2月23日 (日)
第13回ボートレース研究ファン感謝祭

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江戸川ヴィーナスシリーズ Yes!銀座高須クリニック杯

2025年2月4日〜2025年2月9日
優勝者:4240 今井 裕梨(群馬)

2月9日(日)「ヴィーナスシリーズ・Yes!銀座高須クリニック杯」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。 安定板装着・2周戦のレースも多々あった今節。普段当地を走る事の少ない女子選手達にとっては江戸川の洗礼とも言えるシリーズとなったが、圧倒的な強さを見せたのは今井。桐生の水面で鍛えられた腕っぷしは江戸川の特殊水面をも抑え込んだ。 初走の5コース捲りに続き「江戸川選抜」では地元主軸の平田を捌き初日連勝。その勢いままに7戦6勝・2着が一本の圧倒的な予選首位通過。前操・坪井康晴が周年戦で現レコード記録残した29号を伸び・出足・ターン回りと高次元のバランス型に仕上げた。 準優前には一般戦の大外枠克服で景気付け。板着き&2周戦で行われた準優は外に全く仕事をさせない完封劇。結局優勝戦前までに9戦8勝、準パーフェクトVを狙える態勢でファイナルまで押し上げた。 頂上決戦はイン今井から黒澤・寺島・吉田・山口・平田の並び。今井・平田以外の4人はデビュー初V懸けての一戦となり、誰が勝っても当地初タイトル。終日安定板装着で優勝戦も板着きでの戦いとなったが、最後まで今井は強かった。 特訓・展示と目立ったのは地元寺島で、ラストの気配だけなら今井をも凌駕。更に新ペラチェンジで特訓には姿を現さなかった山口が外枠から上々の雰囲気。評価的に今井は3番手位でよもやの展開も頭をよぎったが、冷静沈着なレース運びを披露。 スタートで先陣切ったのは寺島。08タイミングの鋭発決め、ひとりコンマ0台の度胸見せた。そこから果敢なツケマイ放ったが今井は慌てず騒がずで1M先手。バックでは外から寺島が追いすがるも距離は縮まらずに、2Mもしっかり回った今井が先頭確保。 次位争いは黒澤・寺島のスロー地元勢。ダッシュ勢が全体にスタート遅くなったこともあって、1周1Mの時点で連争いはほぼ内枠でのモノに。ツケ回った寺島の引き波にハマらなかった黒澤がBS内側を伸ばして追随。 1周2Mで黒澤を先に回した寺島が正確な差し返し。若干舟跳ねたが、ファイナルで気配上昇させてきた後者と、やや外し気味に映った前者では勢いに差。ロスありつつも懐に入り、ホームストレッチで伸ばした寺島が2周1Mを先行し勝負あり。 その2者が競る背後からジワジワ詰めていた山口が黒澤に接近。レース足武器に躍動して来た山口は最後まで気概見せるも、ここは黒澤にも地元の意地。コーナーで隙見せず何とか3着を守り、1-3-2(10.4倍・3番人気)で決着。 完全無欠の足色に仕上げた今井に対し、ラストは寺島・山口ら良い気配を見せる艇も出て来て見応えあった優勝戦。昨年5月の鳴門以来、デビュー5度目のVを掴んだ今井。本人も口にしていたが、イン「逃げ」での優勝は初めての事。 過去に1号艇での優出から掴んだ2度のVは「抜き」となっており、キッチリ押し切っての勝利には安堵した様子だった。これで勢いに乗る今井の次節は、今年から新設されたプレミアムG1「第1回スピードクイーンメモリアル」だ。 2月19日からいよいよ始まる新大会は浜名湖が舞台。江戸川と対極にある広大な水面で、今井の豪快なターン勝負には熱視線集まる。今節と打って変わり次の相手はズラリと揃う格上達。荒波制した勢いままに白熱したスピード戦を挑むだろう。



12R  優勝戦    


選手名 タイム
1号艇
.12
逃 げ
2号艇
.12
3号艇
.08
4号艇
.21
5号艇
.21
6号艇
.16

今井  裕梨
1'51"2

寺島  美里
1'53"5

黒澤 めぐみ
1'54"4

山口 真喜子
1'55"0

平田 さやか


吉田  彩乃


払い戻し
2連勝単式

440円
3連勝単式
1,040円
2連勝複式

350円
3連勝複式
340円
備 考


払い戻し詳細 水面気象情報
単勝式 1
100円

天 候
晴れ



波 高
10cm



複勝式
 
1
100円

風 向
北西
3
190円

向い風



風 速
6m






2連勝単式
1-3
440円
2
気 温
9.0℃



水 温
11.0℃
2連勝複式
1=3
350円
2
流 速
-30cm



水 位

3連勝単式
1-3-2
1,040円
3
満潮時刻




干潮時刻

3連勝複式
1=2=3
340円
1
返 還



 
拡大
2連勝複式

1=3
170円
2
1=2
140円
1
決まり手
2=3
220円
4
逃 げ






備 考