【優勝】加藤政彦(4598・東京)2月23日(金)「第42回東京スポーツ杯」(4日間開催・得点率制)の優勝戦が行われた。 短期決戦に加えアクシデントもあった予選は熾烈を極めた。オール3連対の加藤が予選トップで優勝戦の1枠へ座った。2日目時点で得点率トップに立った山本寛は3位での予選突破。前者の他に、伸びを活かした走りで得点を稼ぎ予選2位の酒見。大敗なく着を纏めた大谷が4位で通過。機が劣勢で予選では苦戦強いられたが技術でカバーし5位に着けた佐々木。23号機の力を引き出し着獲り重ねた6位の砂長らが優勝戦へ進出。 最終日はあいにくの雨模様で、6Rからは安定板装着での競走となった。進入は123/456。大外の砂長がやや覗いたスリット(.16)となったが、1号艇加藤もS踏ん張り(.19)1Mを先制した。山本寛は握り、酒見は差しての1Mの攻防。佐々木も飛び出した砂長を受け止め、捲り差しを敢行した。包まれた大谷、引いて内を突いた砂長は遅れをとる形となった。先制決めた加藤がバックストレッチを優勝へ向けて独走。2・3着争いは酒見・山本寛・佐々木で混戦状態で進み、2周2Mで酒見を捌いた佐々木が2着へ躍り出るも、粘りの走りで食らいついた山本寛が最終周回の2Mで佐々木の懐を突いて逆転2着。 結果1-3-5(13.2倍・3番人気)で4日間の本シリーズは幕を閉じた。 今回、そして直近2023年11月の優勝もこの江戸川で掴んだ加藤。2月は江戸川・鳴門で連続優出もどちらも2着と悔しい結果が続いていた。今度こそはと意気込んだ地元水面でリベンジV果たし、江戸川100勝目も達成。当地巧者の名を更に高めることだろう。今後も魅力ある走りを披露して江戸川のファンを熱くさせてくれるはずだ! |