けた。度重なる中止でリズムという面で不安はあるも、大舞台を何度も経験している関の技量は信頼できる。ラストもバチっと逃げ込んで、当地初V&パーフェクトVへ荒波を制す。 2枠から松井→渡邉→上之の並びで、この3者は関と同じく当地初V懸かる。おそらく現状の予報のままでは、ファイナルの時間帯もハードな水面に。ならばV経験あるアウト勢、上平(5枠)と内山(6枠)も侮れず…。 |
3月16日(土) 3日目 | ★波乗る関が展開狙う!気合の大外1走で上昇気流へ!気配如何に持ち直すか…メイン戦は渡邉◎!
3月15日の開催2日目は強風高波浪による水面状況悪化の為、第4R以降が途中中止・順延に。安定板装着&2周戦で行われた3つのレースでは、艇が弾みながら道中目まぐるしく順位が変わる様相で中止せざるを得ない水面だった。 初日「江戸川選抜」の勝利含む2勝を挙げた関が現在トップ。1枠と3枠を消化してる関に回って来たのは大外1走(6R・6枠)で得点日を前に勝負処。自身も直線良機・59号と共に良好な気配持つがここはどうやら展開も巡ってきそうな枠番。カドに座るエース機・11号の横井が、伸び足でパンチ利いた12号のイン内堀に攻め込んでやり合う展開は十分。更に、関と得点率で並び手前よりに気色良い松井(2枠)も控えて、熾烈な一戦となりそうだ。 開催3日目として行われる3月16日のメイン「記者選抜戦」でインに座すのは渡邉。初日は前述のエース機駆るイン横井を差し切っての白星発進。ただ、足的には脆い感じでS展気配からやや苦しいものだった。開催2日目が未出走で何処まで改善出来ているかが焦点。 予定されていた2日目の同番組1枠からスライドされた稲田が2号艇に。初日の「江戸川選抜」では5着と辛酸舐めたが、相棒29号の前節を考えると悲観する様な足色ではない雰囲気。課題は道中と言った処で、Sからの足は十分。質の高いS力持つ内枠2者のスリット合戦が熱を帯びる。パンチの利いている12号機・内堀(3枠)がスローからどれだけ伸ばすか注視したい存在。 |
3月15日(金) 2日目 | ★「江戸川選抜」で関の捲りが炸裂!2日目の目玉レース「記者選抜戦」は稲田がインへ!
初日は強い下げ潮と追い風による影響で、終日安定板装着、2Rから12Rまで周回短縮での開催。 波立った水面により、波乱決着となる競走もあり、江戸川らしい初日となった。 メインの「江戸川選抜」ではインの西島が3枠関の捲りに敗れた。展示航走では出足系統の気配は悪くなかった西島。本番でのスタートはトップタイミングだったが、スリット後にジワリと伸びた関が捲り切った。この勝利で関は初日を連勝で締め括り、得点の面で一歩リードを広げた形だ。 2日目の目玉レース「記者選抜戦」のインには稲田が座る。初日の「江戸川選抜」で舟券には絡めなかったが、舟足は決して悪くない。短期決戦の予選ならばここのインは取りこぼせない。気合のスタートを決めてキッチリと物にしたい処だ。 隣の高塚、カド受けとなる内堀らも初日の競走で軽快な動きを見せており侮れない。更に外にもリズム好調な寺島・渡邉も控えており、見逃せない競走となる事必至! 初日の競走を終え、動きが目立っていたのはやはり横井(11号機)。流石の力強さで、同体のSならばグッと前に出て行く印象だ。2日目はダッシュ2走(6R4枠・10R6枠)だが枠不問で狙える。松井(47号機)も出足・行き足に力強さがあり、実戦での足もあり上位級と言えるだろう。 |
3月14日(木) 初 日 | ★「江戸川選抜」の絶好枠は西島!広島のイン職人が先陣切る!
何と言っても今節はA1級が13名参戦という層の厚い一節間。誰が初日「江戸川選抜」の絶好枠を託されるかという処であったが、ここは広島のイン職人・西島がその大役を任された。 当地は昨年「ボートレース研究ファン感謝祭」で優勝を飾って以来、約1年2ヵ月ぶりの登場となる。抽選運にも恵まれて、前節の優出機・51号を手にした。近況はスリット足軸に好気配見せている良機だが、前検特訓から西島も中々の雰囲気あり。己のテリトリーとなるイン水域からの逃走劇で先陣切る。 上位機の面々は3000番台のベテラン勢が獲得。前述の51号・西島を筆頭に、前節V機・10号は浅見、エース機・11号は横井に。36優出8Vの潤沢な当地実績持つ地元高橋には、ここ数節軽快な動き見せている17号機。 2000番台で現役最ベテランである高塚にはエース機に次ぐ看板機・46号。全ての足にハイパワー備える超抜機と艇界の古豪はどの様にマッチングするか。 巧みな名人達に挑む若手代表の関は59号。機の特長である直線気配は前操・前々操と節後半へ進むにつれ下降線辿ったが、若手随一のポテンシャル持つ関の調整手腕に期待する。前節・佐藤隆太郎が久々に好気配引き出した53号は羽野。「G1江戸川大賞」での湯川V機・64号は佐藤が手にした。前操はどっちつかずの気配だったが、伸び仕様好む佐藤の調整にハマれば一撃怖い。 一撃で言えば伸び足に力持つ12号の内堀。前検特訓ではパンチの利いた気配見せておりこちらも注視したい存在だ。 |