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稲城市市制施行50周年記念 | 2022年9月17日〜2022年9月22日 |
優勝者:4437 中田 元泰(香川)
2準優制で争われた男女混合の6日間シリーズ「稲城市市制施行50周年記念」は、予選3日目(9/19月祝)の7R以降が強風高波浪により中止・打ち切りとなったが、懸念された台風14号の影響は最小限で済み、日程通りの9月22日(木)に優勝戦が行われた。 なお、5日目に実施された2つの準優勝戦は、1号艇の遠藤エミ(11R)と中田元泰(12R)がともに逃げ切って、予選1位の中田がV戦のポールポジションを獲得。ちなみに、準優戦はどちらも3連単が「1-2-3」の本命決着となり、予選の得点率上位6名がそのまま優出を果たした。 迎えた最終日は、終日北寄りのホーム「向かい風」が吹いて、潮回りは逆目の「上げ」基調。そのため、全レースで安定板が装着され、若干波が高まった5Rに2周戦となったが、水面状況が回復した12Rの優勝戦は通常の3周戦で行われた。 そして、優勝戦はカド受けの福来剛(3号艇)が若干へこみ、他の5者はいずれも「0.15以内」のSTでスリットラインを通過。注目の1周1Mは2コースから握った遠藤のボートが激しく暴れて、ダッシュ枠の3者は外マイで(遠藤を)避ける格好に…。その隙にインで「0.10」としっかり踏み込んでいた中田が先マイから一気に先行。バック線で独走態勢に持ち込んだ中田の「V」が早々と確定的となった。 後続は、ターンマークを小回りした福来が中田に続き、3番手は大池佑来(4号艇)が航走。このまま「1-3-4」で決着かと思われたが、2周2Mで福来がまさかの「ターン漏れ」を犯して、ブイ際を小回りした大池が逆転の2着。福来は3着でゴールした。 さて、3年ぶりの当地参戦で見事な快進撃を演じた中田。さすがに前検日の時点では「乗れない感じがしたし、水面は荒れないで欲しい…」と強気な言葉は一切聞かれなかったが、初日を力強い走りで「連勝」発進。準優後のインタビューでも「初日にペラのベースができて、その後も上手いこと調整できましたね」と話し、素性の良い相棒(25号機)の後押しもあり、一発で調整を掴んだことが大きかった。 そして、V戦を終えてピットに帰投した中田は「雨が降ってきて嫌だなぁと思っていたけど、今もしっかり調整を合わせられていた。1Mはできるだけ落として回ろうと思っていたけど、レースの方も上出来です!」と満面の笑み。 今回が当地初優出だったが「G1を勝つより、江戸川で優勝する方が難しいと思っていたので本当に嬉しいです!」と喜びを爆発させた中田。「江戸川のイメージはマイナスからゼロになり、優勝できてプラスになった」とも。江戸川に対する苦手意識を払拭して、難水面を完全に攻略した! 最後に、今シリーズは序盤戦の機力不足が響いて、まさかの予選敗退に終わった石渡鉄兵だが、V戦と同日に行われたボートレーサー養成所の131期修了記念レースで、長男の翔一郎が優勝した。ちなみに「性格は真面目。それに自分よりコミュニケーション能力も高い」と評したのは、父である石渡。 そして「楽しみだけど不安もある。自分のモチベーションは上がりますけど、同じレースを走ったら叩き潰します(笑)」とも話していた石渡。その翔一郎は養成所での勝率「7.65」は断トツの1位で、期待は膨らむばかり。東都期待の「有望株」のデビュー戦には是非とも注目しておきたい!
2準優制で争われた男女混合の6日間シリーズ「稲城市市制施行50周年記念」は、予選3日目(9/19月祝)の7R以降が強風高波浪により中止・打ち切りとなったが、懸念された台風14号の影響は最小限で済み、日程通りの9月22日(木)に優勝戦が行われた。 なお、5日目に実施された2つの準優勝戦は、1号艇の遠藤エミ(11R)と中田元泰(12R)がともに逃げ切って、予選1位の中田がV戦のポールポジションを獲得。ちなみに、準優戦はどちらも3連単が「1-2-3」の本命決着となり、予選の得点率上位6名がそのまま優出を果たした。 迎えた最終日は、終日北寄りのホーム「向かい風」が吹いて、潮回りは逆目の「上げ」基調。そのため、全レースで安定板が装着され、若干波が高まった5Rに2周戦となったが、水面状況が回復した12Rの優勝戦は通常の3周戦で行われた。 そして、優勝戦はカド受けの福来剛(3号艇)が若干へこみ、他の5者はいずれも「0.15以内」のSTでスリットラインを通過。注目の1周1Mは2コースから握った遠藤のボートが激しく暴れて、ダッシュ枠の3者は外マイで(遠藤を)避ける格好に…。その隙にインで「0.10」としっかり踏み込んでいた中田が先マイから一気に先行。バック線で独走態勢に持ち込んだ中田の「V」が早々と確定的となった。 後続は、ターンマークを小回りした福来が中田に続き、3番手は大池佑来(4号艇)が航走。このまま「1-3-4」で決着かと思われたが、2周2Mで福来がまさかの「ターン漏れ」を犯して、ブイ際を小回りした大池が逆転の2着。福来は3着でゴールした。 さて、3年ぶりの当地参戦で見事な快進撃を演じた中田。さすがに前検日の時点では「乗れない感じがしたし、水面は荒れないで欲しい…」と強気な言葉は一切聞かれなかったが、初日を力強い走りで「連勝」発進。準優後のインタビューでも「初日にペラのベースができて、その後も上手いこと調整できましたね」と話し、素性の良い相棒(25号機)の後押しもあり、一発で調整を掴んだことが大きかった。 そして、V戦を終えてピットに帰投した中田は「雨が降ってきて嫌だなぁと思っていたけど、今もしっかり調整を合わせられていた。1Mはできるだけ落として回ろうと思っていたけど、レースの方も上出来です!」と満面の笑み。 今回が当地初優出だったが「G1を勝つより、江戸川で優勝する方が難しいと思っていたので本当に嬉しいです!」と喜びを爆発させた中田。「江戸川のイメージはマイナスからゼロになり、優勝できてプラスになった」とも。江戸川に対する苦手意識を払拭して、難水面を完全に攻略した! 最後に、今シリーズは序盤戦の機力不足が響いて、まさかの予選敗退に終わった石渡鉄兵だが、V戦と同日に行われたボートレーサー養成所の131期修了記念レースで、長男の翔一郎が優勝した。ちなみに「性格は真面目。それに自分よりコミュニケーション能力も高い」と評したのは、父である石渡。 そして「楽しみだけど不安もある。自分のモチベーションは上がりますけど、同じレースを走ったら叩き潰します(笑)」とも話していた石渡。その翔一郎は養成所での勝率「7.65」は断トツの1位で、期待は膨らむばかり。東都期待の「有望株」のデビュー戦には是非とも注目しておきたい!
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