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第22回日刊ゲンダイ杯 | 2023年3月12日〜2023年3月16日 |
優勝者:4610 佐藤 大佑(東京)
得点率制の4日間で争われた「第22回日刊ゲンダイ杯」は、3月13日(月)に行われる予定だった予選2日目の開催が、強風高波浪のため中止・順延となり、予定より1日遅れの16日(木)に最終日の優勝戦が行われた。 なお、得点率トップで予選最終日を迎えたのは地元の佐藤大佑。しかし、大外枠が響いた予選ラストは攻め切れずに3着止まり。一方、同2位だった森定晃史は、その3日目に「連勝ゴール」を飾り、佐藤を逆転して1位でV戦ポールポジションを手にした。(※佐藤は2位で優出) その他、杉山裕也&中村泰平の愛知A1コンビに、1年半ぶりの当地参戦で予選5走で「4勝」を挙げた安東幸治もベスト6入り。なお、最終的に岡部大輝・三浦洋次朗が得点6位同率で並び、「2着本数」で上回った岡部が6位でV戦に滑り込んだ。 そして、春本番のポカポカ陽気となった最終日は終日、南寄りのホーム「追い風」がやや強めに吹いて、風と逆目の「下げ潮」とぶつかり続けた。そのため、全レースで安定板が装着された他、波が高くなった7R以降は周回も2周に短縮された。 迎えた優勝戦は、インの森定が頭一つ速い飛び出しから一気に先マイしたが、1Mを回り切った森定に対し即座に「Fコール」が鳴り響く大波乱に…。なお、1周ホームストレッチの時点で森定はFを認識しておらず、差した佐藤(2号艇)と、ツケ回った杉山(3号艇)が2・3番手を航走。 そして、続く2Mを回ったところで森定が戦線を離脱。その結果、佐藤・杉山の両者が繰り上がって、先頭に躍り出た佐藤が1着でゴール。杉山が2着に入線して、混戦の2Mを外マイした安東(4号艇)が3着に入った。 さて、予選ラストのイン戦をタッチS(0.00)で残した森定だったが、V戦はS勘を修正し切れずに「+0.06」のフライング…。ちなみに、残る5選手の内、4名が「ゼロ台」と言う「スリット合戦」となったが、勝った佐藤のSTも「0.03」と激烈だった。 その佐藤、「F退き」による「恵まれ」での優勝ながら、3日間の予選は地元唯一の「A1級」として、シリーズを力強く牽引。「3日目は完璧ではなかったけど、足自体は全部いい。(V戦は)ピンロク覚悟で優勝だけを狙いますよ!」と誰よりも気合が入っていた佐藤。しかし、最後はは自分を見失うことなく、江戸川における豊富な「経験値」も生きて、栄冠を手にした! ちなみに、佐藤の優勝は2021年12月の桐生以来、通算8回目。当地は同年9月の「報知新聞社杯」以来、3回目の美酒。「江戸川のおかげでA1級になれている」と言う佐藤は、当地における「常連中の常連」で、早くも今年4回目の参戦。思わぬポカもあるが、それを補って余りある「豪快戦」で、ファンのハートもガッチリ掴んでいる! 最後に「差しが苦手なわけではなく、捲りで勝つのが好きなだけ」と笑う佐藤は頑固一徹、「伸び型」に拘り抜き、「大佑ワールド」を構築。その結果、最近はG1戦の配分が増加するだけでなく、時折り記念でも得意の「捲り」を炸裂させている。東都きっての「個性派」は今後も自らの道を突き進むのみ。ツボに嵌れば上の舞台でも「大仕事」を成し遂げる可能性を秘めている!
得点率制の4日間で争われた「第22回日刊ゲンダイ杯」は、3月13日(月)に行われる予定だった予選2日目の開催が、強風高波浪のため中止・順延となり、予定より1日遅れの16日(木)に最終日の優勝戦が行われた。 なお、得点率トップで予選最終日を迎えたのは地元の佐藤大佑。しかし、大外枠が響いた予選ラストは攻め切れずに3着止まり。一方、同2位だった森定晃史は、その3日目に「連勝ゴール」を飾り、佐藤を逆転して1位でV戦ポールポジションを手にした。(※佐藤は2位で優出) その他、杉山裕也&中村泰平の愛知A1コンビに、1年半ぶりの当地参戦で予選5走で「4勝」を挙げた安東幸治もベスト6入り。なお、最終的に岡部大輝・三浦洋次朗が得点6位同率で並び、「2着本数」で上回った岡部が6位でV戦に滑り込んだ。 そして、春本番のポカポカ陽気となった最終日は終日、南寄りのホーム「追い風」がやや強めに吹いて、風と逆目の「下げ潮」とぶつかり続けた。そのため、全レースで安定板が装着された他、波が高くなった7R以降は周回も2周に短縮された。 迎えた優勝戦は、インの森定が頭一つ速い飛び出しから一気に先マイしたが、1Mを回り切った森定に対し即座に「Fコール」が鳴り響く大波乱に…。なお、1周ホームストレッチの時点で森定はFを認識しておらず、差した佐藤(2号艇)と、ツケ回った杉山(3号艇)が2・3番手を航走。 そして、続く2Mを回ったところで森定が戦線を離脱。その結果、佐藤・杉山の両者が繰り上がって、先頭に躍り出た佐藤が1着でゴール。杉山が2着に入線して、混戦の2Mを外マイした安東(4号艇)が3着に入った。 さて、予選ラストのイン戦をタッチS(0.00)で残した森定だったが、V戦はS勘を修正し切れずに「+0.06」のフライング…。ちなみに、残る5選手の内、4名が「ゼロ台」と言う「スリット合戦」となったが、勝った佐藤のSTも「0.03」と激烈だった。 その佐藤、「F退き」による「恵まれ」での優勝ながら、3日間の予選は地元唯一の「A1級」として、シリーズを力強く牽引。「3日目は完璧ではなかったけど、足自体は全部いい。(V戦は)ピンロク覚悟で優勝だけを狙いますよ!」と誰よりも気合が入っていた佐藤。しかし、最後はは自分を見失うことなく、江戸川における豊富な「経験値」も生きて、栄冠を手にした! ちなみに、佐藤の優勝は2021年12月の桐生以来、通算8回目。当地は同年9月の「報知新聞社杯」以来、3回目の美酒。「江戸川のおかげでA1級になれている」と言う佐藤は、当地における「常連中の常連」で、早くも今年4回目の参戦。思わぬポカもあるが、それを補って余りある「豪快戦」で、ファンのハートもガッチリ掴んでいる! 最後に「差しが苦手なわけではなく、捲りで勝つのが好きなだけ」と笑う佐藤は頑固一徹、「伸び型」に拘り抜き、「大佑ワールド」を構築。その結果、最近はG1戦の配分が増加するだけでなく、時折り記念でも得意の「捲り」を炸裂させている。東都きっての「個性派」は今後も自らの道を突き進むのみ。ツボに嵌れば上の舞台でも「大仕事」を成し遂げる可能性を秘めている!
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