4月18日 (木)

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第47回報知新聞社杯

2023年11月1日〜2023年11月6日
優勝者:3996 秋山 直之(群馬)

4月6日(木)「にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川」(5日間開催・得点制)の優勝戦が行われた。 優勝戦のポールポジションはオール2連対の成績で予選トップ通過を果たした秋山直之。秋山は今シリーズ、レースアシ系で全体にバランス取れている36号機を抽き当てた。初日のレース後に「悪い感じはしなかった」と早めの段階から好感触があった様子で節間通し、その言葉通りの動きを見せた。 予選は6走し、3勝をマーク。「捲り差し・逃げ・カド捲り」とターン技術の高さは圧倒的。あれだけ動きの良い36号機と秋山の旋回力を持ってすれば、6戦3勝オール2連対となるのも、さほど不思議ではなかった。得点率9.67で堂々のトップ通過を果たして、優勝戦の1号艇を獲得。 そして、優勝戦(本番2周)は流速約40cmの上げ潮とスタートラインに対して強い追い風が吹く中での一戦となった。スタートは内の3艇と5号艇の渡邉が0台スタートで飛び出した。フライング2本持ちで無理が出来ないカドの栗城が後手を踏む形も、このスリットラインとなれば秋山が厚い2枚の壁を活かすのみ。36号機のパワーと抜群のターン技術で先マイに全力。一切他艇を寄せ付けない圧倒的な旋回を魅せて、すぐさま独走状態に。1Mを回ったところで早々と勝負はあった。 差して追走の形となった津久井と5号艇の渡邉の攻めを止めつつ、握りマイで舟を運んだ小林。小林は2Mも全速マイで外から栗城をかわして、1周目が終わる頃にはアタマ3艇が決する形。3連単1ー2ー3(7.2倍)の本命決着となった。 優勝パレードでレスキュー艇に乗って登場した秋山は、声援を送ってくれるファンに笑顔を見せながら、深々と何度も頭を下げた。その謙虚さに反して豪快なターンを今節も連発した秋山はこれで今年2度目のV。前走地・びわこでのオール2連対優勝に続き、2節連続での全2連対Vとした。当然実力もあるが、5月のSG「第50回ボートレースオールスター」にも選出されており、人気も兼ね添えている。秋山は「今の自分の気持ちだったりすると、場違いかもとも思いますが選んで頂いたし、精一杯頑張ります」と謙遜する。レースだけじゃないその様な人柄も秋山直之を応援し続けたくなる一つの要素だと思う1節だった。




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