4月20日 (土)
自転車のまち稲城杯 第48回サンケイスポーツ杯

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第41回東京スポーツ杯

2022年12月6日〜2022年12月9日
優勝者:4095 福来 剛(東京)

並み居る「波乗り自慢」が集結した4日間シリーズ(得点率制)の「江戸川大好き選手集結!5代目江戸川番長決定戦」は3日目(予選最終日)の7R以降が強風高波浪のため中止・打ち切りとなった他、6月20日(月)に行われる予定だった最終日も、水面状況の悪化が見込まれたため中止・順延の措置が取られた。 従って、優勝戦は予定より一日遅れの6月22日(火)に行われたが、V戦には3日目の6Rまでの得点率上位6選手が進出。中でも、得点1位同率に野村誠・山田亮太・福来剛の3者が並んだが、「1着本数」で上回った野村がV戦のポールポジションを獲得。 その他、「江戸川の鬼」として鳴らす平尾崇典と、当地でG1戦(62周年記念)を制している土屋智則もベスト6入り。さらに、得点率6位同率に富田恕生と権藤俊光が並んだが、「1着本数」で勝った富田が悲願の「初優出」を決めた。 そして迎えた優勝戦は、若干ポチャ波の立つコンディションでレース開始となったが、スロー3者の仕掛けが速く、特にインの野村が一歩飛び出す形。レースはその野村に対し、福来(3号艇)が強烈な「全速捲り」を炸裂させて先頭に躍り出たが、ここで野村に無念の「Fコール」が響き渡った…。 対して、楽々と先行態勢を築いた福来は、バックストレッチで早くも「一人旅」に持ち込むと、続く2Mを爽快に回した時点で「V」が確定的に。後続は、野村が戦線を離脱して、「捲り差し」から追走した平尾(4号艇)が2着に入線。また、2Mで山田(2号艇)を叩きつつ、富田(6号艇)を捌いた土屋(5号艇)が3着に入った。 さて、会心のレースで「5代目江戸川番長」の称号を手に入れた福来は、ゴール板通過後に小さくガッツポーズ。ちなみに、福来のSTは「0.05」というこれ以上ない目一杯の仕掛け。レース後に「Sは全速です。(ジカ外の)平尾さんが伸びるので放れなかったし、質の高いSが行けましたね!」と、ここ一番で超強気な福来らしい「勝負根性」を発揮した! ちなみに、福来は「3代目番長決定戦」を制した2020年9月に続く、2回目の「番長位襲名」。本人曰く「またこのレースに呼んでいただいたら、番長の座は譲りたくない」と当タイトルに対する思い入れは非常に強い。同期の吉田宗弘が「福来が波乗り日本一!」と言い切るほどの圧倒的な「波乗り手腕」はまさに異次元のレベルで、今後も「真の番長」として、江戸川では「無敵」の走りを期待したい!




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