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第10回ボートレース研究ファン感謝祭 | 2022年2月2日〜2022年2月6日 |
優勝者:4311 岡村 仁(大阪)
5日間の得点率制で争われた「第10回ボートレース研究ファン感謝祭」は、予定通りに4日間の予選が終了。2月6日(日)にファイナルの優勝戦が行われた。 なお、予選の3日目が終了した時点で、快進撃を演じた小原聡将(125期)&石田貴洋(121期)の両ヤングが得点率1・2位に君臨。中でも、小原は予選ラストで「4着」とポイントを少し下げたが、中盤戦までの貯金が物を言って、デビューから2年3か月目にして嬉しい「初優出」に成功した! その他では、強烈な「伸び足」を誇った山本寛久がV戦のポールポジションを獲得。さらに、初日の「江戸川選抜戦」に出場した岩瀬裕亮・岡村仁・磯部誠の主力組も順当にベスト6入り。また、看板モーター(50号機)のパワーが全開だった岡部貴司もファイナルに駒を進めた。 そして迎えた優勝戦は、ホーム「向かい風」に逆目の「上げ潮」が対峙する条件ではあったが、風も潮流も弱かったため、好コンディションの下でレースが開始された。なお、全艇がほぼ横一線でスリットラインを通過する中、インの山本と岡村(3号艇)・小原(4号艇)の3者が「ゼロ台」の飛び出しで勝負処の1周1Mへ突入した。 その1Mを先マイした山本に対して、スリット後にジワっと伸びた岡村が、ジカ内の岩瀬(2号艇)を叩いて「捲り差し」一閃。スムーズに引き波を越えると、バック線の半ばで山本を捉えて、2Mを力強く先取り。この時点で他艇との差を一気に広げた岡村の「V」がほぼ確定的となった! 後続は、そのまま山本が2着に入線。そして、1Mで外をブン回した小原が、2周1Mで内々を切り返した岩瀬を外マイで振り切って3着に入った。 さて、勝った岡村だが、予選3日目までは手堅い走りに徹しており、当初は「Sが見えてない…」と仕掛けの不安を口にしていた。しかし、「カド捲り」&「逃げ」で「連勝ゴール」を飾った予選最終日(4日目)は、ダッシュの利いた「ゼロ台S」を連発。ようやくS勘を掌握するとともに、以前は「看板機」の1基だった相棒(57号機)も日増しにパワーアップして、予選ラストの時点では完璧な状態に仕上がっていた。 その岡村は、V戦前日のインタビューで「思い切ったレースをしたい。捲りに行きますよ!」と自力勝負を示唆。実際には「捲り差し」での勝利だったが、攻める姿勢で挑んだことが最高の結果を生んだ! ちなみに、岡村にとって今回が当地通算「3回目」の優勝。なお、V戦の3号艇が確定したことを伝えた時に「江戸川の赤(3枠)は得意な色ですからね!」と興奮気味だった。その通り、過去の2Vをともに「3コース捲り」で制しており、当地の「赤カポック」はまさに岡村の「ラッキーカラー」で、V戦以外も3コース戦の成績は抜群に良い。 最後に、得意水面での優勝で弾みを付けた岡村は、12日(土)に「びわこ」を舞台に争われる「G1近畿地区選手権」に参戦する。今の勢いを持ってすれば、強豪揃いの地区選でも活躍が大いに見込めるし、G1タイトル(58周年記念)を持つ江戸川においても、記念・一般戦を問わずに、今後も「主役」の走りを期待したい!
5日間の得点率制で争われた「第10回ボートレース研究ファン感謝祭」は、予定通りに4日間の予選が終了。2月6日(日)にファイナルの優勝戦が行われた。 なお、予選の3日目が終了した時点で、快進撃を演じた小原聡将(125期)&石田貴洋(121期)の両ヤングが得点率1・2位に君臨。中でも、小原は予選ラストで「4着」とポイントを少し下げたが、中盤戦までの貯金が物を言って、デビューから2年3か月目にして嬉しい「初優出」に成功した! その他では、強烈な「伸び足」を誇った山本寛久がV戦のポールポジションを獲得。さらに、初日の「江戸川選抜戦」に出場した岩瀬裕亮・岡村仁・磯部誠の主力組も順当にベスト6入り。また、看板モーター(50号機)のパワーが全開だった岡部貴司もファイナルに駒を進めた。 そして迎えた優勝戦は、ホーム「向かい風」に逆目の「上げ潮」が対峙する条件ではあったが、風も潮流も弱かったため、好コンディションの下でレースが開始された。なお、全艇がほぼ横一線でスリットラインを通過する中、インの山本と岡村(3号艇)・小原(4号艇)の3者が「ゼロ台」の飛び出しで勝負処の1周1Mへ突入した。 その1Mを先マイした山本に対して、スリット後にジワっと伸びた岡村が、ジカ内の岩瀬(2号艇)を叩いて「捲り差し」一閃。スムーズに引き波を越えると、バック線の半ばで山本を捉えて、2Mを力強く先取り。この時点で他艇との差を一気に広げた岡村の「V」がほぼ確定的となった! 後続は、そのまま山本が2着に入線。そして、1Mで外をブン回した小原が、2周1Mで内々を切り返した岩瀬を外マイで振り切って3着に入った。 さて、勝った岡村だが、予選3日目までは手堅い走りに徹しており、当初は「Sが見えてない…」と仕掛けの不安を口にしていた。しかし、「カド捲り」&「逃げ」で「連勝ゴール」を飾った予選最終日(4日目)は、ダッシュの利いた「ゼロ台S」を連発。ようやくS勘を掌握するとともに、以前は「看板機」の1基だった相棒(57号機)も日増しにパワーアップして、予選ラストの時点では完璧な状態に仕上がっていた。 その岡村は、V戦前日のインタビューで「思い切ったレースをしたい。捲りに行きますよ!」と自力勝負を示唆。実際には「捲り差し」での勝利だったが、攻める姿勢で挑んだことが最高の結果を生んだ! ちなみに、岡村にとって今回が当地通算「3回目」の優勝。なお、V戦の3号艇が確定したことを伝えた時に「江戸川の赤(3枠)は得意な色ですからね!」と興奮気味だった。その通り、過去の2Vをともに「3コース捲り」で制しており、当地の「赤カポック」はまさに岡村の「ラッキーカラー」で、V戦以外も3コース戦の成績は抜群に良い。 最後に、得意水面での優勝で弾みを付けた岡村は、12日(土)に「びわこ」を舞台に争われる「G1近畿地区選手権」に参戦する。今の勢いを持ってすれば、強豪揃いの地区選でも活躍が大いに見込めるし、G1タイトル(58周年記念)を持つ江戸川においても、記念・一般戦を問わずに、今後も「主役」の走りを期待したい!
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