4月26日 (金)

ホーム/総展望

ゴールデンカップ / 5月1日〜5月5日

節全体の展望・注目の選手

絶好調の石渡鉄兵“一強”態勢で主役に君臨だ!

“大関格”若林将飯島昌弘も虎視眈々とV狙う!




3716
石 渡  鉄 兵

4335
若 林    将

3679
飯 島  昌 弘

3940
飯 山    泰

4430
永 田  秀 二

3412
鈴 木    博


次節は「令和元年」の幕開け(5月1日・水祝)とともにスタートする「ゴールデンカップ」の5日間シリーズ(2準優制)。「オール関東」による恒例のGW開催で、出場メンバーの大多数を占めるのは地元の東京支部勢(39名)だが、“少数精鋭”で挑む埼玉支部(3名)&群馬支部(6名)の計「9名」もアウェーの地でひと暴れを目論んでいる!

なお、今節は新モーター&新ボート&新プロペラで争われる「2節目」のシリーズ。また、新期を迎えて「勝率」+「事故率」も全てリセットされる。よって、前期に不調や事故パンで苦しんだ選手にとっても、気持ちを新たに臨める5日間になってくる。

さて、今節の“一人横綱”として主役を張るのは、言うまでもなく石渡鉄兵だ。昨年6月の戸田で負った膝の怪我によって、約2ヶ月間の欠場期間があったため、現在はA2級(※出走回数90走未満)に落ちているが、戦列復帰後は以前と何ら変わらない“江戸川テッペイ”の走りを各地で披露している。

その石渡は、昨年12月の住之江から3月の鳴門まで“9連続優出”という快進撃で、年明け初戦の当地正月レース(新春金盃)も自身初の“パーフェクトV”を達成したことは記憶に新しい。その後も、2月の宮島で優勝、そして2節前の尼崎でも“V”を飾るなど、勝率も「8点台」に迫る勢い。現在進行形で「無双モード」は継続している!

鬼の強さを誇るこの石渡が、最も得意としている当地を走れば「V確率」は限りなく高いはず。他にも“江戸川巧者”が集結しているものの、正月開催に続く“完全V”を再び飾ったとしても何ら不思議でない。

石渡に続く地元2番手は、1月末の当地「63周年記念」で初の“G1タイトル”を獲得した若林将。その若林も、周年Vを挟んで“6連続優出”と今期は好ペース。近況も4月の平和島で優勝を飾ると、続く若松でも難なくベスト6入りと安定感は際立っている。

ただ、3月の当地戦(関東日刊紙BR記者クラブ杯)では、低調モーターに手を焼いて予選敗退の憂き目に遭っている若林。「江戸川では常に勝ちたい!」と水面に対する思い入れは誰よりも強いだけに、今回は捲土重来を期し初日からV奪取へ全力で挑んでくることだろう。

そして、前期は「事故点」との戦いだった飯山泰にとっては、待ちに待った新期の1節目。F休みを直後に控えていた前回1月の「63周年記念」では、最大の武器である「スタート」が行けぬ状況に加えて低調機を引く“2重苦”だったが、心を折らすことなく5日目&最終日の敗者戦で「2勝」を挙げたのは賞賛に値する。

その飯山だが、来期(7月1日以降)のA2級陥落は免れず、今期は一からの出直しとなる。前期の苦労を考えると、新期早々に本領の“快ショット”を連発するのは難しいかもしれないが、キッチリとモーターを仕上げた上で、まずは第一関門のベスト12入りを目指したい。

ダイナミックな「捲り」や「捲り差し」を繰り出してくる永田秀二もV候補の上位に名を連ねる。前回の63周年では、予選ラストで転覆(責任外)を喫したものの、強力モーターの後押しで準優戦に進出。「伸び足」がくれば“鬼に金棒”で、今回も自力で仕掛けて行ける状態に仕上がれば、豪快な攻めでシリーズを盛り上げる存在になる。

江戸川との相性や実績を考慮すると、山田竜一桑原将光北山康介の3者も、機の仕上がり一つで争覇圏に突入してくる。中でも、近況の当地戦で凡機を引き続けている山田は、懸命の整備と調整で毎回良く立て直している。自身の調子も底を脱して上向いてきたことから、今回は強い“ドラゴン”の走りを期待していいかも…!?

そして、当地通算「V3」の桑原と、昨年12月の「BR研究ファン感謝祭」を制して2回目の江戸川Vを飾った北山の両者も、地元きっての波乗り巧者。近況好調の北山とは対照的に、桑原は不調に陥っているが、ともに生命線である「回り足」が仕上がると、的確なハンドル捌きを駆使して舟券への貢献度は非常に高い。

さらには、渡邉睦広山本英志杉山貴博もA1級の腕達者だが、この3者では「捲り差し」の精度が高く、モーターも高い確率で出せている杉山は、以前に比べて安定感が増している。近年は当地への斡旋が減少して、今回は約2年ぶりの参戦。いち早く水面にフィットして好レースを期待したいところだ。

渡邉と山本は、ともに年齢を重ねてもレースぶりは若々しく、中外コースから爽快な攻撃を繰り出してくる。特に渡邉は、山本に比べると当地は出場機会こそ少ないものの、過去5年間における江戸川の2連対率は「75%」と極めて優秀。ワースト機を引いた前回戦でも、節間6走で「5回」の舟券絡みと粘り抜いていたように“調整のツボ”をバッチリ掴んでいる印象だ。

当地の「地元スター候補(※現在のフレッシュルーキー)」から成長を遂げた三浦敬太と、ようやくA2級に定着しつつある加藤政彦も楽しみな存在。根っからの「速攻派」の三浦に対して、加藤の方は「差し屋」で、レーススタイルは好対照だが、機の仕上がり次第では“主力クラス”を脅かす存在になり得る。

対する埼玉支部からは、飯島昌弘鈴木博の両A1レーサーと、抜群の“ダッシュ力”を誇る濱崎直矢の「3名」が参戦。中でも、当地のG1タイトルホルダーである飯島は、全国規模で見ても有数の“江戸川巧者”であり、波乗りのテクニックは“達人級”だ!

その飯島は「調整力」の高さと、的確無比な「ハンドル捌き」が武器で、一般戦が舞台であれば、大崩れすることはほぼ皆無だが、現在行われている「宮島マスターズチャンピオン」でも硬軟自在なレースを繰り出して奮闘中だ。今回も“遠征の刺客”として、大本命の石渡を脅かす可能性は十分にある!

そして、江戸川通算「8V」と地元東京勢も顔負けの実績を残している鈴木は「五十路」が目前だが、衰えとは無縁。“機動力”に富んだタイプで、外コースを全く苦にしないのは大きな強味。当地は好相性な一方、荒水面は決して得意でなく、静水面で戦えれば信頼度は高まる。

濱崎は、当地通算「3優出」をマークしているものの「年1回ペース」と参戦機会は少なめ。苦手水面とまではいかないが、江戸川との相性は今ひとつ…。よって、得意の“速攻勝負”が利く「行き足系」を仕上げられるかがキーポイントになってくる。

最後に「6名」がエントリーしている群馬支部勢では、まずA1級の鳥居塚孝博金子賢志に注目したいが、当地通算勝率が「4.74」と低い金子は実際にも水面相性が一息で、持ち味である“S力”を発揮できているとは言い難い…。

それに対して、鳥居塚と大澤普司、そして、来期(7月1日以降)のA2級復帰がほぼ確定している野村誠の3者は、江戸川の“難水面”をキッチリと乗りこなしてくる。この中では、鳥居塚の安定感が勝っているものの、「機出し」にムラがある大澤・野村の両者も、モーターが出れば豪快な攻めっぷりで魅せてくれる!

特に「江戸川は波が出ないと面白くない!」と“荒水面”を心待ちにしているのは、波の鬼として鳴らす野村だ。「伸び型」では仕事がしにくいが、「出足」+「回り足」が首尾良く仕上がるようであれば、今回の“惑星候補”になってくるはずだ。

(※出場予定選手・データは、すべて4月19日現在。)