【優勝】坂口 周(3984・三重)6月7日に行なわれた「第12回JLC杯」の優勝戦。勝ったのは5号艇の坂口周だった。8戦7勝でシリーズを引っ張った平尾崇典が圧倒的な人気を集めるも、レースではインから「コンマ31」と痛恨の立ち遅れ。カドから「コンマ17」のスタートを決めた大池佑来に対して、平尾は内から伸び返して抵抗したが、1Mはやや膨れる形に…。その競った両者の内を坂口と6号艇の武田光史が差し、バックは内から武田・坂口・平尾の3者が並走状態。続く2Mをしっかりと先取りした坂口が、そのまま先頭を守ってゴール!そして、混戦となった2Mで(4番手追走から)割って入った桑島和宏が2着。人気の平尾は3着が精一杯だった。これが通算33Vとなった坂口は、江戸川4度目の優出にして嬉しい当地初優勝。前日の段階では「4枠よりも5枠の方がいい」と話していた坂口。まさに理想の枠から、理想のレース展開での当地初制覇だった。また、6着に敗れはしたが、カドからの好スタートでレースを作った大池佑来も、前・地元スター候補として見せ場タップリのレースを披露。この走りなら、次回の参戦も大いに楽しみだ。一方、人気を集めながら3着に敗れた平尾は、来月(7/4~)の当地周年記念がリベンジの舞台となる。 |