12月22日 (日)

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GIIIマスターズリーグ第5戦

2024年9月12日〜2024年9月18日
優勝者:3876 中辻 崇人(福岡)

9月18日(水)「G3マスターズリーグ第5戦」(7日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。 開催初日から3日連続の途中中止・打ち切り、4日目は中止・順延で当初の予定より一日ずれたファイナル。計7日間開催となった今節は主に強い南風が吹き込み、安定板&周回短縮の2周戦は毎日どこかしらではマストだった。 江戸川らしさ全開となった水面は、選手の調整・本番レースを難しいものにしたが、その中でラストのポールポジションを掴んだのは中辻。今節は近況試みているチルトMAXの調整で臨み、「匠」な技法を見事に発揮した。 節間通してチルト2度で伸び足の気配はトップクラス。予選最終日は得点率首位突破を懸けた大外一走だったが、節イチクラスの直線と質の高いスタート力でトップSから捲り一気。勝負の場面でも心臓の強さを見せた。 予選の「記者選抜戦」で乗艇予定だったイン戦が流れた為に、準優勝戦が当節初の絶好枠。調整如何にするか注視されたが、チルトMAXを貫いた。伸び足に軸を置きつつ、起こしを安定させる為の調整もバッチリ。 ジカ隣の細川が握って、奇襲作戦を仕掛けて来たが慌てず騒がずのイン完封劇。難なくと優勝戦に駒を進めて1枠獲得。もうひとつの準優戦で遅れ差しから波乱呼び込んだ山下が2枠。その隣から広瀬→杢野→高橋→谷本の並びで6名が出揃った。 最終日は第1Rから安定板装着&2周戦だったが、潮の流れと風向きが上げ潮(約50cm)・南風(約6m)と同じ方向の優勝戦は3周戦に戻されて実施。内枠有利と言える水面状況で枠なり3対3からレーススタート。 ここでも抜群のスタートから、押し切りかと思われた中辻だったがまさかの6番手S(コンマ23)と後手を踏んだ。しかしここから抜群の「伸び」と「匠の腕」で先マイ敢行。他艇は捲り差し狙った高橋以外が差し回りの「差し合戦」に。 山下の差しとカドからトップS決めた杢野の3番差しがバックストレッチで中辻を詰めた。だが中辻も耐えて2M先手打ち、後続を突き放した。優勝へ逃げ態勢固めると焦点2着争いに。ホームストレッチでは杢野が優位な隊形をキープ。 しかし2周1Mで山下がスルスルっと杢野の内側に艇を潜り込ませると、2周目バックでは次位優位に山下が逆転。2周2Mで杢野も山下の懐狙ったが及ばず、そのまま着順は決して3周完走。結果1-2-4(11.3倍・3番人気)で期待に応えた中辻がVを飾った。 今年7つの優勝を掴んでいたVハンター・中辻の勢いは止まらず8つ目の栄冠、当地では6度目のタイトルを獲得。中止相次ぐ中、レース・調整と難しい節となったが淡々と、冷静沈着な精神力を感じさせた中辻。 これでベテランレーサー最高峰の戦い「PG1マスターズチャンピオン」の切符は手にした。ただ近年は特別タイトルには出場せず、出場権を持っていた鳴門での前回大会も欠場している。 しかし出場となるならば、その「手腕」と強靭な「精神力」で匠達と熾烈な戦いを演じる事は必至。参戦を楽しみにしつつ、今年の優勝回数も何処まで伸ばすか、Vハンターの今後から目が離せない。



12R  優勝戦    


選手名 タイム
1号艇
.23
逃 げ
2号艇
.17
3号艇
.13
4号艇
.09
5号艇
.06
6号艇
.16

中辻  崇人
1'55"8

山下  和彦
1'56"4

杢野  誓良
1'57"9

谷本  幸司
1'58"7

高橋  英之


広瀬  聖仁


払い戻し
2連勝単式

260円
3連勝単式
1,130円
2連勝複式

180円
3連勝複式
510円
備 考


払い戻し詳細 水面気象情報
単勝式 1
110円

天 候
くもり



波 高
15cm



複勝式
 
1
100円

風 向

2
140円

追い風



風 速
5m






2連勝単式
1-2
260円
1
気 温
29.0℃



水 温
28.0℃
2連勝複式
1=2
180円
1
流 速
50cm



水 位

3連勝単式
1-2-4
1,130円
3
満潮時刻




干潮時刻

3連勝複式
1=2=4
510円
3
返 還



 
拡大
2連勝複式

1=2
120円
1
1=4
240円
5
決まり手
2=4
200円
3
逃 げ






備 考