【優勝】垂水悠(5199・徳島)1月15日(木)「第49回報知新聞社杯」(3日間開催・得点率制)の優勝戦が行われた。
中止順延が重なり、3日間開催となった今節。優勝戦には内から垂水・妻鳥・橋本・酒見・井手・南と伏兵勢が揃った。
スロー勢3者が自身初優勝を懸けて、ダッシュ勢3者はそれを阻止する構図となった優勝戦。
インに座った垂水は前節「第44回新春金盃だるま家カップスタ展10時10分!」で石渡鉄兵が優勝を決めた66号を獲得。全てのレースで安定板が装着されたが、機力を余すことなく受け継ぎ序盤からターン回りを中心に抜群の足色を披露。その機力を維持し、優勝戦へ挑んだ。
気温10度・風速7M・安定板装着のコンディションで優勝戦が行われた。特訓・展示と変わらずの好気配を醸していた垂水。だが、妻鳥・橋本も自身初Vを懸けて、4枠酒見も過去3度の優勝は全て4コースからの捲りと、ここ一番での伸びは目を見張る物があり一筋縄では行かない雰囲気の中、始まった。
2枠の妻鳥がスタートで大きく遅れ、壁なしの苦しい状況に。そこへ橋本が内を叩いての強ツケマイで先頭へ浮上。完全に飲み込まれてしまった垂水は、遅れ差しの妻鳥・最内を切り込んだ井手にも先頭を許し、1周目バックストレッチでは4~5番手の位置へ。
2Mは先手の橋本に、全速戦で挑む井手。差しハンドルから一気に3番手まで浮上した垂水で続く形に。先頭争いは差が縮まったが、2周1Mも冷静な先マイから橋本が先頭を死守。膨れた井手を冷静に捌く垂水だが、前とは約3艇身の差が。ここで勝負あり、と思ったが…。
2周2M。油断からか、ブイに寄り過ぎハンドルを切り直す橋本。そこを垂水が逃さなかった。鋭角に差しを入れた垂水がホームストレッチで完全に艇を並べ、3周1Mでは差させず・捲らせずの旋回で逆転に成功。2周目では約3艇身差を付けられていた垂水だが、3周目には自らが差をつける形となった。
最終ターンマークも垂水は冷静だった。しっかりと後続の位置を確認し、慎重に旋回。そのままゴール線を通過し結果は1-3-5(28.1倍・9番人気)の決着で幕を閉じた。
初出走は21年5月の鳴門。そこから約4年8ヶ月で嬉しい初優勝を決めた。
垂水の次節は地元・鳴門での「第69回四国地区選手権競走」。自身初のG1参戦となるが、ここでの優勝はメンタル面でもかなり大きい。勢いをそのままに、記念でも結果を残して欲しい。 |