【優勝】関 浩哉(4851・群馬)3月19日(火)「第23回関東日刊紙ボートレース記者クラブ杯」(4日間開催・得点率制)の優勝戦が行われた。 潮目と風に阻まれ、予選は途中で打ち切られた事で、開催3日目終了時点の得点率上位が優勝戦へと進んだ。1枠に座ったのは全戦全勝を継続していた関。強力な出足活かして着獲りを重ねた松井が2枠に。渡邉と上之が得点率で並んでいたが、1着回数が多い渡邉が3枠、上之が4枠となった。流石の腕で大敗なく予選を進めた上平は5枠へ。早々に機の力を引き出した地元・内山が6枠。短期決戦の中、更に予選が途中で打ち切りとなったこともあり、V戦メンバーの支部はバラエティに富んだ形となった。 最終日は非常に穏やかな水面状況でスタートしたが、終盤に近づくにつれ、風が吹き始め9Rからは安定板装着、10Rからは周回を短縮しての競走となった。関がインからトップスタート(.06)を決めて1Mへ一直線に飛び出すも、ゼロ台S(.08)の2号艇松井もスリット後に伸びて行きジカ捲りを敢行。渡邉・上平は握り、上之・内山は差しに構えて1Mの攻防。関がしっかりと松井を抑えて1Mを旋回。松井はそのまま関を追走。松井に続いて握った渡邉と上平は先を阻まれる形に、空いた内を上之と内山が差してバックストレッチへ抜けて行く。一番に1M抜け出した関がそのまま後続と間を空けて、2Mを悠々と回り完全Vへ独走。2着は攻めた松井が確保した。3着争いは、内を抜けた上之と内山で縺れたがベテランの腕と地の利を持つ内山へ軍配が上がった。 結果1-2-6(39.1倍・14番人気)で4日間の本シリーズは幕を閉じた。 大村での第5回BBCトーナメントに続き、今年に入り2度目の優勝。ややイレギュラーな予選ではあったものの、完全優勝&当地初Vを達成ということで、記憶に残るシリーズになったのではないだろうか。次節からはG1戦線への参加が決まっており、5月には多摩川での第51回ボートレースオールスターも控えている。近況の好調を維持して、大舞台での更なる活躍へ向け闘志を練り上げる! |