【優勝】木村光宏(3568・香川)最近の江戸川では1号艇の優勝が多く、目下“6場所連続”でインがVを飾っていたが、やはり今シリーズも優勝したのは白い勝負服だった。得点率トップの座を守り抜き、優勝戦の1号艇を手にした木村光宏が、キッチリとスタートを決めて先マイ。そのまま逃げ切り、自己通算「52回目」のVを達成した。 優勝戦は安定板が装着される水面だったが、波風を苦にしない木村は、インから「コンマ18」のスタートで他を寄せ付けなかった。2着争いは、一番差しの2号艇・福来剛がバック続いたが、握って回った5号艇の大平誉史明が2Mで最内を差してホームでよく伸び、2周1Mで逆転して2位へ浮上。福来は奥平拓也(3号艇)との3着争いには何とか競り勝った。
さて、木村は今年4度目のVとなったが、「今年は一度もSGに出場できなかったのが悔しい。来年の総理杯の権利が欲しい!」と、前検日から相当気合いが入っていた。この後は、戸田→三国での一般戦の斡旋が入っており、さらに優勝を重ねて、悲願のSG戦復帰を目指す。 |