12月22日 (日)

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第25回日本財団会長杯

2024年12月15日〜2024年12月20日
優勝者:5166 仲道 大輔(愛知)

12月20日(金)「第25回日本財団会長杯」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。予選首位通過・照屋が準優で大敗となる大波乱により、V戦ポールポジションが巡って来たのは2位通過の仲道。こちらはトップスタートからキッチリと仕事を果たして、期待に応えて見せる順当決着。大波乱の立役者・和田、約8年振りの江戸川参戦ながら「地力」を示した青木がスローの並び。ダッシュ勢は通算1000勝を達成の松村に、森・村越とベテラン陣がファイナルに駒を進めて6人全員が今年初Vを目指す頂上決戦に。デビュー2度目のVを懸けて1号艇での初優出となった仲道。今節の仕上がりは強力な行き足に、躍動感あるターンを後押しする力強い回り足。「らしさ」ある伸び仕様とはまた違った味の足色とはなったが、しっかり整えて来た。昨年地元・常滑で掴んだ初優勝は大外からの豪快捲り。今回は絶好枠と言うプレッシャーかかる位置からの大一番。いつも通りの動き出来るかどうか?と一瞬よぎったが、愛知のホープには無用の心配だった。本番は下げ止まり・南風3m前後の水面コンディションでゴング。スタートの決めづらい状況ではあったが、インからコンマ02のトップタイミングで口火を切ったのは仲道。上記の足色を活かして、キレッキレのスタートを放った。しかし3号艇の青木が後手を踏んだスリット隊形。カドからジワリと伸ばした松村が締め込んで来たが、2コースから握った和田がこれに抵抗。混沌とした1Mも仲道が動じない先制ターンから、当地初Vへの先行態勢に入った。攻めた松村と握った和田は1Mともに外へ流れ、美味しい展開を捲り差したのは森。展示では目立たずの気配だったが、的確なハンドルで仲道の背後に。S遅れるも小回りで青木、大外から最内突いた村越でバックストレッチは接戦。青木・村越の3着競りかと思われたが、1M握った和田がバック直線でグイグイと伸ばして再浮上。1周2Mで前走る両者がやり合う隙にクルッと入って連下争いへ登壇。2周目に入る所では3者がほぼ横並びで僅差に。仲道→森とワンツーは固まっていたが、やはり「地力」を見せ付け3着へ抜け出して来たのは青木。ホームストレッチでは外に寄せられながらも、2周1Mでの一段上を行く強烈な旋回力。和田・村越をまとめて包み込んで一気に勝負を決めた。そこで上位3者の並びはほぼ決して、残り1周半をそのままゴール。結果は1-5-3(45.4倍・17番人気)、ゴールを切る瞬間に拳を突き上げて2度目の頂に立った仲道が主役を譲らずに閉幕となった。「大外一撃」で決めたデビュー初優出&初優勝から約1年半。当地も3年2ヵ月と間が空きながらも、絶好枠での初優出からタイトルを掴んで見せた愛知の若手出世頭。勝ちへの重圧かかる位置でも結果を残せる事を証明して見せた。25年前期からはA2級降格となってしまったが、再昇格へのリスタートはしっかり切れている。伸びだけじゃない、何処からでも勝てるレース技術・調整法を身につけて着実に昇る階段。将来の「東海エース」候補から今後も目が離せない。



12R  優勝戦    


選手名 タイム
1号艇
.02
逃 げ
2号艇
.06
3号艇
.15
4号艇
.08
5号艇
.09
6号艇
.11

仲道  大輔
1'52"0

森   貴洋
1'52"7

青木  玄太
1'54"5

和田  操拓
1'56"3

松村  康太


村越   篤


払い戻し
2連勝単式

1,760円
3連勝単式
4,540円
2連勝複式

1,630円
3連勝複式
920円
備 考


払い戻し詳細 水面気象情報
単勝式 1
100円

天 候
くもり



波 高
5cm



複勝式
 
1
150円

風 向

5
460円

追い風



風 速
3m






2連勝単式
1-5
1,760円
6
気 温
9.0℃



水 温
13.0℃
2連勝複式
1=5
1,630円
5
流 速
0cm



水 位

3連勝単式
1-5-3
4,540円
17
満潮時刻




干潮時刻

3連勝複式
1=3=5
920円
4
返 還



 
拡大
2連勝複式

1=5
400円
6
1=3
160円
1
決まり手
3=5
620円
10
逃 げ






備 考