優勝者：4095 福来　　剛（東京）

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8月22日（金）「第47回大江戸賞」（6日間開催・2準優制）の優勝戦が行われた。 地元の精鋭が揃った、毎年恒例のお盆開催・大江戸賞。初日は強風高波浪の為8R以降が中止打ち切りとなり、江戸川選抜は開催されなかったが、シリーズを牽引したのは地元の総大将・石渡鉄兵。初戦となった2日目は大外から2着入線。3日目からは怒涛の3連勝を決め迎えた準優もキッチリ逃げ切り。4連勝を飾り江戸川での強さを改めて魅せ付け、V戦ポールポジションを手に入れた。 注目の優勝戦は1号艇から石渡鉄・長田・大池・西舘・福来・寺本が乗艇。風速南5～6ｍ上げ潮40cmの追い潮・追い風の水面コンディション。当然、人気は大会連覇を狙う石渡鉄に集中もまさかの本番S遅れ。2コースの長田がジカ捲りを放つも、外から捲り差しをネジ込んで来たのは福来。1周2Mで追い縋る長田を振り切ってそのまま先頭譲らず。2着には長田、インで道中立て直した石渡は3着入線を果たし、舟券には貢献。3連単は5-2-1（178.0倍・37番人気）と波乱の決着で幕を閉じた。 優勝した福来はこれが今年初優勝、江戸川では9回目のV、通算では44Vとなった。この後は鳴門の一般戦、住之江のG1戦、大村一般戦、多摩川の周年記念、そして10月に当地で行われるG2「江戸川634杯　モーターボート大賞」の出場予定。前節の津一般戦では優勝戦Fに散ったが、足枷背負いながらのVは大きな成果。この勢いを保って目標に掲げる特別戦初制覇にも期待は膨らむばかりだ。