【優勝】石渡鉄兵(3716・東京)1月7日(水)「第44回新春金盃だるま家カップスタ展10時10分!」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。
ほぼ地元勢で争う正月戦の幕開けはエース機・69号を引いた石渡翔の万舟決着からスタート。予選道中は水面勝手知るメンバーが激しいマッチアップを繰り広げて見応え抜群のレース続きだったが、6戦4勝・オール2連対で江戸川大将の貫録を示した石渡鉄が堂々の予選トップ通過。
初日選抜ではイン惜敗も、当節2度目となった絶好枠の準優ではコンマ08・トップスタート。真横に並んだ息子・翔一郎がいた事もあってか気合マシマシの仕掛けからV戦ポールポジションを掴み獲った。ファイナルの並びはV戦前までで節間6勝の前沢をジカ隣に渡邉→栗城→石渡翔→田邉の順でベスト6進出。
石渡鉄は相棒・66号機に勝率以上の手応えを得ていた当節。元々伸び寄りに特長あった一基が当地プロの手にかかり、その他の部分でも良さ出た機力は素性以上のモノに。技機不足ない石渡鉄が挑むファイナルの時間帯は上げ潮約30cm、北風約3mで波高は5cmと最終日の中では一番波立つ水面でスタート。
トップタイミングを放ったのは今節2度の親子直接対決に敗れている息子・翔一郎。コンマ11と直近の「京葉賞」で勇み足があった事を忘れさせる気合の仕掛け。ただ父・鉄兵もコンマ13のS、石渡親子の間3艇もコンマ10台前半と仕掛け遅れはなく。スリット後グイッと出て先マイ放った石渡鉄がバック先頭へ躍り出た。
「金盃」10度目のV態勢へと入った石渡鉄の後続は差した前沢、石渡翔に飲まれる訳には行かないと思い切って握った栗城で次位争い。バックで栗城を捕えた前沢は1周2Mで先手。後ろから突っ込んで来る渡邉・田邉を待っての差しになった栗城は3着争いとなり、2周目差し掛かる所で田邉と並走状態に。
2周1Mで外を回り流れ気味となった田邉の内でしっかりブイ際回った栗城。内からは再度渡邉が艇間詰めて来たが、慌てず騒がずのターンで連下はキッチリと確保。田邉も3周1Mまで栗城になんとか喰らい付こうと圧力掛ける姿勢見せたが及ばず。上位は決して1-2-4(8.8倍・2番人気)と圧倒的な人気に応えた石渡鉄Vで閉幕となった。
これで江戸川では通算27度目のV。内10Vが「金盃」制してのモノと地元大将としての強さ見せた石渡鉄。昨年は当地で初となる「G2」タイトルを手にして一般戦~G1戦までの「江戸川グランドスラム」を達成。前検日に今年の目標を聞いた際は「去年(25年)の成績を超えられるように粘り強く頑張る」と語ってくれたが、新年一発目として最高のスタートを切った。
そして2月にはいよいよ「G1 江戸川大賞 開設70周年記念」が開催。当然シリーズ主役として期待されるビックレースには、前人未到となる江戸川G1タイトル4Vを先に越された湯川浩司も参戦。艇界屈指の波巧者として君臨し続ける「江戸川鉄兵」がまずは湯川に追い付くべく、来月も熱い波乗りを魅せてくれるだろう。 |