7月24日 (月)

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G3第26回アサヒビールカップ / 8月3日〜8月8日

節全体の展望・注目の選手

香川支部のエース格森高が1年ぶりに参戦!

地元勢ではSG戦デビュー直前永井に期待!




4030
森 高  一 真

4688
永 井  彪 也

3876
中 辻  崇 人

4193
郷 原  章 平

4150
山 田  雄 太

2014
高 塚  清 一


次回は8月3日(木)に始まる「G3第26回アサヒビールカップ」の6日間シリーズ(2準優制)。G3の企業杯ということで、優勝賞金は破格の「200万円」。なお、当節は概ね「上げ潮」基調で、南からのホーム「追い風」が時に強く吹き抜ける夏場としては良好な潮回りで、「下げ潮」が多少入る終盤戦(5日目・最終日)の前半レースをを除けば、まずまずの好水面を期待して良さそうだ。

さて、主役候補のA1級は計「11名」が参戦予定だが、G3戦ということもあって力量レベルは全体に高い。また、メンバーを見渡すと、福岡勢が大挙「11人」参戦する他、大阪「9人」・東京「8人」・香川「8人」・静岡「7人」と、大多数を占める「5支部」の面々による“対抗戦”を思わせるメンバー構成になっている。

その中でも、特別戦通算「V5」の実績を誇る森高一真は、現役バリバリのSGレーサー。トップステージにおける戦いで磨き上げた硬軟自在なハンドリングに加えて、道中戦においても時に激しく、そして巧妙に捌いてくるテクニックは、一般戦を走れば一枚上の存在だ!

そして、今年は3月に「G1蒲郡62周年」を制しており、現在の獲得賞金ランクも「19位」と好位置に付けている。少し気は早いが、年末のグランプリ出場へ抜かりなく賞金を積み重ねておきたいシリーズだし、1年ぶりの参戦となる当地も過去に「2度」のV実績があり、多少の波は苦にしない。

対して、今期が“初A1”の地元・永井彪也に懸かる期待も大きい。持ち前の“鋭敏ターン”の切れ味が増し、一段とスケールアップしている印象だ。なお、前回の当地戦(4月・ゴールデンカップ)では、予選から力強い走りでシリーズを牽引して、自身2度目のVを飾った。この後は多摩川のお盆レースを走った後、いよいよ初の大舞台(SGメモリアル)が待っている。今や地元きっての“江戸川巧者”に成長を遂げた永井が、強力遠征勢に立ち向かっていく姿に注目だ。

福岡支部からは、中辻崇人郷原章平羽野直也の3人がV候補として名を連ねる。この中で中辻と郷原は、当地の参戦機会が比較的多く、特に江戸川通算「12優出&4V」の中辻は“ドル箱水面”と言っても差し支えないほど相性がいい。記念クラスにもヒケを取らない“旋回力”は今節でも屈指の存在で、波が出ても“ドンと来い”のクチだ!

そして、九州地区のトップルーキーに選出されている羽野は、今回が当地初参戦。昨年7月の芦屋で“デビュー初V”を飾ると、その後は順調に力を蓄え、今期は芦屋のGWシリーズに続いて、住之江のルーキーシリーズも制す活躍で一気にブレイク。現勝率(5月1日〜)「7.62」は出場選手中、堂々のトップだ。

また、キャリアの割に強引な攻めは少なく、非常に洗練されたハンドル捌きの持ち主で、難しい当地の水面に対する適応能力も高いはずだ。

そして、木下翔太鶴本崇文の“大阪コンビ”も主役を張る地力は十分。前記した羽野と同様に、木下は近畿地区のトップルーキーで、既に「3度」のG1戦優出経験もあり、順調にキャリアを積んでいる。今期も6月の地元G1戦(住之江61周年記念)で“準V”の他、7月の三国ルーキーシリーズでVを飾るなど好調をキープ。当地は初優出を果たした昨年5月(BOAT Boyカップ)以来の参戦だが、高次元の攻めを繰り出して、優出戦線に絡んでくるのは必至だ。

一方の鶴本は、今年早くも3度目の当地参戦。直近の2節はともにG1戦(ダイヤモンドカップ&62周年記念)で予選敗退に終わったが、当地一般戦は現在連続優出中と水面相性は悪くない。道中戦で捌き上げる粘り強さが身上で、生命線となる「回り足系」がある程度仕上がれば、好勝負に持ち込める。

静岡支部からは、原豊土山田雄太の“89期コンビ”に、谷野錬志を加えたA1級3者がエントリー。原は当地の調整に苦戦するシーンが多く、今のところ強調できる実績を残していないが、攻撃性能が高い山田と谷野は、ともに当地で優勝経験がある。

山田と谷野の比較では、機出しに安定感がある谷野の方が好走率は高いが、地元の浜名湖で開催されたSGボートレースダービー(2015年10月)で“準V”の実績がある山田は、強烈な爆発力を秘める。首尾良く好モーターを引けると、シリーズリーダーはおろか、一気にVロードを駆け抜けるかも!?

一期でA1級に返り咲いた近江翔吾は、持ち前のスピードが鈍る江戸川をやや苦手にしている。よって、好機の後ろ盾が欲しいところだが、水面が極端に荒れない限り、それなりには着をまとめてくるだろう。

また、現A2級では鈴木茂高濱崎誠の両者が、無類の”江戸川巧者”だ。そして、鈴木と言えば、優勝戦「58連敗中」の岡谷健吾(広島=90期)には及ばぬが、自身も「52連敗中」と、未だに“優勝”の2文字と縁がない。「2着型」で勝ち切るレースが少ないが、しぶとくポイントを重ねて、まずはファイナル進出を目指す。

一方、濱崎誠の“波乗り手腕”は天下一品で、風と潮の流れが対峙した際に生じる当地特有の「うねり」を豪快に乗りこなせる剛腕タイプ。今期は事故点が高く近況のリズムも良くないが、得意水面で悪い流れを変えたい一節だろう。

最後に、前記した3人(原・山田・谷野)と同じ「静岡支部」の幸田智裕高塚清一も、波水面には滅法強い。「24場で江戸川が一番相性がいい」と言う幸田が“相思相愛”の水面で活躍を誓えば、最年長レーサーの鉄人・高塚も若手顔負けのレースで、近況も「70歳」とは思えぬ走りを各地で披露している。好機の後押しがあるようだと、主力撃破も十分だ!

(※出場予定選手・データは、すべて7月23日現在。)