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江戸川大賞 開設69周年記念

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地元記者による本日の勝負レース

01月14日12R
16:10
  • 1石渡  鉄兵
  • 2前田  将太
  • 3片岡  雅裕
  • 4平尾  崇典
  • 5平本  真之
  • 6島村  隆幸

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★地元石渡がキッチリと逃げる★ ドリームレーサー賞1号艇にエントリーは地元の石渡。走り慣れた水面ならば、不安はない。キッチリと逃げて地元ファンの期待に応える。

買い目

前日予想PDF・出走表PDF

レース展望

初 日 レース展望

★ドリームレーサー賞は地元石渡が逃げる!
前検日は水面悪化の為S練習は中止となり、前検タイムのみの計測となり、各選手一度レースをしてみないと分からないというのが本音だろう。

初日メインはドリームレーサー賞。1号艇から順に石渡・前田・片岡・平尾・平本・島村の6選手が火花を散らす。人気を背負うのは地元の石渡だ。新春シリーズでは3度のイン戦を全て落とし2着3回と悔しい思いをしただけに、今度こそキッチリと逃げ切ってファンの期待に応えたい。連続して17号機を抽き当てて調整はバッチリと見た。早差しの前田に当地巧者の片岡・平尾で次位を争う戦いか。

注目のエース機23は地元の小林の手に渡った。初日から目が離せない存在に。前節の優勝機は埼玉の若手畑田がゲット。破格の前検タイム一番時計(6・57)を叩き出した池田に中島・寺本・長野・稲田・古賀・松田・山田康らも抽選は合格で、まずまずのエンジンを獲得した。

総展望

G1 江戸川大賞 開設69周年記念

更新日:2025/01/07 17:05:06

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:石 渡  鉄 兵3716石渡鉄兵
  • 選手名:池 田  浩 二3941池田浩二
  • 選手名:長 田  頼 宗4266長田頼宗
  • 選手名:前 田  将 太4504前田将太
  • 選手名:坪 井  康 晴3959坪井康晴
  • 選手名:平 尾  崇 典3822平尾崇典

★当地記念タイトル譲れぬ石渡・長田が地元の核!

 荒波に舞い降りる東海の大エース!約7年半振りの登場は池田浩二!

1月14日(火)から「G1江戸川大賞 開設69周年記念」が6日間開催・3準優制で開幕する。

湯川浩司が当地G1戦において、前人未到となる4つ目のタイトルを獲得した前回大会(68周年)から約一年。先を越された湯川に追いつけと水面80優出25Vの石渡鉄兵を筆頭に、豪華メンバーで争う江戸川イチのビックタイトル。

今大会も初日(12R)が【ドリームレーサー賞(=DR賞)】&2日目(12R)が【ゴールデンレーサー賞(=GR賞)】として、前回大会同様にダブルドリーム戦が組まれる。

DR賞には1号艇から石渡・前田将太片岡雅裕平尾崇典平本真之島村隆幸、GR賞には池田浩二坪井康晴新田雄史長田頼宗瓜生正義小池修平のそれぞれ6名が選出された。

各ドリーム戦で1号艇を託された江戸川総大将・石渡&東海の大エース・池田。昨年6月13日、前者に軍配挙がった蒲郡「69周年」のファイナルで火花を散らした両者が、ホーム・アウェイを入れ替えてシリーズの目玉となる。

石渡は前回大会予選8位通過も水面状況悪化の為、5日目7R以降が中止・打ち切りとなり準優は行われず…。江戸川を最も走る男が江戸川の魔物に泣かされる事となり、湯川の記録更新を見届ける運びになった。

江戸川の顔として、すぐさま自身も当地記念戦4つ目のタイトルへ辿り着きたい処。まずお正月の「金盃」を戦い抜いてからの連続斡旋となる今大会。普段以上に地のアドバンテージは大きくなるはずだ。

地区選からの蒲郡G1連覇を狙った地元周年で猛追及ばず、石渡にタイトルを譲った池田。相手の畑でお株を奪うべく、リベンジも兼ねて参戦する今大会はなんと約7年半振りの江戸川。出場予定選手の中で最も長い水面ブランクだ。

2024年も期待通りの活躍からグランプリ・トライアル2nd組として最高峰の舞台に名を連ね、艇界最上位のハンドル捌きは誰もが知る処。だがそんな前評判の力量を無に帰す特殊水面・江戸川。至高の捌きで如何に波乗るか、東海の大エースに熱視線集まる。

ドリーム戦12名の内、前回大会のファイナル進出者は坪井・長田・小池。前述の通り準優が行われなかった為、得点率順でこの3名が決勝へ駒を進めた。中でも2大会連続で優出中の地元長田は今大会も人一倍熱い想いで挑むだろう。

前々大会(67周年)は優出1号艇から大敗喫し、そのリベンジを胸に3号艇で優出。コンマ07・トップSから優勝への気概を見せる猛攻も坪井(2枠)が全力の抵抗。結果的に湯川のVロードが開き、小池との大阪師弟ワンツーをアシストする形になった。

再リベンジを誓う長田は、石渡ともに地元勢を熱く引っ張って行くはずだ。しかし、今節最もホットな状態で乗り込んで来る前田が再度立ちはだかるか。地元強者を纏めて打ち破った当地67周年覇者は24年グランプリシリーズでSG初タイトル獲得。

石渡と同様に前回大会は中止・打切に泣かされた一人だが、予選10位通過と存在感は示した。頻繁に走る水面ではないにせよ、波を苦にせず捌いて来る前田。SG初制覇の勢いままに、今大会もV争い最前線へ顔を出して来る。

池田・前田と並んで遠征陣の注目株は岡山波巧者・平尾と選手会長・瓜生。前者は当地31優出7V、通算勝率も7点オーバーと荒波捌きは一級品。11月にはパーフェクトでのタイトル奪取とその巧腕に疑いなし。

選手会長は久しぶりの一般戦(びわこ)Vから、住之江・福岡と周年タイトルを2つ獲得し復調ムードの24年。優出4着だった65周年以来、3年振りの当地参戦となった前回大会では予選15位。ブランクある水面でもクリーンかつ的確なハンドルは健在だ。

石渡・長田を軸とした地元陣営は他、寺本重宣福来剛山田哲也若林将小林泰永井彪也渡邉雄朗佐藤隆太郎の8名が並ぶ。石渡と同じくお正月開催からの連続斡旋で、より大きなアドバンテージ得るのは若林・渡邉の2者。

前者は地元10名の中で25年前期の勝率トップ(7.12)をマーク。現行エンジン初卸し節(5月ゴールデンカップ)での優勝から勢いはとどまらず、その後もコンスタントにVを重ねた。最終的に年間6Vまで到達、5年振りのSGクラシックを射程圏内に収めた。

後者は24年の一年間で8節の江戸川参戦。3優出でタイトルこそなかったが、毎度機出し職人ぶりを光らせていた。良いエンジンとされる現行機には渡邉の航跡ありと言った処。直前のお正月開催で当人が使用した機にはぜひ注目したい。

この流れでエンジンの話に移るとするが、まずエース格を競うのは23号&61号。前機は現行機2節目で高田明(佐賀)と頂点に立ち、次に使用した渡邉も番長戦で優出1号艇(3着)。当時の破壊力を思うと近況は寂しい感じもあるが、感触の良さを口にする選手はいまだに大多数。

後機は渡邉が7月に使用後から気配2段増し。直後の金田智博(福井)が節イチの伸びを持ちながらも、良質な出足・ターン回りと無欠の足色に仕上がった。優勝こそまだないが、金田から使用10節で6優出のハイパワー振りは最注目機で間違いなし。

その2基を追随する51号&34号。片橋幸貴(滋賀)が7月G2戦Vした51号は、現状のタイムレコード機。34号も初卸しから目立たない時の方が少なく、その武器は行き足・回り足。気配の安定感で言えばこの一基が真っ先に思い浮かぶ程、終始力強く出ている。

4強エンジンの他、21号・31号・71号も好調機。しかし24年11月に約4年半振りの当地参戦となった下寺秀和(広島)が言葉にした「江戸川のエンジンにはパワーがあるイメージ」の通り、穴目の良機が多数控える。集うトップレーサー達が荒波越える底力を引き出し、より熱を帯びた記念タイトル争いへ昇華させるだろう。


(※出場予定選手・データは全て12月22日時点)