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東京健康ランド・まねきの湯カップ

更新日:2022/11/20 09:27:53

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:佐 藤    翼4573佐藤翼
  • 選手名:秦    英 悟4427秦英悟
  • 選手名:島 村  隆 幸4685島村隆幸
  • 選手名:前 沢  丈 史4366前沢丈史
  • 選手名:山 本  英 志3888山本英志
  • 選手名:山 田  亮 太4644山田亮太

佐藤島村など実力あるA1級が大挙参戦!

東京支部勢では前沢山本山田の3者に期待!

次回は、11月26日(土)に開幕する「東京健康ランド・まねきの湯カップ」の6日間開催(2準優制)。当節は計「13名」のA1レーサーが大挙参戦を予定しており、質量充実のシリーズ。そのため、準優ベスト12入りを懸けた4日間の予選は熾烈なバトルが繰り広げられるのは必至で、「主力クラス」でも低調機を引くと苦戦を免れそうにない。

さて、「遠征組」のレベルが圧倒的に高い当シリーズだが、東京支部におけるA1級は前沢丈史山本英志の2者のみ。まず、前沢は地元指折りの「水面巧者」で、江戸川を走れば優出が当たり前。なお、V戦で一旦先頭に立ちながら、2Mのミスで優勝を逃した前回(9月の日刊スポーツ杯)は悔やまれる一戦となったが、シリーズ全般では8戦して舟券を外したのは一度のみと「安定感」は際立っていた。

ただ、常に6点台半ばから7点台の勝率をマークする前沢にしてみれば、前期はA1級キープがギリギリの「6.25」という不本意な半年間に。今期は前走地の三国でキッチリ優出を果たして、まずまずの滑り出しを切ったが、地元の主砲は「ドル箱水面」の江戸川で、もう一丁ペースアップを果たしたい!

対する山本は、今年に入って6回目の江戸川参戦。善戦止まりでなかなか優出には届かなかったが、ようやく先月の前回戦(ういちの江戸川ナイスぅ~っ!カップ)でベスト6入り。その前回は、機歴的に中堅の域を出なかった「65号機」を立て直しての価値ある優出で、持ち前の「調整力」を如何なく発揮した。

ちなみに、山本は新期早々に福岡のG1戦(ダイヤモンドカップ)で苦戦を強いられ、出鼻を挫かれた格好。さらに、当節と次の浜名湖を走ると前期に未消化の「F休み」が控えているが、ここは心機一転で臨みたい地元戦。いち早くモーターを仕上げて、今後のためにも悪い流れを断ち切っておきたいところだ。

一方、強力な遠征勢の中でも、グレードレースにおける活躍が目立つのは佐藤翼秦英悟の2者。SG戦で「2優出」の実績がある佐藤は、1年前の「児島69周年記念」で初のG1タイトルを獲得。直近も先月の平和島G1戦(68周年記念)でファイナル進出を果たした他、一般戦も含めれば「優出ラッシュ」と良い流れに乗っている。

ちなみに、当地は「江戸川初制覇」を飾った2019年暮れの「京葉賞」以来、約3年ぶりの参戦。ブランクは少々長いが、荒水面も程々に乗りこなせるだけに不安要素は少ない。現在の埼玉支部では有数の「速攻派」で、モーターが仕上がると力ずくの「捲り」を連発して1着を量産。よって、いち早く水面にフィットできれば「当地連覇」も十分にあり得るだろう。

一方の秦は「速攻力」に「機動力」を兼ね備えたタイプで、旋回能力は非常に高い。今年は3月の「SG大村ボートレースクラシック」でファイナル進出を果たしたが、その後の6月「唐津グランドチャンピオン」では「準優戦F」を犯したばかりか、「F2」となったことで、来期は出走回数不足による「A2級降格」が確定している。

よって、一般戦回りから出直すことになる秦としては、前を向いて目の前のレースを走り抜くしかないが、当地は佐藤が優勝した「京葉賞」以来3年ぶり。(F・転覆等の)事故がやや多い江戸川との相性は決して良いとは言えないが、冷静かつ的確に立ち回ってベスト6入りは果たしたい。

続いて触れたいのは、すでに今年「V4」をマークしている島村隆幸石倉洋行濱崎直矢の3選手。中でも、島村はここまで「17優出」と一般戦に限定すれば、優出を外したのは3節のみ。特別タイトルには一歩手が届いていないが、機を仕上げた時は「2着」ではなく「1着」に決め撃って狙える頼りになるタイプだ。

その島村、今年に入ると急激に江戸川への参戦機会が増加。加えて、走る機会が増えているだけでなく、今年出場した(G2戦を含む)3度の当地戦は全て優出して、先月の前回戦(月兎ソースカップ)では堂々と逃げ切って「江戸川初V」を達成。しかも、中堅機を上位に近いパワーまで引き出していたし、調整面のアドバンテージも生かして「当地連覇」を目指す。

また、2期連続で「7点勝率」をマークしている石倉も完全に「充実期」を迎えている。かつては幾度となく「事故パン」に苦しんだが、直近の3期はフライングがゼロ。それでいて、今年1月からの平均STは「0.12」と破格で、この「S力」が中外コースからでも勝機を見い出せる礎になっている。

さらに、石倉は「3大ウネリ水面」として知られる江戸川・びわこ・福岡の3場全てが高実績で、当地特有の「荒水面」にも滅法強い。ただ、江戸川における問題は「抽選運の悪さ」で、とにかく低調機を引くケースが多いため、そろそろ「中堅以上」のモーターを引きたいところだ。

そして、濱崎にとっては「年に1回」の江戸川だが、直近の当地3節で「2優出&1V」と、参戦機会が少ない中でもキッチリ結果を出している。なお、濱崎と言えば質の高い「S」が武器の「捲り屋」で、「伸び系統」が仕上がるととにかく強い。よって、当シリーズも「攻め足」が伴っていれば、「ピンラッシュ」も十分にあり得る。

江戸川の「大常連」である杉山正樹に、当地でG2戦(江戸川634杯)を制している鶴本崇文、そして、特に春シーズンにウネリが生じやすいびわこがホームプールの深井利寿の3者も、水面実績は申し分ない。

まず、参戦機会が多い杉山は、地元選手並みに江戸川の「走り方」を心得ている。走法も硬軟自在で舟足の特性に即したレースができるタイプだが、当地では意外なことに約3年も優出から遠ざかっている。杉山もまた、先に触れた石倉と同様、当地では非力なモーターに泣かされることが多いが、先月の前回戦(ういちの江戸川ナイスぅ~っ!カップ)では良い調整ができていた印象。よって「方向性」は掴めているはずで、当節は是が非でもベスト6入りを果たしたい。

対する鶴本は、元来が「捌き重視」の手堅いタイプだが、その時々の舟足に走り方を合わせられる「柔軟性」も備わっている。理想は「出足型」だが、先月の開催(月兎ソースカップ)では、「伸び型」のまま最終日までステイを貫き、着はまとめ上げた。当節も「自然体」で臨み、少なくとも12強入りは外さないだろう。

そして「ウネリ水面」に強い深井だが、マスターズ世代とは思えぬほどレースぶりは若々しく、静水面での戦いでもスピード負けすることはない。残念ながら来期(※2023年前期)はA2級への降格が決定しているが、過去に「10優出」とコンスタントに好走してきた江戸川で良い流れを掴みたいところだ。

残るA1レーサーは、いずれも「速攻力」に定評のある藤岡俊介坂元浩仁郷原章平の3人。「24期連続」でA1級をキープしている藤岡の実力は言わずもがな。若手時代ほど「捲り一辺倒」ではなくなったが、安定して速いSから自在な攻めを繰り出してくる。当地は約1年ぶりの参戦で、近況の江戸川ではやや精彩を欠いているが、良機の援護を得れば面白い存在になってくる。

坂元は今現在も、強気一辺倒で気っ風のいい「捲り」が真骨頂だが、以前に比べると「安定感」も出てきた印象。ちなみに、当地においては極端な調整が裏目に出ることも多いが、足元が整っている時は荒水面も苦にしないし、通算では「5優出」の実績。しかも、その内4回が「準V」で、当節こそは本腰を入れて「金メダル」を狙っていきたい。

郷原は、一昨年1月のG1戦(65周年記念)以来となる江戸川参戦。過去に「4優出」しているが、水面相性は良くも悪くもなく「エンジンなり」の成績。ただ、積極的に攻める走法で、水面が極端に荒れてしまうと「攻撃性能」に支障をきたす。よって、久々の江戸川という点を考慮しても、好水面で戦いたいところだ。

一方、現A2級の面々では、前沢・山本に続く地元2番手グループの山田亮太桑島和宏に期待したいところで、山田は来期が初のA1級。元々、ダッシュ水域からのレースに見所があったが、最近は内コースからの安定感も増している。年明け1月の当地G1戦(67周年記念)への参戦も決まっており、当節も気合十分で乗り込んで来る。

対する桑島は「エンジン出し」が不安定だが、捌ける「当地巧者」で、舟足の不安がない時は粘り強いハンドルワークで舟券に貢献。そのため、良機の援護が欲しいところだが、水面が荒れたら「3割増し」ということは付け加えておきたい。

また、来期にA1級へ返り咲く岡田憲行の他、平野和明川島圭司酒見峻介の4者も仕上がり次第では予選を盛り上げる存在となる。中でも、調整のレパートリーが広い岡田は、中堅程度のモーターでも直してくることが多いし、不得手な「荒水面」を回避できれば主力同等の評価をしたい。

そして「伸び仕様」が嵌ると怖いのは酒見で、こちらは機の素性云々より、自らの調整にフィットするモーターが引けるかがカギに。従って、多少バランスが悪くても「伸びる下地」のある機を引ければ、当シリーズの「台風の目」に目になってくる!

(※出場予定選手・データは、すべて11月20日現在。)