2月24日 (日)

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第7回ボートレース研究ファン感謝祭 / 2月27日〜3月3日

節全体の展望・注目の選手

当地ドル箱山下和上平真荒井輝が3強!

上野真河合佑102期コンビも主役候補だ!




3562
山 下  和 彦

3737
上 平  真 二

4503
上 野  真之介

4494
河 合  佑 樹

4546
浜 田  亜理沙

4590
渡 邉  優 美


次節は、2月27日(水)に始まる「第7回ボートレース研究ファン感謝祭」の5日間開催。当シリーズは、予選4日間のポイント上位6名がファイナルの優勝戦へ進出する“得点率制”で実施されるが、計「12名」の女子レーサーも参戦予定の“男女混合戦”にて争われる。

さて、計「10名」のA1級が参戦してくる当シリーズだが、メンバーを見渡すと、中国地区から全国でも指折りの“江戸川巧者”が集結。中でも、真っ先に“V候補”として名前が挙がるのは山下和彦上平真二の広島コンビ。山下は当地通算「13優出&6V」とV戦勝率が高く、G2戦(2016年6月の江戸川634杯)も制するなど実績は際立っている!

その山下は、中外コースでこそ輝く「ダッシュ肌」の選手で、ベテランの域に達した現在においても、スピード感溢れる「捲り」と「捲り差し」で魅せてくれる。今期は現在のところ「1優出」のみと平調だが、得意水面で一気に反撃の狼煙を上げたい5日間だ。

一方の上平も、当地通算「20優出&3V」で優出率は抜群に高く、安定感は山下を上回る。波乗りのスキルも“超一級品”で、強風によって生じる白波に加えて、風と潮流が対峙して発生する当地特有の「うねり」もスイスイと乗りこなしてくる。

昨年こそSG戦の出場機会がなかった上平だが、近年は高い確率で「7点勝率」をマークしており、全国各地で活躍している。抜群の“決め手”を誇る山下に対して、“捌き上手”な上平は基本的に「連下タイプ」とも言えるが、当節もテクニックを存分に発揮して悠々と優出してくるはずだ。

そして、岡山支部の荒井輝年山本修一は「江戸川が地元」とも思えるほど、当地は参戦機会が多く、ファンにも馴染みの存在。江戸川通算「23優出&6V」の荒井は、前記した上平と並ぶ、当節の“波乗り2強”。上平が的確に波と付き合いながら乗るのに対し、荒井は腕っ節の強さで、波を打ち砕く豪快な走りが真骨頂だ!

ただ、昨年は当地を4節走って「1優出」と不本意な結果に終わった荒井。最近の江戸川では調整に苦戦するシーンが多く、できれば好モーターの後押しが欲しいところだが、当節こそ“元祖江戸川巧者”らしいレースを期待したい。

また、前期は約13年ぶりのB1級陥落を喫した山本だが、その屈辱をバネに、今期はA2級を飛び越して、9期ぶりにA1級へカムバックを果たした。粘り強く「整備」と「調整」に励み、それが好結果に繋がった形だ。元々「旋回技術」で勝負するタイプとあって、モーターが出れば鬼に金棒。持ち前の鋭敏なハンドルワークを駆使してベスト6入りを目指す。

荒井・山本とともに、岡山支部からは実力十分の渡邉和将も参戦してくる。当地は今回が5回目と経験値では劣るものの、直近の3節では「2優出」と好走。前回(昨年10月)のG2戦(江戸川634杯)でも準優進出を果たすなど、難水面にキッチリ適応できている。モーターの脚質に応じて硬軟自在に立ち回れるだけに、ここもV戦線に絡んでくるのは必至だ。

さらに、多くの精鋭が揃う“102期組”の上野真之介河合佑樹も有力なシリーズリーダー候補。まず、前期は「69勝」と勝ちまくり(当節出場する選手の中で1位)、自己最高勝率となる「7.86」を叩き出して大ブレイクした上野は、強力な“速攻派”。勢いに乗った時の攻めっぷりは凄まじく、コースに関係なく他艇を捻じ伏せる“剛”のタイプだが、その割にフライングが少なく、「S勘」の良さは特筆モノだ。

その上野は、江戸川初参戦で「初優勝」を6コースから成し遂げた“伝説の男”で、その後も当地ではコンスタントに好走している。初日の段階で「確変スイッチ」が入るようだと、猪突猛進に優勝をもぎ獲る可能性も十分ありそうだ!

一方、過去に「F3」を経験している河合は、その苦境を乗り越えて、全ての面で成長を遂げた。記念路線でも通用する「機出し」と「ターン技術」を会得した河合は、決して波乗り巧者とは言えぬが、当地は現在“2連続優出中”で、前々回(一昨年5月の報知新聞社杯)では優勝を飾ったように水面相性は良い。当節も力と技が融合したレース運びでポイントを積み重ねてくるだろう。

河合と同じ静岡支部の谷野錬志と愛知支部の丹下将も、安定感にはやや欠けるが面があるものの、ともに攻撃性能は高い。この2者では、当地で事故が多い丹下よりも、優勝経験もある谷野の方が期待できそう。「江戸川はいい時と悪い時の差が激しい」と話していた谷野だが、首尾良く好モーターをゲットできると面白い存在になってくる。

その他、A2級の面々では、当地でV経験のある大平誉史明佐竹恒彦に加えて、山口高志を含めた3者は、江戸川の水面をキッチリ乗りこなしてくる。

大平は「機出し」の引き出しが多く、今期はA1ペースと巻き返しており、ここも好走の期待は十分だが、昨年1月の「夕刊フジ杯」のV戦1号艇でフライングを切ってしまった山口にとっては、その雪辱戦となる。「コーナー勝負」の比重が高まるのはやむを得ないが、しぶとく粘ってベスト6進出へ気合を入れてくる。

以上の通り、当節は遠征勢が強く、劣勢ムードが漂う地元勢ではあるが、その中では北山康介の頑張りに期待したい。今期は序盤に前期「F2」の休みが掛かった関係で、出走回数が不足気味。それでも、“初V”を飾っている当地は、地元の東京3場で最も相性が良く、荒水面には滅法強い。江戸川巧者が多数揃う当節だが、地元の意地で予選突破へ熱い気持ちで臨むはずだ!

対して「12名」がエントリーしている女子では、女流唯一のA1級である浜田亜理沙と、追配での参戦が急遽決まった渡邉優美の両者が、男子の主力陣と渡り合える戦力を装備。2013年6月に行われた「江戸川女王決定戦」を制している浜田は、前々期に「F2」を抱えて事故率もパンパンという苦しい状況で「7点勝率」をマークしたように、旋回能力はピカイチだ!

テクニックが武器の浜田とは対照的に、渡邉は強気な攻めが身上。好調時は「好S」を連発して“攻めダルマ”と化す。当地はつい先日の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」を走ったばかり。その際は伸び不足に頭を抱えながらも、最終日まで粘走。当節は直前に当地を経験したメリットを最大限に生かしたい。

その他の女子勢では、福島陽子武藤綾子池田明美の3者も江戸川の水面を苦にしない。粘り強く「2着・3着」に絡んでくる福島に対して、武藤と池田は気っ風良く攻めるタイプ。好モーターを引ければ…の条件付きになってくるが、軽量を生かした“一発”には節間を通して注意を払いたい。

最後に、兄・雄朗から当地の「フレッシュルーキー」の座を受け継いだ渡邉真奈美にとっては力が入る5日間。快速モーターの「61号機」とタッグを組んだ前回(昨年9月)の「江戸川女王決定戦」では、自身初の“3連勝”をマークするなど大健闘。器用さには欠ける反面、攻撃意欲が旺盛な彼女の奮闘にも期待したいところだ!

(※出場予定選手・データは、すべて2月23日現在のものです。)