【優勝】作間 章(3966・千葉)5月26日に行なわれた「第38回スポーツニッポン杯」の優勝戦は、まずカドから西村拓也がコンマ03の最速スタートで捲って仕掛けるも、1Mで飛び気味にターン。そこを大外の妹尾忠幸が捲り差しにかかるという大波乱の展開になりかけた。だが、インから巧みに立て直した作間章がバック直線で最内届いて2M先取りに成功。そのまま先頭をキープし、1番人気に応えた。2着は、2Mで差した西村が妹尾を抑え切って入線。優勝を飾った作間は、これが江戸川で通算6度目の優勝。1月の当地(新春金盃)は準優勝で、今年に入ってからは初優勝だったが、7月に行なわれる当地58周年にも参戦が決まっており、GI戦に向けて弾みをつけた。また、1年間使用してきたエンジンもこれが最後のご奉公だったが、作間を優勝に導いて“有終の美”を飾った「56号機」は、これが通算で5回目の優勝。師匠の石渡鉄兵が昨年の57周年で美酒を浴びたエンジンで、その弟子の作間も優勝。これで師匠にも嬉しい報告ができるだろう。 |