【優勝】福島勇樹(4083・東京)3月20日(金)「新小岩ホルモン平田杯」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。
飛び抜けた目玉クラスはいないがA1級が10名参戦して層の厚い戦いだった当節。フタを開けてみれば期待通りに勝ち進めた上位陣がファイナルを占める事になり、オールA1での最終決戦に。V戦ポールポジションを掴み獲ったのは、予選2位通過の中田元泰。セミファイナルで逃げ敢行し、予選首位通過の北山康介が3着に後退した事でその座が巡った。
初卸しから長らく上位の一角として活躍する48号機は現状トップレベルの立ち位置。中田自身の口からも節イチ評価の談話が聞こえて来て、自他ともに認める仕上がりだった。ファイナルに勝ち進めたのは準優で北山を捌き2枠の佐藤大介から福島勇樹→吉川貴仁→北山康介→岡祐臣の並び。
当然期待されたのはトップ機駆る中田の当地2V目だったが、江戸川初Vを狙うあの男が襲い掛かった。約4年以上振りの江戸川参戦ながらも、地元主軸の一人としてファイナル3号艇の位置まで漕ぎ付けた福島勇樹だ。上位機のひとつ・55号機を味方に予選は6戦3勝で3位通過、2号艇だった準優は2M見事な捌きで次位確保とブランクを感じさせず。
優勝戦の時間帯は上げ潮が流速約・70cm、北東の風が約2m。潮風軽くぶつかったが波高5cmと準優とは打って変わり穏やかな水面で安定板装着なしの3周戦。スタートはコンマ19の北山がトップタイミングと全体的に遅いモノだったが、福島はコンマ20の2番手発進。スリット後にスーッと出て行くとそのまま軽快なツケマイ敢行。
あっという間にバック先頭へと躍り出ると独走態勢に入った。後続は引き波にハマりかけて若干1M振り込み気味も耐えた中田と、巧く小回りした佐藤。その両者の間を割った吉川で3者の次位争いかと思われたが、BS中間過ぎ位で吉川が失速。その間にスルスルと内を差し上がった佐藤が中田を牽制しつつの1周2M。
佐藤が中田を張る隙を突いて、小回りから顔を出した岡も連下争い参戦。佐藤が次位優位に抜け出すと、中田と岡が2周目HSで並走状態。2周1Mは内から先手獲った岡だったがややモタつき、その懐を差し込んだ中田が前へ。バック中間過ぎ辺りでエンスト状態だった吉川を回避するためにここで競り合いは終了。
そのまま福島を先頭に佐藤→中田と3周ゴールラインを通過して、結果3-2-1(105.7倍・31番人気)と福島の江戸川初Vは波乱の万舟決着で幕を閉じた。昨年8月の戸田以来、通算では43回目となる今年初Vを掴み獲った福島。26年後期成績の締め切りへ向けて、適用勝率は22年以来の7点台を射程圏内に収めるペースと快調。審査締め切りの4月30日まで残す3節の一般戦でも、勢いと波に乗った流れままにV争いの最前線張る活躍に期待したい。 |