東京・群馬・三重の３支部が江戸川の水面で鎬を削る６日に渡るロングシリーズ。今節から温水パイプが取り付けられる。エンジンの相場がどの様に変化するか、各レース直前の気配には十分注意を払いたい。

地元勢を牽引して遠征陣を迎え撃つ山田がシリーズの中心。直前の多摩川ではオール３連対での優勝と良い流れでの当地参戦となる。前回の当地では予選道中に痛恨のＦと悔しい結果であったが、それを忘れさせるような華麗なレースを披露だ。また、初日の「江戸川選抜」ではインを託されている。手にした２２号機は前節では手前の足に好気配。持ち前の早いＳ決めてメインカードをしっかりと逃げる。

群馬・三重からはそれぞれ、鳥居塚と松尾が刺客として襲来。鳥居塚は熟練のテクを駆使した、ターン・道中での巧みな捌きに期待が集まりそう。松尾も直近３節で優出２回と好調を維持しての参戦。両者ともに実力は確かで、己が支部の力を示さんとばかりに気迫の走りを魅せる。

モーター抽選は、前節での優勝の７１号機を桑原が獲得した。出足・回り足が出ており、実戦での足も評価できる。好機かる桑原がどの様にシリーズを戦って行くのか初日から注目したい。毎節耳目を集めるエース２３号機は上野の手に渡った。エース機が誇る直線を引き出したい処。前検で動き悪くなかったのは６１号機の永田と６８号機の亀山。

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