開幕戦は地元・寺島のイン逃げで順当決着から始まったが、「捲り差し」以外の決まり手が全て飛び出し江戸川らしさ全開だった初日。７レースからは安定板装着となるも開幕を獲った寺島が後半戦も５コースから捲りを炸裂させ連勝発進。

唯一の連勝発進は地元勢から出たが、当地の総大将・石渡は前半戦５枠から４着と手痛い着外。それでも、エース機・２３号と巻き返しに向けて臨んだ「江戸川選抜」のイン戦はしっかりと期待に応えてみせた。

機を思うとまだまだ出る余地残しており、ここから江戸川のスペシャリストとしての調整手腕に期待が懸かる。２日目の１回走りは「記者選抜戦」（１２Ｒ）に乗艇予定。連日メインでの戦いとなるがたっぷりある時間の中で調整と試運転の試行錯誤を繰り返し、エース機の底力を引き出してくれるだろう。

初日直線系で目立ったのは下河・金田。ダッシュ枠となれば伸び仕様に振る金田だが２日目のメイン戦（１２Ｒ）で５枠。ハマったら石渡含む内艇を一気に飲み込んでしまう場面もあるか。他は特訓から機力感じさせる２０号・佐々木。パンチの利いたスリットで初日も惜しい場面あったが、２日目はカド戦１走（４Ｒ）で連勝中の寺島と直接対決となりこちらも楽しみ。

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