第47回京葉賞 トータリゼータエンジニアリング杯
更新日:2024/12/20 20:18:53
12月24日(火)から「第47回京葉賞 トータリゼータエンジニアリング杯」が6日間開催・2準優制で開幕する。
2024年の江戸川を締めくくる、年の瀬恒例の「京葉賞」で主軸となるA1級は5名。地元・村田修次を筆頭に、渡辺浩司・塩田北斗・秦英悟・長岡良也らがシリーズを最前線でリードする。
5名の内、水面V実績持つのは村田・塩田でそれぞれ1Vずつ。今節特段抜けた当地実績を持つ選手はおらず、通算の水面勝率でも両者(村田6.38・塩田6.37)が僅差のツートップに君臨。
ただ村田は東京3場の内、江戸川が最も登場の少ないフィールドで約2年振りの当地参戦。地元とは言えどややブランクある波の上で、どんな捌きを披露するのかは注目処のひとつ。
「地力」の面で見るならば、渡辺・塩田の福岡勢が一歩上を行く。村田・秦・長岡の3名は来期A2降格(秦は出走回数不足)となっていて、7点オーバーの勝率残しガッチリとA1級を維持した九州男児は力強い。
最上位級を丸12年間キープする渡辺は、前走地の地元周年戦でも優出3着と存在感。安定感も抜群の実力者は津・びわこと多摩川以外の関東4場が無冠の地。約7年振りの江戸川で当地初タイトル奪取となれば、24場制覇へ大きく前進だ。
福岡に並ぶ強豪支部、大阪からの刺客は秦。前述の通り来期降格も、近年ランクを落とす理由は出走回数。勝率は確保出来ており、実質A1級である事に異論なし。代名詞「捲り差し」で魅せるコーナーから当地初Vを目指して行く。
出場予定メンバーで渡辺・塩田に並び来期A1級に座すのは黒柳浩孝&北川潤二の愛知勢。特に今年上半期は毎月登場していた前者はほぼ地元勢。半年の空白が大分長いものに感じる程、当地水面・調整法を熟知した一人だ。
両者はともに当地5優出もまだ未制覇。1期違いの同志で切磋琢磨して、上記A1陣にV争い挑む。その間を割って入る当地フレッシュルーキー・若林樹蘭を筆頭に、竹下大樹・中野希一・松井友汰・中村魁生らヤング世代も活気溢れる。
(※出場予定選手・データは全て12月15日時点)