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ゴールデンカップ | 2022年4月29日〜2022年5月3日 |
優勝者:4928 栗城 匠(東京)
「新モーター」「新ボート」「新プロペラ」でのGW開催(ゴールデンカップ)は、節間を通して水面コンディションが極端に悪化することもなく、日程通りの5月3日(火祝)にファイナルの優勝戦が行われた。 ちなみに、当シリーズは予選の2日目(4/30土)が級別審査の最終日となる「期跨ぎ」の開催であったため、序盤は熱い「勝率勝負」が繰り広げられた。特に、厳しい勝負駆けを成功させたのは須藤博倫(A1級)と尾形栄治(A2級)の2者。さらに、三浦洋次朗も堅い着取りで粘り、自身初の「A1級昇格」を確定させた! なお、予選を牽引したのは栗城匠と、こちらもA2級勝負駆けを成功させた中村裕将の両者。中でも、予選の5走を「4勝&2着1本」と快進撃を演じた栗城は、4日目の準優勝戦(12R)も会心のゼロ台S(0.04)を決めて逃げ快勝。V戦の1号艇を手にするとともに、念願の「当地初V」に王手を懸けた。 一方、予選2位の中村は準優勝戦(11R)で、渡邉雄朗の「5コース捲り」に沈められて5着…。また、地元の東京支部からは(栗城・渡邉の他に)加藤政彦・前沢丈史がベスト6入り。遠征組では天野晶夫・須藤の2者が優出を果たした。 そして、優勝戦は「追い風」+「上げ潮」がともにやや強い条件ではあったものの、まずまずの水面コンディションの下でレース開始となり、内中枠の4者がいずれも「ゼロ台」の飛び出し。特に、インの栗城が「激熱」のトップS(0.03)を決めてきた! その栗城は、ジカ外の渡邉雄(2号艇)がスリット後にジワっと覗いたことで心強い「カベ役」を得た。1周1Mは「差し」を狙った渡邉雄が外に流れて、センターからブン回った天野(3号艇)も旋回が膨れ、慌てず騒がずのターンで先マイした栗城が先行。後続との差を広げた栗城は、2Mを悠々と先マイした時点で「V」がほぼ確定した! 後続は、渡邉雄・天野の両者がともに1Mで外に流れたため、「好展開」が到来した加藤(4号艇)が差しから浮上してバック2番手。続く2Mで内々を突いた渡邉雄を冷静に捌いた加藤が2着で、渡邉雄は3着に入線した。 さて、堂々の「王道逃げ」で栄冠を勝ち獲った栗城は、シリーズの初戦を逃げで制すると、その後も怒涛の「ピンラッシュ」。節間を通して「乗りにくさ」を訴えつつも、トップクラスのパワーで「Vロード」を駆け上がった! 準優戦後のインタビューで「江戸川には苦い思い出しかない…」と話していた栗城だが、実際のところ、過去に当地では「1優出」のみ。前回戦(昨年10月のG1・66周年記念)も低調機に苦闘して大凡走。さらに、2節前のお盆開催(大江戸賞)では予選3日目にフライングを切るなど散々だったが、その前2節とは「別人」の走りを披露。この勝利で江戸川の水面に対する苦手意識を払拭できたはずで、今後も地元「次世代エース」としての活躍に期待だ!
「新モーター」「新ボート」「新プロペラ」でのGW開催(ゴールデンカップ)は、節間を通して水面コンディションが極端に悪化することもなく、日程通りの5月3日(火祝)にファイナルの優勝戦が行われた。 ちなみに、当シリーズは予選の2日目(4/30土)が級別審査の最終日となる「期跨ぎ」の開催であったため、序盤は熱い「勝率勝負」が繰り広げられた。特に、厳しい勝負駆けを成功させたのは須藤博倫(A1級)と尾形栄治(A2級)の2者。さらに、三浦洋次朗も堅い着取りで粘り、自身初の「A1級昇格」を確定させた! なお、予選を牽引したのは栗城匠と、こちらもA2級勝負駆けを成功させた中村裕将の両者。中でも、予選の5走を「4勝&2着1本」と快進撃を演じた栗城は、4日目の準優勝戦(12R)も会心のゼロ台S(0.04)を決めて逃げ快勝。V戦の1号艇を手にするとともに、念願の「当地初V」に王手を懸けた。 一方、予選2位の中村は準優勝戦(11R)で、渡邉雄朗の「5コース捲り」に沈められて5着…。また、地元の東京支部からは(栗城・渡邉の他に)加藤政彦・前沢丈史がベスト6入り。遠征組では天野晶夫・須藤の2者が優出を果たした。 そして、優勝戦は「追い風」+「上げ潮」がともにやや強い条件ではあったものの、まずまずの水面コンディションの下でレース開始となり、内中枠の4者がいずれも「ゼロ台」の飛び出し。特に、インの栗城が「激熱」のトップS(0.03)を決めてきた! その栗城は、ジカ外の渡邉雄(2号艇)がスリット後にジワっと覗いたことで心強い「カベ役」を得た。1周1Mは「差し」を狙った渡邉雄が外に流れて、センターからブン回った天野(3号艇)も旋回が膨れ、慌てず騒がずのターンで先マイした栗城が先行。後続との差を広げた栗城は、2Mを悠々と先マイした時点で「V」がほぼ確定した! 後続は、渡邉雄・天野の両者がともに1Mで外に流れたため、「好展開」が到来した加藤(4号艇)が差しから浮上してバック2番手。続く2Mで内々を突いた渡邉雄を冷静に捌いた加藤が2着で、渡邉雄は3着に入線した。 さて、堂々の「王道逃げ」で栄冠を勝ち獲った栗城は、シリーズの初戦を逃げで制すると、その後も怒涛の「ピンラッシュ」。節間を通して「乗りにくさ」を訴えつつも、トップクラスのパワーで「Vロード」を駆け上がった! 準優戦後のインタビューで「江戸川には苦い思い出しかない…」と話していた栗城だが、実際のところ、過去に当地では「1優出」のみ。前回戦(昨年10月のG1・66周年記念)も低調機に苦闘して大凡走。さらに、2節前のお盆開催(大江戸賞)では予選3日目にフライングを切るなど散々だったが、その前2節とは「別人」の走りを披露。この勝利で江戸川の水面に対する苦手意識を払拭できたはずで、今後も地元「次世代エース」としての活躍に期待だ!
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