【優勝】平尾崇典(3822・岡山)12月19日(木)に行なわれた「第13回日刊ゲンダイ杯」の優勝戦は、平尾崇典がインから逃げ切って、今年「5回目」の優勝を飾った。レースは、3コースの重野哲之がトップスタート(コンマ08)からやや覗いて果敢に捲り差しを狙ったが入り切れず…。インから先マイを果たした平尾が、危なげのないターンで押し切った。 激しかったのは2着争い。重野は2号艇の谷村一哉と接触気味で1Mもたつき、握った4号艇の玄馬徹と最内を差した6号艇の乙藤智史に、差した5号艇の中野次郎も絡む3者による大混戦となった。その後、2周1Mで玄馬が中野を抑えつつ、乙藤を差す"巧旋回"を披露して、2着をモギ取った。
さて、優勝した平尾は当地エース機(65号)の威力を存分に発揮して、予選道中は6戦して「4勝&2着2回」というオール連対の走り。改めて"江戸川巧者"ぶりを見せつけたが、これが自己通算「60回目」の区切りのいい優勝ともなった。 今年は、賞金王シリーズにも出場できなかったが、11月に入って戸田&桐生で立て続けに優勝して、今回も当地で圧倒的な強さ。完全に復調してきた平尾の更なる飛躍を大いに期待したいところだ。 |