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第22回夕刊フジ杯 | 2023年2月3日〜2023年2月6日 |
優勝者:4847 佐藤 隆太郎(東京)
4日間シリーズ(得点率制)の「第22回夕刊フジ杯」は、節間を通して水面が極端に波立つことはなく、日程通りの2月6日(月)に、ファイナルの優勝戦が行われた。 なお、予選3日間の5戦を「オール2連対」と緩みなくまとめ上げた地元の佐藤隆太郎が、トップ通過を果たしてV戦絶好枠を獲得。さらに、初日選抜メンバーの前沢丈史・塩田北斗・黒崎竜也も力通りの走りを披露して、順当にベスト6入りを果たしたが前沢が2号艇となり、内枠を東京支部勢が占拠した。 その他、予選未勝利ながら「2着」を量産して粘った渡邉俊介が6強入り。なお、当地約4年ぶりだった木場悠介が、予選最終日に連勝。その結果、「同得点率」&「同着位数」だった金子萌を、3周戦の「上がりタイム」で上回った木場が6位で「江戸川初優出」を決めた。 そして、V戦は穏やかな「追い風」に対し、順目の「上げ潮」が「40cm/S」と言う好コンディションの下、レース開始となったが、インの佐藤と中枠の塩田(3号艇)・黒崎(4号艇)はほぼ互角の仕掛けだったが、2コースの前沢が若干、後手を踏んだため、佐藤と「1対1」の隊形になった塩田が猛然と「全速ツケマイ」を敢行! しかし、塩田よりモーターパワーが優勢だった佐藤は、冷静な「合わせマイ」で塩田の引き波を回避して1Mを先制。逃げ態勢を築いた佐藤に対し、塩田は諦めることなく追走したが、2周目以降もミスなく回した佐藤が先頭でゴール。塩田が2着で1周2M、内を突いた木場(6号艇)を労せず捌いた前沢が3着に入線した。 さて、ポールポジションからの「Vチャンス」を逃すことはなかった佐藤。夏場に噴きまくって「5連続優出」をマークしたこともある相棒(10号機)はややパワーダウンしていたが、直近の2節で「復活ムード」が漂っていた。実際に、佐藤は初日から「伸び系」が上々だったが、3日目のペラ調整で「加速感」が上向いて「完調域」に達した! ちなみに、佐藤は当地通算4回目の優出で、遂に念願の「初V」を達成。「江戸川は結構走らせてもらってますし、まずは一つ結果を出したいですね」を有言実行。ちなみに、前節の「67周年記念」でV戦1号艇だった長田頼宗は彼の師匠。その長田は山口達也に捲られて6着に撃沈したが、愛弟子が堂々たる勝利で師匠の敵を討った! 最後に、佐藤はこの勝利で早くも「東京3場制覇」を達成。調子の波がやや大きく、A1級に定着できていないが、典型的な「速攻派」ですでにG1戦でも「2優出」をマーク。ボートレーサーとしてのポテンシャルは高く、今後も精進を重ねて「攻撃力」を磨き上げれば、いずれは「記念レギュラー」に成長を遂げる可能性を秘めている!
4日間シリーズ(得点率制)の「第22回夕刊フジ杯」は、節間を通して水面が極端に波立つことはなく、日程通りの2月6日(月)に、ファイナルの優勝戦が行われた。 なお、予選3日間の5戦を「オール2連対」と緩みなくまとめ上げた地元の佐藤隆太郎が、トップ通過を果たしてV戦絶好枠を獲得。さらに、初日選抜メンバーの前沢丈史・塩田北斗・黒崎竜也も力通りの走りを披露して、順当にベスト6入りを果たしたが前沢が2号艇となり、内枠を東京支部勢が占拠した。 その他、予選未勝利ながら「2着」を量産して粘った渡邉俊介が6強入り。なお、当地約4年ぶりだった木場悠介が、予選最終日に連勝。その結果、「同得点率」&「同着位数」だった金子萌を、3周戦の「上がりタイム」で上回った木場が6位で「江戸川初優出」を決めた。 そして、V戦は穏やかな「追い風」に対し、順目の「上げ潮」が「40cm/S」と言う好コンディションの下、レース開始となったが、インの佐藤と中枠の塩田(3号艇)・黒崎(4号艇)はほぼ互角の仕掛けだったが、2コースの前沢が若干、後手を踏んだため、佐藤と「1対1」の隊形になった塩田が猛然と「全速ツケマイ」を敢行! しかし、塩田よりモーターパワーが優勢だった佐藤は、冷静な「合わせマイ」で塩田の引き波を回避して1Mを先制。逃げ態勢を築いた佐藤に対し、塩田は諦めることなく追走したが、2周目以降もミスなく回した佐藤が先頭でゴール。塩田が2着で1周2M、内を突いた木場(6号艇)を労せず捌いた前沢が3着に入線した。 さて、ポールポジションからの「Vチャンス」を逃すことはなかった佐藤。夏場に噴きまくって「5連続優出」をマークしたこともある相棒(10号機)はややパワーダウンしていたが、直近の2節で「復活ムード」が漂っていた。実際に、佐藤は初日から「伸び系」が上々だったが、3日目のペラ調整で「加速感」が上向いて「完調域」に達した! ちなみに、佐藤は当地通算4回目の優出で、遂に念願の「初V」を達成。「江戸川は結構走らせてもらってますし、まずは一つ結果を出したいですね」を有言実行。ちなみに、前節の「67周年記念」でV戦1号艇だった長田頼宗は彼の師匠。その長田は山口達也に捲られて6着に撃沈したが、愛弟子が堂々たる勝利で師匠の敵を討った! 最後に、佐藤はこの勝利で早くも「東京3場制覇」を達成。調子の波がやや大きく、A1級に定着できていないが、典型的な「速攻派」ですでにG1戦でも「2優出」をマーク。ボートレーサーとしてのポテンシャルは高く、今後も精進を重ねて「攻撃力」を磨き上げれば、いずれは「記念レギュラー」に成長を遂げる可能性を秘めている!
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