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6代目江戸川番長決定戦 | 2023年6月22日〜2023年6月25日 |
優勝者:3716 石渡 鉄兵(東京)
6月25日(日)「6代目江戸川番長決定戦」(4日間開催・得点率制)の優勝戦が行われた。 やはりこの男がやってくれた。6回目の「江戸川番長決定戦」シリーズにして初登場となった江戸川の顔・石渡鉄兵が「6代目・江戸川番長」の称号を勝ち獲った。初日の「江戸川選抜」では1号艇を託された石渡だったが、3代目・5代目の「江戸川番長」の称号を持つ福来剛の強ツケマイに屈して2着。前半のレースも5枠から5着で初日は渋めの船出となってしまった。しかしそこからの巻き返しはさすが当地の顔。2日目には2枠の1回走り(5R)をお見事な差しハンドルで勝利。勝負駆けとなった予選最終日は大外戦を含む2走となり、予選突破へ望みを繋げる為に大事な前半レース(5R・6枠)は一番遠い所からブン回って2着を確保。意地で後半へと望みを繋げると、後半戦(9R・3枠)でも3コースから捲り差しを決めて得点率は8.20まで上昇。上位を走っていた選手達が転覆や帰郷、フライングによる賞典除外などで脱落して行った事もあり、結果的に石渡は優勝戦の3号艇までのし上がった。機力的には目立つ所なく普通と言った処だったが、しっかりと調整と整備を当てて来て、節が進むにつれて中堅上位クラスまではアシを底上げさせることに成功した。 そうして「6代目江戸川番長」の襲名をかけて臨んだ優勝戦では、「江戸川鉄兵」の異名を持つ石渡らしさが光るレースとなった。アシ色的には予選トップ通過の1号艇・長谷川雅和、石渡と得点率で並んだが、着順差で2号艇に座った幸田智裕、そして5号艇の橋本久和が展示航走から上位の気配。その3選手と比較すると石渡は4番手・5番手くらいの機力評価だった。しかし本番ではコンマ13・トップタイのスタートを決めると、スリットからグイッと出て行きツケマイ敢行。タイミング良く放った捲りは鮮やかに決まってそのまま先頭へ。割り差しで迫ってきた橋本を1周2Mで完全に振り切って勝利を確信させた。そのまま橋本が次位を追走して、後ろは3艇での競り合いとなったが回り足の気配がトップクラスに良かった幸田が3着を確保。結果3連単3-5-2(80.4倍・31番人気)で決着となり、石渡が「6代目江戸川番長」の称号を襲名して4日間の短期決戦は終幕となった。 石渡はこれで通算83回目、江戸川では24回目の優勝となり約3割が江戸川でのVと、また「江戸川の顔」としての地位を盤石なものにした。タイトルが「6代目江戸川番長決定戦」なら尚更でこれでまた一つ、当地の顔に似合いすぎる称号を手に入れた。石渡はこれから夏にかけて7月は児島でのSG「第28回オーシャンカップ」、8月に福岡でのSG「第69回ボートレースメモリアル」とSG戦を含めて斡旋が密に詰まっている。ハイレベルで厳しい戦い続いて行くが「江戸川鉄兵」が全国各場の水面でも鮮やかに駆け抜ける事を期待して応援したい。
6月25日(日)「6代目江戸川番長決定戦」(4日間開催・得点率制)の優勝戦が行われた。 やはりこの男がやってくれた。6回目の「江戸川番長決定戦」シリーズにして初登場となった江戸川の顔・石渡鉄兵が「6代目・江戸川番長」の称号を勝ち獲った。初日の「江戸川選抜」では1号艇を託された石渡だったが、3代目・5代目の「江戸川番長」の称号を持つ福来剛の強ツケマイに屈して2着。前半のレースも5枠から5着で初日は渋めの船出となってしまった。しかしそこからの巻き返しはさすが当地の顔。2日目には2枠の1回走り(5R)をお見事な差しハンドルで勝利。勝負駆けとなった予選最終日は大外戦を含む2走となり、予選突破へ望みを繋げる為に大事な前半レース(5R・6枠)は一番遠い所からブン回って2着を確保。意地で後半へと望みを繋げると、後半戦(9R・3枠)でも3コースから捲り差しを決めて得点率は8.20まで上昇。上位を走っていた選手達が転覆や帰郷、フライングによる賞典除外などで脱落して行った事もあり、結果的に石渡は優勝戦の3号艇までのし上がった。機力的には目立つ所なく普通と言った処だったが、しっかりと調整と整備を当てて来て、節が進むにつれて中堅上位クラスまではアシを底上げさせることに成功した。 そうして「6代目江戸川番長」の襲名をかけて臨んだ優勝戦では、「江戸川鉄兵」の異名を持つ石渡らしさが光るレースとなった。アシ色的には予選トップ通過の1号艇・長谷川雅和、石渡と得点率で並んだが、着順差で2号艇に座った幸田智裕、そして5号艇の橋本久和が展示航走から上位の気配。その3選手と比較すると石渡は4番手・5番手くらいの機力評価だった。しかし本番ではコンマ13・トップタイのスタートを決めると、スリットからグイッと出て行きツケマイ敢行。タイミング良く放った捲りは鮮やかに決まってそのまま先頭へ。割り差しで迫ってきた橋本を1周2Mで完全に振り切って勝利を確信させた。そのまま橋本が次位を追走して、後ろは3艇での競り合いとなったが回り足の気配がトップクラスに良かった幸田が3着を確保。結果3連単3-5-2(80.4倍・31番人気)で決着となり、石渡が「6代目江戸川番長」の称号を襲名して4日間の短期決戦は終幕となった。 石渡はこれで通算83回目、江戸川では24回目の優勝となり約3割が江戸川でのVと、また「江戸川の顔」としての地位を盤石なものにした。タイトルが「6代目江戸川番長決定戦」なら尚更でこれでまた一つ、当地の顔に似合いすぎる称号を手に入れた。石渡はこれから夏にかけて7月は児島でのSG「第28回オーシャンカップ」、8月に福岡でのSG「第69回ボートレースメモリアル」とSG戦を含めて斡旋が密に詰まっている。ハイレベルで厳しい戦い続いて行くが「江戸川鉄兵」が全国各場の水面でも鮮やかに駆け抜ける事を期待して応援したい。
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