【優勝】三角哲男(3256・千葉)「第37回東京中日スポーツ杯」は、予選道中をオール2連対でまとめて優勝戦のポールポジションを手にした三角哲男が、圧倒的な1番人気に応えて快勝。デビュー通算71回目、江戸川では5回目の優勝を飾った。
レースでは1~4号艇が“0台”のスタートを決めたが、その中でも三角が「コンマ05」のトップタイミングでスリットを通過。となれば、あとは1Mを先マイして押し切るだけ。インからまさに“横綱相撲”と呼ぶにふさわしいレース運びで圧勝劇を披露した。
一方の後続争いは、3コースから握って回った寺本昇平が、差した2号艇の郷原章平と5号艇の鈴木茂正と2Mで捌いて2着を確保。3着には岡本慎治の追撃を振り切った郷原が入線し、スロー勢の3人が上位を独占という結果になった。
前々節の常滑では7戦オール2連対で準V、前節の福岡では10戦全勝の“完全V”を達成して今節を迎えた三角。江戸川でもその勢いは衰えず、終わってみればオール2連対記録を「26」に伸ばしてシリーズを締めくくった。夏場は調子をやや落としていたが、秋に入ってからはこれで5連続優出、うちVは3回と完全に復調モード。次節以降、どこまで2連対記録を伸ばせるかにも注目が集まるとともに、今年はこれで5度目のV。来春の「総理大臣杯」の権利もグッと引き寄せる優勝となった。 |