12月4日 (水)
3支部ガチ対決シリーズin江戸川

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にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川

2023年6月12日〜2023年6月17日
優勝者:4409 坂元 浩仁(愛知)

6月17日(土)「にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。 優勝戦に1号艇で乗艇したのは江戸川6回目の優出となり、当地での初優勝を目指した坂元浩仁。予選を得点率2位(9.17)の成績で通過して準優勝戦(11R)の1号艇を確保。インからコンマ17のトップスタートを決めてしっかり押し切った。予選を首位で通過した西村拓也(9.67)が準優勝戦(12R)の1号艇から3着の成績だった為、坂元にV戦の1枠が巡って来た。 坂元が使用した15号機は伸び寄りのアシ。予選道中で4連勝もあったがその時には「正直成績程のアシはない」と渋めの評価だった。回転を止める方向で伸びを求めて、伸び足にはインパクトが付いてきたが出足・ターン回りは普通くらい。それでもしっかり優勝戦に駒を進めて伸び足中心のメンバーが揃ったファイナルとなった。 隣の井上忠政(2号艇)は節イチ級の伸び足持つ「52号機」で、4月末の現行エンジン初卸しの時から直線目立っていた機力を存分に発揮。準優勝戦(12R)で西村を捌いて優出。センター勢の平田健之佑(3号艇)と古結宏(4号艇)も伸び中心にバランス取れている舟足。平田はV戦前まで、準優勝戦を含む8走で着外なしの3勝・全3連対の安定した成績。古結は前操者・堀之内紀代子の名残りである伸びを活かした。予選トップ通過も準優勝戦(12R)で取りこぼした西村拓也(5号艇)は舟足に関してはずっと厳しいジャッジを下していたが、4日目のクランクシャフト交換が功を奏してアシ底上げ。板がなければ普通よりは上レベルまで持って来た。小野寺智洋(6号艇)は中間速に良さあって、ターンの出口も進む感じ。内から4人は伸び寄り、外から2人は出足寄りと言った並びになり、強い上げ潮・追い風の中、安定板を装着して優勝戦は行われた。 坂元(1号艇)がコンマ08のトップスタート決めて、センターの2人もやや覗く形に。しかしコンマ16(4番手)スタートの井上(2号艇)が伸び返して1周1Mはツケ回った。空いた内を捉えたのは古結(4号艇)でバックストレッチは坂元に迫り届くかと言うところまで入った。しかし坂元は1周2Mで古結を上手く包んでかわし、2周目に差しかかる前には独走状態でほぼ先頭を決めた。決まり手は「抜き」で古結の差しは坂元の懐に入っているジャッジだった。 次位以降は大激戦。1周2Mで坂元が抜け出してからはズラッと小野寺(6号艇)以外の4艇が並んだ。2周1Mを平田(3号艇)が上手く回り、2周目BSで直線伸びて2着優位になったかと思えば、最内走っていた古結が2周2Mでクルッと小回り。その古結を井上が差し返して3周目に差しかかる中間地点で伸び強烈52号機のパワー発揮。グングン伸び、3周1Mを苦しく先に回った西村(5号艇)を余裕持って古結同様に差し返し3周目のBSで次位優勢に。古結と平田が3周1Mの出口で縺れて平田は後退。古結と西村がラストターンマークでもまだ離れず3着競り。次位の井上も僅かなミスが命取り状態で何とか2着に入り、後ろは西村が5分の3艇身差で連下に。結果、3連単1-2-5の10.1倍(2番人気)で幕引きとなった。 坂元は通算で21V目、江戸川での嬉しい初優勝を決めた。通算で21Vながらも今回の江戸川で全国24場中15場を制した事に。あと優勝していない場は一桁の9場となり、ムラなくバランス良く優勝できている。次節の出場予定は6月27日から、びわこ「G2 第67回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」のグレードレース。その後の7月に斡旋が入っている2節はまだ未優勝の地、若松と尼崎と続く。今年初優勝を掴んだ勢いままに初Vの地を一つ、また一つと増やして行き24場制覇に近づいて行きたい。




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