11月13日 (水)

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G3 オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP / 10月14日〜10月19日

節全体の展望・注目の選手

★荒波クイーンの称号を目指す!

 年末の大舞台へ向けて負けられない地元・藤原菜&遠征陣からは寺田がV争い筆頭格!




4627
藤 原  菜 希

4746
大豆生田   蒼

3435
寺 田  千 恵

4773
中 川  り な

4289
落 合  直 子

4240
今 井  裕 梨


※西岡成美選手(5056・徳島)は欠場となりました

※深川麻奈美選手(4447・福岡)は2日目帰郷となりました

※10月17日(木)に行う予定でした開催4日目は火災発生の為中止となりました
※今節の開催は施設内火災の為、4日目以降全レース中止・打ち切りとなりました

10月14日(月)から「G3 オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP」が6日間・2準優制で開幕する。

シリーズの軸を担う事が期待される主力6名による争い、初日メインカード「江戸川選抜」には1号艇から藤原菜希大豆生田蒼寺田千恵中川りな落合直子今井裕梨の順でA1級3名・A2級3名が乗艇。

以上の6名で当地V実績持つのは藤原菜・寺田・中川の3選手がそれぞれ1Vずつ。なかでも9月に「男女W優勝戦」で水面初Vを成し遂げた藤原菜がひとつ上を行く勢いがある。その節では機のポテンシャルを引き出し良質な行き足を備えた。

持ち前のスタート力を発揮出来る特長に仕上げ、9走中7本がトップタイミングでのS。準優勝戦・優勝戦も1号艇から0台トップSを決め大時計との呼吸はバッチリだった。当節メインカードでも鋭い快速攻からの白星発進に期待だ。

遠征陣からは出場予定メンバーでトップの当地通算勝率を残す寺田が対抗格だろう。女子レーサーによる年末の大舞台「PG1 クイーンズクライマックス」(蒲郡)の締め切りも近くなってきているが、落とせない戦い続くのが前述の藤原菜と寺田。

女子獲得賞金上位12名の椅子を懸けて現状は藤原菜が8位、寺田はボーダー上の12位に。5位・守屋美穂がSG準優勝戦(第51回ボートレースオールスター)でのフライング事故による罰則で出場資格剥奪の為、ランク的にはひとつずつ繰り上がる。

しかし、ボーダー下からの追い上げは熾烈で獲得賞金差は一切気の抜けない状況。このヒリつく状況の中ではあるが、優勝賞金120万円の上乗せと荒波クイーンの称号獲得を目指して両者がシリーズ引っ張って行く。

水面好相性の選手に目を向けると寺田に続く2位の当地通算勝率残す深川麻奈美、唯一の当地2V実績持つ地元の清水沙樹。ともに7月「第13回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」で優出果たし、波風恐れない豪快な走りは目を引く。

藤原菜・清水に続き水面利す地元陣営は、前年同大会で優出の黒澤めぐみ・当地1V実績ある西舘果里、「男女W優勝戦」でファイナルまで駒を進めた中澤宏奈富樫麗加も復帰後は2節当地を走っているがブランク感じさせず悪くない印象。

遠征組では初日選抜乗艇の落合が前述のPG1戦に向けて、現状18位からジャンプアップ目指す大事な一節。5年前だが水面V経験ある土屋千明も、来期適用勝率は7点オーバーと快調なペース。久々の特殊水面も勢いままに乗りこなし女王争い食い込むか。



(※出場予定選手・データは全て9月29日時点)

開催日別 展望
10月14日(月)

初 日
★機威張れずも…快S武器に藤原菜!大時計とのシンクロで選抜制す!

初日「江戸川選抜」はスロー枠にA1級・3名、ダッシュ枠にA2級・3名で火花を散らすメインカード。シリーズ引っ張る地元・藤原菜が1号艇を託されたが、相棒・65号は機歴的に威張れる様な特色持たないエンジンで微妙な位置。

9月に江戸川初Vを成し遂げた節では女子レーサー随一のスタート力を発揮。機の特長が行き足にあったこともあり、決まりに決まったSだが当節ではどうか…。前回は9走中7本でトップS。今節も大時計とのシンクロでまずはメイン戦押し切りたい。

抜けた機のいない選抜6人の中で、分のある印象で言えば寺田(17号)と中川(18号)。上位級まで行かずも中堅〜中上で、合っている時の雰囲気は悪くない力感。波乱あるならば、この中枠両者(寺田3号艇・中川4号艇)の攻め手次第という処。

輝きを取り戻しつつあるエース機・23号は津田が獲得。「ルーキーシリーズ」でV機となってから2節ぶりの登場だが、今節も秘めたる機力何処まで見せるか、ひとつ大きく楽しみな存在となる。

他予選組にもパワー機がズラッと登場。最ベテラン田村の61号を筆頭に、51号・池田、21号・樋口、34号・西舘、56号・森下、12号の植木とツブ揃いである良機たちの快進撃も期待。